タオルって使っていくうちに硬くてゴワゴワになりませんか?
ふわふわのタオルにしようと思って、柔軟剤を使って洗濯しても思っていたよりふわふわにならないのよね。
実は、柔軟剤を使うことで、返ってタオルをゴワつかせてしまうことがあるんです。
柔軟剤はタオルをゴワゴワにするだけではなく、吸水性を低下させてしまうことがあります。
しかし、柔軟剤も正しく使えばタオルをふわふわに仕上げることができます!
柔軟剤の正しい使い方と言われると、難しそうな気もしますが、きちっと計量して洗濯するだけです!
この記事でおすすめしている柔軟剤を正しく使い、洗濯や干し方のコツを掴むと、タオルをふわふわに仕上げたり、吸水性を取り戻したりすることができます!
タオルをふわふわに仕上げたいあなたは、ぜひ最後まで読んで見てください!
タオルに柔軟剤がおすすめ!使い方とメリットを知ろう
衣類やタオルをふわふわに仕上げてくれる柔軟剤は、正しい使い方とメリットを知ることで、より効果を得ることができます!
柔軟剤と言っても、香りの種類や強さ、肌への優しさ、消臭効果や吸水性など様々な種類のものが存在しています。
種類が豊富な柔軟剤ですが、正しい使い方を知り、使用目的に合ったものを選んで満足した洗濯の仕上がりを得たいですよね♪
まずは、それぞれの特徴別におすすめの柔軟剤を紹介していきます!
目的やライフスタイルに合った柔軟剤の選び方♪
柔軟剤と言っても、「香り」「肌触り」「消臭・防臭」などそれぞれに得意とする特徴があります。
あなたが柔軟剤を使うとき、どのような効果を1番に期待するのかで選ぶ柔軟剤の種類が変わってくると思います。
あなたの目的やライフスタイルに合った柔軟剤を見つけましょう♪
①香りで選ぼう
ほんのり香る柔軟剤の香りを、香水の代わりに身に纏ったり、部屋干しする時に部屋の中がいい香りに包まれたりと、好きな香りの柔軟剤を使うのもおすすめです。
香りにはそれぞれ好みがあるので、香りの系統から好きな香りを見つけましょう。
香りの種類 | 特徴 |
---|---|
フローラル系 | バラやジャスミンなど、花由来の香りで、女性的で華やかなものが多い。 |
シトラス系 | 柑橘由来の香りで、女性よりも男性の汗臭などと相性がよく、爽やかなテイストを演出する。 |
フルーティー系 | アップルやピーチなど甘酸っぱいようなフルーツの香りで、瑞々しく元気な印象。 |
ハーブ系 | 落ち着くようなリラックス系の花の香りが多く、優しげな雰囲気を演出できる。 |
エキゾチック系 | ムスクやサンダルウッドなどの香水のような重厚な香りで、男女ともに使える大人の香り。 |
グリーン系 | 森林浴をイメージさせる、夏向けの爽やかでスッキリした香り。 |
無香料 | − |
好きな香りを選ぶこともいいですが、家族のいる場合は、男女関係なく使える香りや、子どもがいる場合はナチュラルな香りを選ぶことをおすすめします。
中には、強い香りで気分が悪くなってしまう場合もあるので、そんな時は無香料の柔軟剤がおすすめです。
香り重視で柔軟剤を選びたいあなたは、ぜひこちらの記事も参考にしてみてください♪
②消臭・防臭効果で選ぼう
洗濯しても、なんだか嫌な臭いが残ってしまうことありませんか?
最近の柔軟剤には、抗菌・消臭(防臭)効果がついているものが多いです。
菌の増殖を抑えて悪臭を防ぐもの、雑菌の酵素の働きを妨げるもの、消臭成分に特徴のあるものなど、消臭・防臭の仕組みは各メーカーで様々です。
洗い上がりだけではなく、消臭効果が続くものも多いので、汗をかく時期やスポーツをする場合など、あるとありがたい効果ですね!
また、洗濯物についた嫌な臭いをしっかりと取りたいあなたは、こちらの記事も参考にしてみてください!
③肌触りで選ぼう
柔軟剤は衣類をふんわりと仕上げる効果が本来の役割です。
特にタオルは、「ふんわり=倒れていたパイルが立ち上げる」ということなので、立ち上がりがいいほど繊維に空気の通り道ができ乾きも良くなります!
何より、ふわふわ触感のタオルは、使っていてとても心地いいですよね!
敏感肌の人や赤ちゃんがいる家庭では、柔軟剤が原因で肌がかぶれてしまうことがあります。
その場合は、無添加のものやナチュラル成分の優しいものを使うことをおすすめします。
正しく使って柔軟剤の効果を最大限に発揮させよう!
柔軟剤の効果を最大限に得るためには、正しく使っていくことが大切です!!
柔軟剤は洗濯を開始する前に「柔軟剤自動投入口に入れる」が正しい使い方ですが、実際に正しく使えている人が少ないと調査結果があります。
柔軟剤の正しい使い方を洗い方別に紹介します。
ポイントは、洗剤と柔軟剤を同時に使用しないということです!
使う種類によっては、洗剤と柔軟剤のそれぞれの効果で、お互いの効果を打ち消しあってしまうこともあります。
もう1つのポイントは、タオルが硬くなってきたら、柔軟剤を洗濯10回に1回ほど使用することです。
後ほど解説しますが、柔軟剤の使いすぎはタオルを返って硬くしてしまいます。
10回に1回ほどの使用が、柔軟剤の良さを活かしタオルを柔らかくふわふわに仕上げます!
ポイントをしっかり抑えて、効果を十分に発揮させましょう♪
柔軟剤を使うことで期待できる5つのメリット
柔軟剤には、衣類の仕上がりをよくするだけではなく、他にも静電気を防ぐなどの効果を期待することができます。
「香り」や「肌触り」に注目しがちですが、他にも衣類の質を保つための効果があることに驚きました。
柔軟剤を使うと、特に柔らかい生地では脱水後の水切れが良くなる効果が期待できます。
洗いあがった洗濯物を干すときに、含んでいる水分量が少なくなるほど、乾燥時間を短縮することができるのです♪
タオルに柔軟剤はふわふわにならない!?洗濯のコツ!
柔軟剤には衣類をふわふわに仕上げる効果があるので、当然、タオルもふわふわに仕上げてくれると思いますよね。
しかし、タオルの洗濯に柔軟剤を使うと、タオルがゴワゴワと硬くなってしまうことがあるのです。
柔軟剤とタオルの関係や、正しい洗濯の方法、タオルをふわふわに仕上げてくれる柔軟剤のおすすめを紹介していきます。
柔軟剤を使ってもタオルがゴワゴワで硬くなる!?
ふわふわの仕上がりを期待して柔軟剤を使ったのに、「タオルがふわふわにならない」なんてことを経験したことはありませんか?
柔軟剤は、主成分である界面活性剤の働きによって、繊維1本1本を油膜でコーティングし、繊維の滑りが良くなることで、洗濯物をふんわり仕上げることができるのです。
この油膜が洗濯で落とし切れずにタオルの繊維に残ってしまうと、油膜の蓄積によってタオルを硬くゴワつかせてしまいます。
柔軟剤の使いすぎは、繊維に油膜が残りやすく、逆にタオルをゴワつかせてしまうのです。
柔軟剤を使うときは、洗濯物(タオル)の量に対して適正な量を使うことと、柔軟剤を使う頻度に気をつければ、タオルをふわふわに洗い上げることができます。
タオルがゴワつく理由は柔軟剤以外にも4つある
タオルの表面を見て見ると、細かいループ状のパイルと呼ばれるものがあり、タオルがふわふわするのは、このパイルの存在のおかげです。
柔軟剤以外にも、洗濯や干し方などにタオルをゴワゴワに硬くしてしまう要因があります。
ここでは4つ要因を紹介します。
1、洗濯物を詰め込みすぎて洗濯している
洗濯機に衣類やタオルを多く詰め込むと、十分な水量で洗濯することができません。
水量が足りないことで、他の衣類と摩擦が起き、タオルのパイル地が傷ついてしまいます。
また、洗剤や柔軟剤を洗い流し切ることができず、パイルに残ってしまうと、タオルのゴワつきを引き起こします。
洗濯物の量は、洗濯機の容量に対して7割くらいがしっかり洗うことができていいわ!
2、洗剤を多く入れすぎている
「しっかり洗いたい」というような思いから、洗剤を多く入れていることはありませんか?
実は、洗剤の入れすぎは、繊維に洗剤の成分が残ってしまい、タオルのゴワつきを返って悪化させてしまいます。
面倒くさがり屋の私は、普段の洗濯時に「だいたいこのくらい」と目分量で洗剤を入れてしまっているので、この事実を知り反省しました。
3、正しく乾燥できていない
洗濯直後のタオルは、パイルが潰れてぺたんこになっています。
その状態のまま干しても、パイルが立ち上がることはないので、ふわふわにならず、ゴワつきの原因になります。
また、長時間の天日干しは、乾燥しすぎで生地が硬くなったり、紫外線が繊維を痛めてしまったりします。
ぽかぽかの日光で乾かした洗濯物はふわふわになるイメージだったのですが、返って繊維を痛めてしまうこともあるということに驚きました。
4、同じタオルを使い続けている
タオルにも寿命があります。
タオルに限らず洋服も、長年使い続けていると繊維がダメージを受けてゴワつきを引き起こします。
長い間使い続けゴワゴワになったタオルは、新しいものに交換しましょう。
ネットを使ってタオルを洗うとふわふわになる
普段の洗濯の方法を少し変えるだけで、タオルをふわふわに洗い上げることができます!
ちょっとしたコツを掴むことで、普段使うタオルをふわふわに洗濯することができるのは、嬉しい情報ですね♪
- 洗濯ネット
- 洗剤
洗い方を紹介しますね♪
- ①タオルを洗濯ネットに入れる
ネットに入れることでタオルのパイルが他の洗濯物とぶつかり、潰れてしまうのを防ぎます。
- ②正しい量の洗剤を入れる
洗剤は少なくても多すぎてもゴワつきの原因になります。
- ③多めの水で洗う
最近の洗濯機は自動で水量を決めてくれるのですが、タオルを洗濯するときは自分で設定することをおすすめします。
たっぷりの水でタオルを泳がせるように洗うのがコツです。
- ④しっかりすすぎを行う
洗剤残りがないようにしっかりすすぎましょう。
特別なものを用意する必要はなく、家にあるものを使って簡単に実施することができます♪
ふわふわに仕上げるコツで、すすぎの際に「クエン酸」を入れると、洗剤を中和することができ、タオルがふわふわに仕上がります!
量は、水40Lに対して、クエン酸小さじ1です。
気になるあなたはぜひ試して見てください!
干し方のコツを掴んでふわふわのタオルは取り戻せる
柔軟剤や洗濯方法のポイントを押さえたら、最後に干し方のコツを掴んで、タオルをよりふわふわにしましょう♪
タオルを干すときに、タオルを上下に10回ほど振り、形を整えて干すだけで、タオルをふわふわにすることができます。
洗濯によって潰れてしまったパイルを、タオルの繊維を1本ずつ立ち上がらせるイメージで振ります。
たったこれだけですが、この一手間がタオルをふわふわにするのです!
タオルを干すときに振るだけだったら簡単にできるからいいね!
また、乾かすときは天日干しではなく、乾燥機を使う方がおすすめです!
乾燥機によってタオルの繊維に空気をしっかり含ませることができれば、簡単にふわふわに仕上げることができます♪
タオルをふわふわのまましまうには丸めて立てて!
あなたは、タオルをどのようにしまっていますか?
四角く畳んで積み重ねていると、上に重ねたタオルの重みでパイルが潰れ、タオルのふわふわが損なわれてしまう可能性があるのです。
せっかくふわふわに洗い仕上げたのですから、そのままの状態を保ちたいですよね。
おすすめのしまい方は、タオルをくるくると丸めて立ててしまう方法です。
この方法だと、上にタオルを重ねることがないので、パイルを潰すことなくふわふわをキープした状態でしまうことができます。
洗い上がりがふわふわに!タオルにおすすめの柔軟剤3選
タオルの洗濯に柔軟剤を使うと、タオルが硬くゴワつく原因になるとお伝えしてきました。
しかし、柔軟剤も正しく使用し、使う頻度に気をつければタオルをふわふわに仕上げることができます。
ここでは、タオルをふわふわに仕上げてくれる柔軟剤を3つ紹介します。
商品名 | 香り | 仕上がり | 性能 |
---|---|---|---|
ソフラン プレミアム消臭 特濃抗菌プラス | リフレッシュサボン | ハリがある | 抗菌作用が1日続く |
ハミング 素肌おもい | 無香料 | ふわふわ | 天然由来の成分で赤ちゃんにもOK |
エコストア ファブリックソフナー | シトラス | ふわっとなめらか | 蛍光増白剤や着色料が無添加 |
以下は、それぞれの特徴を紹介します。
ハリのある仕上がりで、パイルもしっかりと立ち上がります。
酸味のある香りが特徴的で、好き嫌いが分かれるかもしれません。
抗菌成分がソフラン史上最大量配合されていて、1日中抗菌作用が続くのも特徴的です。
こちらは無香料の柔軟剤で、柔軟剤の香りが苦手なあなたにおすすめです。
天然由来の柔軟剤成分配合で、赤ちゃんの衣類にも使うことができます。
ハミング 独自の「摩擦ストレス」低減発想で、衣類のゴワつきやチクチクによる不快感が少ないです。
洗い上がりもふわふわに仕上がります。
ニュージーランド生まれの肌に優しい柔軟剤です。
ふわっとやさしくなめらかな洗い仕上がりは、思わず頬ずりしたくなるほどです。
値段が他のものに比べると、1,400円くらいと高いのですが、こちらの魅力は何と言っても人と環境に優しいという点です!
蛍光増白剤や着色料が無添加なので、敏感肌に悩んでいるん場合や赤ちゃんにも安心して使用することができます!
洗い上がりの香りもほのかに香る程度で優しく、衣類にはほぼ残らないので、柔軟剤の香りが苦手な場合にもおすすめです。
タオルに柔軟剤で吸水性を下げる?!維持する方法を紹介
ふわふわとした優しい肌触りの他に、タオルに期待する機能として「吸水性」があると思います。
実は、吸水性も柔軟剤を使うことで低下してしまう場合があるんです。
吸水性が低下する原因と、正しい柔軟剤の使い方を見てみましょう。
タオルの吸水性が低下する2つの原因
吸水性が低下する原因は、主に2つあります。
- 経年劣化などでタオルのパイルが潰れて寝てしまう
- 柔軟剤により繊維のコーティングされてしまう
同じタオルを長く使い続けると、ふわふわ感が低下するのと同時に吸水性も下がってしまうようです。
同じタオルを長く使い続けるには、洗濯・柔軟剤を正しく使うことが必要ですね。
また、ゴワつきの原因と同じく、柔軟剤に含まれる界面活性剤の成分が、タオルの表面に付着することで膜を作り、その膜が吸水性を下げます。
吸水性を維持する洗濯方法と柔軟剤の使い方
「吸水性」という点だけで見ると、柔軟剤を使わないで洗濯する方法が吸水性を保つ1番の対策です。
しかし、洗濯には柔軟剤を使いたい!という場合が多いと思います。
柔軟剤を使って、タオルの吸水性をキープするコツをしっかり掴みましょう!
他の衣類と一緒に洗う場合、柔軟剤の量を減らすと、衣類の香りが低下してしまいます。
衣類は適正量で、タオルは少なめの量で柔軟剤を使って分けて洗濯していく方法も吸水性を維持するコツです。
タオルだけ洗う場合は、柔軟剤を減らすだけでも、吸水性を維持することができます!
毎回の洗濯に柔軟剤を使うのではなく、タオルが硬くなったと感じたときに柔軟剤を使うことも吸水性を維持するポイントです!
また、吸水性に優れた柔軟剤を使うことで、柔軟剤を使っても吸水性を維持することができます。
好きな香りというわけにはいかないかもしれませんが、吸水性を高めたい場合には有効な方法です!
まとめ
- 洗濯物をふわふわに仕上げてくれる柔軟剤は、正しい使い方とメリットを知ることで、より効果を得ることができる
- 柔軟剤には、「香り」「肌触り」「消臭・防臭」などそれぞれに得意とするおすすめの特徴がある
- 柔軟剤の効果を最大限に得るためには、正しく使っていくことが大切
- タオルの洗濯に柔軟剤を使うと、繊維に柔軟剤の油膜が残りタオルがゴワゴワと硬くなってしまうことがある
- タオルがゴワつく原因は、柔軟剤以外に洗濯方法や干し方、タオル自体の寿命にある
- 普段の洗濯の方法を少し変えるだけで、タオルをふわふわに洗い上げることができる
- タオルを干すときに、タオルを上下に10回ほど振り、形を整えて干すだけで、タオルをふわふわにすることができる
- 10回に1回程度、タオルの洗濯時に柔軟剤を使うとふわふわに仕上げることができるのでおすすめ
- タオルに適した柔軟剤を選んで、ふわふわ感や吸水性を維持しよう
柔軟剤は衣類をふわふわに仕上げてくれるので、当然タオルもふわふわに仕上がると思いますよね。
しかし、柔軟剤を使って洗濯することでタオルを返って硬くしたり吸水性を下げてしまったりする事実に驚きました。
柔軟剤の正しい使い方と洗濯のコツ、タオルに適したおすすめの柔軟剤を知ってふわふわのタオルに仕上げましょう♪