子どもと一緒に絵の具で遊びたいのだけど、口に入れそうで怖いわ。
料理の時に使うジップロックが悩みを解決してくれますよ。
絵の具遊びにジップロックを使うと、手や周囲を汚さずに感触遊びができます。
部屋の中で絵の具遊びをすると、壁や床に絵の具がついて汚れるのも悩みの一つですよね。
本記事では、ジップロックを使った絵の具遊びのやり方とねらいを紹介しています。
特別なものは必要なく、用意するものも3つだけなので、簡単に遊べるのが嬉しいポイントです!!
絵の具遊びをした後の画用紙を使って、製作に繋げることもできますよ。
また、絵の具以外を使って楽しく感触遊びができる方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください♪
子どもと絵の具で感触遊びをするには、このゆび絵の具がオススメです。
水に溶かさずに手や指で遊べるので、しっかりと感触を確かめることができますよ。
また、手や服についても水で簡単に洗い流せるのは嬉しいですね♪
ジップロックで絵の具遊びのやり方やアレンジ法を紹介
ジップロックを使った絵の具遊びは、3つの材料で簡単にできますよ。
感触遊びは、準備をするのが大変なイメージがありますよね。
ジップロックを使った絵の具の感触遊びは、簡単に用意できるので、すぐに遊ぶことができますよ。
ここでは、ジップロックを使った絵の具遊びのやり方を解説しています。
絵の具で色や感触を楽しむだけでなく、洗濯のりを使ったアレンジ方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ジップロックで絵の具遊びをするのに必要な材料は3つ
ジップロックを使って絵の具遊びをするのに必要な材料は、ジップロック、画用紙、絵の具の3つだけです。
絵の具はどんな物でも大丈夫ですよ。
すべて百均でそろえることもできるので、手軽に楽しめますね。
それでは、ジップロックを使う絵の具遊びのやり方を見ていきましょう♪
- 1画用紙をジップロックに入る大きさに切っておく
※ジップロックよりも一回り小さめに切る
- 2画用紙に好きな色の絵の具を乗せる
洗濯のりを混ぜて量を増やすこともできる
- 3画用紙をジップロックの中に入れる
※絵の具がジップロックに当たらないよう注意する
- 4チャックをしっかり閉じて遊ぶ
子どもが開けてしまわないようテープを貼っておく
絵の具を触ったり、伸ばしたりと楽しく感触を確かめながら遊ぶことができます♪
私も実際にやってみましたが、癖になる感触が楽しくて何度も手で触っていました。
絵の具は百均の物でもいいですが、より感触を楽しみたい場合はゆび絵の具がオススメです。
ぽってりと軽い感触がとても気持ちいいですよ。
子どもが大好きな色を集めたセットは、色の偏りがないので嬉しいですね♪
洗濯のりを使えば感触が楽しい透明アートができる!
ジップロックと洗濯のりを使うと、簡単に透明アートができますよ。
年齢が低い子から高い子まで、誰でも楽しめる「センサリーバッグ」と呼ばれる遊びです。
目で見ても、触っても楽しめる嬉しい遊びですね。
しかし、ジップロックの中に液体を入れるので、漏れる危険性があります。
その場合はしっかりチャックをしてテープで止めておいたり、二重にジップロックをかけてくださいね。
センサリーバッグを作るのに必要なものは、ジップロック、洗濯のり、スパンコールなどです。
材料はすべて百均でそろえることができました。
しっかりチャックをすれば誰でも遊べるので、作り方を一緒に見ていきましょう。
- 1ジップロックの中にスパンコールやグリッターを入れる
角がとがっているスパンコールは、ジップロックが破れる可能性があるのでやめておく
- 2ジップロックに洗濯のりを入れる
コップのような底がある入れ物にジップロックをかぶせるとこぼれにくい
- 3しっかりチャックをしてテープなどでとめる
心配な場合は、二重にジップロックをかけてもいい
- 4指先で触ったり押したりして感触やアートを楽しむ
スパンコールが舞う様子がとてもきれいですよ。
今回私は、洗濯のりを使って遊びましたが、他の液体でも可能です!
- 洗濯のり
- ベビーオイル
- ヘアジェル
- 保冷剤の中身
粘り気が強い素材ほど中のアイテムがゆっくり動くので、いろいろ試してみても面白いですね。
ジップロックで絵の具はねらいを持って遊べる♪
ジップロックで絵の具遊びをするねらいは、主に3つあります。
- 感触遊びを通して五感を刺激する
- 集中力が身につく
- 色や感触の変化を楽しむ
この3つがなぜ子どもにとって大切なのか、詳しく解説していくので一緒に見ていきましょう。
五感を刺激することで脳を活性化!発達促進にも
ジップロックに入った絵の具を指で触れて感触を確かめることで、五感が刺激され脳を活性化させるねらいに繋がります。
五感が刺激されるとどんな良いことがあるの?
0~2歳の子どもはまだ指先の感覚が鈍いです。
ジップロックに入った絵の具を手や指先で押すことで、感覚が刺激されます。
指先の感覚が分かり、脳が活性化されることに繋がります。
脳が活性化されると、どのような良いことがあるのか一緒に見ていきましょう♪
- 1ジップロックの絵の具を触ることで、指先で感覚が分かるようになる
- 2指先をどんどん使って大脳を刺激することで、脳が活性化されることに繋がる
- 3感触遊びの楽しさを知り、「他のものはどんな感触だろう?」と考えるようになる
感触遊びをすると、想像力や思考力が高まるのですね。
私たち大人にとって想像や思考は自然にできていますが、子どもにとっては難しいことです。
感触遊びを通して、ぜひ五感を刺激してあげてくださいね。
夢中になって遊ぶことで集中力が伸びていく
夢中で遊ぶことでより集中力が伸びていくというねらいに繋がりますよ。
子どもは年齢が小さいほど、遊びが続きにくいです。
1歳児の子どもは、1つの遊びを10分続けたら良い方と言われています。
感触遊びは、指先の感覚を確かめて夢中で遊ぶことができますよ。
感触遊びでもずっと遊び続けるのは難しいんじゃないの?
年齢が低い子どもはいくら夢中で遊んでいても、遊び続けて集中力を高めるのは難しいと思いますよね。
子どもが遊びに飽きず、集中できるように工夫をすることが大切です。
感触や色の変化に興味を持って楽しむことができる
絵の具を指で押すことで感触を知り、色が変化する様子を楽しむことができます。
子どもは変化するものが大好きです。
仕掛けがある絵本や動くおもちゃなどに興味を示すことが多いですよね。
この感触遊びでは、自分で絵の具を押して変化するので、興味を持ちながら楽しめますよ。
また、色同士が混ざって変化する様子を見るので、「この色を混ぜたらどうなるんだろう」と想像力も育てることができます。
子どもが色に興味を持つきっかけになったら嬉しいわ。
この感触遊びをすることで、様々なものに興味を持って探求心を育てていけるといいですね♪
ジップロックで絵の具は製作に活かすことができる!!
ジップロックを使って絵の具の感触遊びをしたけれど、何かに活かせないかな?
ジップロックを使って絵の具遊びをしたものは、他の作品にできます。
画用紙に描かれた鮮やかな絵の具、そのまま捨てるのはもったいないですよね。
少し形を変えるだけで、子どもはとても喜んでくれますよ。
ここでは、ジップロックで感触遊びをした画用紙を使って製作する方法を紹介しています。
子どもが喜ぶアイディアがたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
絵の具の乗せ方を工夫してアート作品に♪
絵の具の乗せ方を工夫するだけで、アートに変身します!
絵の具を適当に乗せて遊ぶのも楽しいですが、年齢の高い子は出来上がりを意識してみるのもいいかもしれません。
絵の具が広がった時に「あ!こんな絵になった!」と驚きや発見に繋がりますよ。
実際に私がやってみた方法を紹介します♪
このように絵の具を乗せてみました!
どのような絵になるか想像できますか?
お花になりました!!
絵の具の量によって広がる範囲も変わってくるので、加減が必要ですよ。
もう1つのアートも紹介します♪
さて、どんな絵になるでしょうか?
色鮮やかな木になりました!!
手で広げた時に絵になると、とても嬉しい気持ちになりました。
また、画用紙の色を変えてみることで、様々なアートを楽しめるかもしれませんね♪
出来上がった画用紙はブレスレットや時計に変身
絵の具遊びをした画用紙を切って腕に巻くと、ブレスレットになります。
子どもは身につけるものが大好きです。
自分で絵の具遊びをしたものをアクセサリーにすると、喜ぶこと間違いなしです。
簡単にできる製作の方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは、ブレスレットの作り方を一緒に見てみましょう♪
- 1画用紙を腕に合わせて細長く切る
- 2腕に巻き付けて、セロハンテープや両面テープで止める
私は大人の腕に合わせて作ってみましたが、子どもに合わせて長さや太さを変えてみるといいですね。
切り方もまっすぐだけではなく、カーブを描いて切っても面白いかもしれませんよ。
また、上部分にペンで絵を描いたり、時計を描いたりしてもいいですね。
自由に切ったり描いたりして、世界に1つだけのアクセサリーを作ってみましょう♪
絵の具遊びをした画用紙はペンで描いて見立てて遊べる
画用紙についた絵の具の色や形を見て、ペンで絵を描いていろいろなものを作り出せますよ!
例えば、赤い絵の具の部分にペンで絵を描いてリンゴに見立てられます。
色を見てペンで絵を描くことで、想像力が育ちます。
私も画用紙についた色を見て、リンゴや魚を描いてみました!
実際に描いた絵を切り取って、画用紙に貼ってみるととてもかわいくできましたよ♪
子どもがどのような絵を描くのか、見ているだけでも面白いですね。
まとめ
- ジップロックを使って絵の具遊びをするのに必要な材料は、ジップロック、画用紙、絵の具の3つだけ
- ジップロックで絵の具遊びをすると、指先で触ったり手で伸ばしたりと感触を確かめられる
- ジップロックと洗濯のりを使うと、簡単に透明アートを楽しめる「センサリーバッグ」を作れる
- ジップロックを使って絵の具遊びをするねらいは、感触を通して五感を刺激し、大脳の発達を促すこと
- 感触遊びは、夢中で遊ぶことでより集中力が伸びていく
- 絵の具を触ることで、色や感触の変化を確かめることができる
- 画用紙に絵の具の乗せ方を工夫すると、花や木などのアート作品を作り出せる
- 色を乗せた画用紙を細長く切って腕に巻くことで、ブレスレットなどのアクセサリーに変身できる
- 色を乗せた画用紙にペンで絵を描くことで、他の作品にできる
百均で揃うような3つの簡単な材料で簡単に感触遊びができるのですね。
年齢が低くても、高くても、やり方を工夫すれば感触遊びができます。
ジップロックと絵の具で感触遊びをするだけでなく、その後に製作をしたり、見立てて形を作ったりできるのでたくさん楽しめますね。
子どもの年齢や発達に合わせて楽しく感触遊びができるよう、工夫してみてくださいね♪
絵の具を使って感触遊びをするなら、ゆび絵の具がとてもオススメです。
無毒で安全な絵の具なので、子どもにも安心して使うことができますよ。
また、柔らかいチューブなので絵の具を出しやすいことも嬉しいポイントですね!!