ガーデニング初心者のあなたには、チューリップをプランターで植えるのが簡単でおすすめです!
育てる植物によってプランターに向いているのか、地植えに向いているのかさまざまですが、チューリップはどちらでも育てることができます。
この記事ではチューリップのプランターでの植え方と地植えでの植え方や、それぞれのメリットとデメリット、植え付けに適した時期などを紹介します!
チューリップの植え方がしりたいけれど、球根から育てるのは大変そうだわ。
このように感じているあなたにぜひ読んでほしいです!
チューリップは一輪一輪に存在感があり、上手に育てることができれば家の花壇が思わず目を引くような華やかなものになりますよ♪
チューリップの植え方はプランターが簡単で初心者向け
チューリップをプランターで植えてみたいけれどガーデニングが初めてでも植え方は簡単かしら?
チューリップは育てやすくガーデニング初心者のあなたでも挑戦しやすい花です。
プランターに植えると、場所を選ばずに育てることができるので家に庭や土のある場所がない場合にもおすすめです。
また、地植えに比べて生育範囲も限られるので草むしりや土の管理がしやすくガーデニングの経験があまりない場合でも育てやすいですよ。
チューリップの植え付けに必要な道具と手順を紹介
チューリップの植え方に特別な道具は必要ありません!
必要なものは主にこの4つ♪
- 使用するプランター
- 鉢底石
- チューリップの球根
- 培養土
チューリップの球根は65cmプランターで20球、8号鉢で10球程度が目安です。
チューリップは土質を選びませんが、水はけのよい土を好みます。市販の草花用培養土を購入すると簡単です。
では、チューリップの植え付け手順を見てみましょう!
- STEP1鉢底石を敷く
水はけと通気性をよくするためプランターの一番下に「鉢底石」を敷く。
- STEP2培養土をその上に入れる
プランターの1/3程度の深さまで土を高さが均等になるように入れる。
- STEP3球根を植える
球根のとんがっている方を上に深さが表面から約5cmの所を目安に植え付ける。球根同士の間隔は10から15cm程離して植える。
根を張る場所を確保するため少し浅めに植える。
- STEP4土を球根の上にかぶせる
土はあまりたくさんかけずに、上からそっと球根が隠れるくらいの土をかける。
- STEP5水やりをする。
最後に水やりを全体的に行い植え付けが完成。
チューリップは過湿に弱く水を与え過ぎてしまうと球根が腐ってしまうため土が乾いていなければ毎日水やりを行う必要はない。
実際に必要な道具なども全部ホームセンターで揃えることが出来ました。
難し手順はないので誰でも簡単に挑戦できるところも魅力のひとつですよね。
チューリップの地植えは土の改良が必要な場合もある
チューリップは地植えでの植え付けに向いていないの?
チューリップは地植えでも植え付けることができます。
植え付けの手順はプランターの場合と大きくは変わりません。
地植えで植え付けをするとチューリップが自然に生育する様子を楽しめるのでナチュラルガーデンなどにおすすめです。
しかし、植え付けを行う前に土の改良が必要なので少し作業が大変かもしれません。
植え付ける場所は日当たりのいいところを選び、雑草が生えている場合は雑草を抜きましょう。
雑草の根っこも土の中に残らないよう取り除いたら、水はけのいい土にするため堆肥や腐葉土を加え耕します。
また、土壌の酸性度を中和するために苦土石灰を施すことも有効です。
チューリップの植え方をおしゃれにするポイント3つ
せっかくチューリップを植えるのならおしゃれに見栄え良く植えたいですよね。
そこで気を付けたいチューリップをおしゃれに植えるポイントは三つです!
球根の向きを揃える
チューリップの葉は球根から生えてくるときの位置が決まっています。
そのため、植えるとき球根の向きを揃えることで葉の向きを揃え見た目をすっきりときれいに見せることが出来るでしょう。
球根はとんがっている所を上に横から見ると平らな面と膨らんでいる面に分かれています。
チューリップの葉はこの平らな面と膨らんでいる面に対して垂直になるように生えます。
植える際に平らな面と膨らんでいる面の向きを揃えて植えることで葉が四方八方に重なることなく、きれいに生えてきます。
開花時期と背丈を考慮する
ひとつのプランターに一種類のチューリップの球根を植える場合は心配いりませんが、二種類以上違う品種のものを植えるときは注意が必要です。
チューリップは品種によって開花時期が違います。
同じプランターに開花時期の異なるものを一緒に植えてしまうと、花が咲いた時のボリュームがあまりなく少し寂しく感じてしまうかもしれません。
また、背丈の違う品種を混ぜて植え付けると花が咲いたとき背丈が揃わずにバラバラになってしまいます。
あえてそうしたいという時以外は背丈を揃えると、見た目が美しくなるでしょう。
さらに、チューリップは背丈のある花なのでチューリップの手前に少し背の低い花を寄せ植えするとより一層華やかになりますよ。
プランターにこだわる
プランターと言ってもいろんな種類があります。
プランター栽培と言えば長方形の横に長いプランターを想像する人が多いかもしれません。
この長方形のタイプはシンプルで使いやすくさまざまな植物を育てるのに向いているので、もちろんチューリップを育てるのにも適しています。
他にも、テラコッタや木製のプランターもチューリップを植えるのにおすすめです。
テラコッタはおしゃれな洋風の雰囲気でガーデニングを楽しむ人々に人気のプランターです。
木製のプランターはナチュラルな風合いが自然に溶け込み優しい印象を与えてくれますよ。
どちらもチューリップの明るいイメージにぴったりです。
プランターにもこだわることで自分だけのお気に入りの花壇になり、日々のチューリップのお世話も一段と楽しいものになるでしょう。
チューリップを植える時期は地域によって違う!
チューリップの球根を植え付けるのに適した時期は10月下旬から11月ですが、地域によって差が出ます。
チューリップの球根は一日の最低気温が15℃より下がると球根の根が伸びはじめ、最低気温が10℃ぐらいになった時一番根が伸びます。
そして球根の植え付けは遅くとも年内には行うことが大切です。
なぜなら植え付けをしてから球根が寒さを経験することにより花芽が形成されるからです。
チューリップは寒さに強いので雪が降り始めや霜が降りるまでに植えれば育てることは可能です。
しかし、立派な花を咲かせるには紅葉が見ごろから終わるまでの約1か月間の間に植え付けを行うことがいいでしょう。
植え付け時期は各地域の紅葉の見ごろが目安になる
植え付け時期がわかる簡単な方法はないかな?
チューリップの植える時期を見極める簡単な方法はそれぞれの地域ごとの「紅葉の見ごろ」を目安にすると分かりやすいです。
各地域の紅葉の見ごろは以下の通りです。
◆北海道…9月中旬~10月頃
◆東北地方…10月上旬~11月上旬頃
◆関東地方…11月上旬~12月上旬頃
◆関西地方…11月下旬~12月上旬頃
◆中部・北陸地方…10月上旬~11月上旬頃
◆中国・四国地方…11月中旬~12月上旬頃
◆九州地方…11月下旬~12月上旬頃
地域によって紅葉の見ごろはさまざまなので、植える時期には注意してくださいね。
チューリップの開花時期は品種によって違う!
チューリップの開花時期は3月~5月となっており品種によって開花時期に差があります。
品種は早生品種、中生品種、晩生品種の3つに分けられます。
早生品種の開花時期は3月下旬ごろから4月上旬です。
さらに咲き方により次の二種類に分けられます。
中生品種の開花時期は4月中旬ごろからです。
中生品種もさらに次の2種類に分けられます。
晩生品種の開花時期は4月下旬ごろから5月上旬です。
晩生品種は種類が多く次の7種類に分けることができます。
まとめ
- チューリップは育てやすくガーデニング初心者の人でも挑戦しやすい
- チューリップはプランターと地植えどちらでも植え付けることができる
- 10月から11月下旬がチューリップの球根を植え付ける時期に適している
- 植える時期を見極める簡単な方法はそれぞれの地域ごとの「紅葉見ごろ」を目安にすると良い
- チューリップをおしゃれに植えるには球根を植えるときの向き、開花時期と背丈、プランターにこだわると良い
チューリップは植え付けから開花まであまり手間がかからず育てやすい花です。
そして咲いた花は大きく色が鮮やかなのできっと春には家の花壇を華やかに彩ってくれますよ。
ぜひ育ててみてください。