慌てて付ける必要はないけど、事故防止のためにバックカメラがほしいと考えているあなた。
デメリットは商品によって電源確保のため配線が必要なことや、選び方をまちがえると簡単に取り付けができないことの2つです。
USBやソーラー電池などで給電するタイプのワイヤレスバックカメラなら、複雑な配線が不要で簡単に取り付けができますよ。
バッテリーやカーナビへのアクセスが必要な車内配線タイプを選ぶと初心者では取り付けが大変。
この記事ではワイヤレスバックカメラのデメリットと、取り付けが簡単な商品を紹介します。
バックカメラをワイヤレスにするデメリットの徹底調査
バックカメラワイヤレスのデメリットは、商品により配線が必要なことや選び方により簡単に取り付けできないものがあることです。
電源に配線が必要な商品もありますが、配線が短く処理する作業が不要で手軽にできますよ。
もちろんワイヤレスには有線と比べて映るまでのタイムラグ、電波障害があると映像が映りにくいという特性もあります。
この項目ではワイヤレスバックカメラのデメリットについて、取り付けの視点からデメリットを詳しく解説します。
カメラの電源を確保するため配線が必要な場合がある
基本的にカメラとモニターには電源が必要です。
ワイヤレスカメラではモニターはシガーソケットからUSBで給電する商品が多いですが、カメラは電源の配線が必要なものもありますよ。
電源の種類には以下のような場合があります。
- カメラとモニターそれぞれに電源用の配線が必要
- カメラの電源に配線が必要な商品もある
- 配線がまったくないバックカメラもある
カメラとモニターそれぞれに配線が必要な場合は、知識と技術がないと難しい点がデメリット。
内張りを剥がしたり、バッテリーへアクセスしたりと、一筋縄にはいきません。
バックカメラの電源確保に配線が必要な場合、バッテリーではなくバックランプから配線を取る方法がありますよ。
バッテリーに比べてバックランプから電源を取るのはそれほど難しくないので、初心者でも簡単に取り付けられます。
スマートフォンをモニター代わりにできるタイプもあるので、配線のデメリットを減らせますよ。
全く配線が不要なバックカメラは、主にナンバープレートに取り付けるソーラー充電タイプのバックカメラ。
電源はソーラーパネル、カメラにデータをワイヤレスで送信する機能があれば、複雑な配線は必要ありません。
よく調べずに購入してしまうと設置に別途工賃がかかる可能性があるのも、ワイヤレスバックカメラのデメリットなのです。
モニターとの配線が複雑で取り付けが難しいものもある
ワイヤレスバックカメラでも、選ぶ商品によっては配線が必要で取り付けが難しいものがありますよ。
特にワイヤレスキットで無線化するタイプの場合、カーナビの背面にアクセスが必要なケースがあるのです。
もちろん別途モニターをつけていれば内張りを剥がして配線する必要はなく、外付けモニターの背面二アクセスするだけ。
ワイヤレスバックカメラでもカメラの電源がバッテリーからのタイプは、車内の後ろから前に配線が必須で手間がかかります。
配線を前の席まで持っていくときには、ドア枠のゴムを外し中へ押し込んでいき配線が見えないように処理していきます。
最終的に内張りを剥がしてバッテリーへアクセスする必要があり、カメラはワイヤレスでも電源は全くワイヤレスとは言い難いでしょう。
知識や経験がない場合には配線を前席まで持っていくことや、カーナビやモニターの裏側へアクセスするのは難しいです。
そのような場合には、業者さんにおまかせすることをおすすめしますよ。
バックカメラワイヤレスの電源を取る方法を紹介
カメラとモニターはACC電源やバックライトから取り出し配線を接続し給電する方法やシガーソケットやUSB給電があります。
基本的に、ワイヤレスバックカメラにはカメラとモニターそれぞれに電源が必要ですよ。
電源確保の方法は次の通りです。
- カメラとモニターには電源用に配線が必要
- シガーソケットやUSB給電式は初心者でも取り付け楽
- ACC電源(バッテリーやヒューズボックス)につなぐ場合には一番専門知識と工具が必要
ワイヤレスバックカメラを単独で購入する場合には、スマホやすでに取り付けているナビのモニターへ連動する必要があります。
バックカメラワイヤレス電源の種類についてもう少し詳しく解説しますね。
カメラとモニターにはそれぞれに電源用の配線が必要
カメラとモニターでバッテリー・ヒューズボックス・バックライトに接続するタイプが多いですが、作業にはある程度の知識・技術が必要。
特にモニターの電源の配線はACC電源につなげるものが多く、バックカメラはバックライトから取り出した配線接続する場合が多いです。
車内に出ている端子から給電できない場合は、内張りを剥がしてバッテリーやカーナビの裏面へアクセスしなければなりません。
ACC電源は、シガーボックスの裏やヒューズボックスの裏から取り出せますよ。
電源をACC電源から取る場合は、まちがえて取り付けると故障の原因やショートする可能性もあるため、専門知識が必要です。
給電のチェックが必要な場合もあり、検査の道具や工具も必要な場合があり素人には難しいですね。
中にはモニターとカメラの電源が一体型のタイプもありますよ。
モニターでもACC電源を使うものや、スマホやタブレットとWi-Fi連動して使用できるものもあります。
購入前にモニターの給電方法をチェックしておき、技量に合わせてACC電源タイプは避けるとよいでしょう。
シガーソケットやUSB給電は初めてでも手軽にできる
シガーソケットやUSBなど外に出ている端子で差し込むだけで給電ができるので、初めてでも手軽にできます。
モニターに配線がなくシガーソケットから給電する場合には差し込むだけでOK。
シガーソケット給電やUSB給電ができるときには配線不要ですよ。
多くの車種ではシガーソケットの電源は10アンペアが上限になっています。
10アンペアは一般的な家庭用のコンセントから流れる電流の約2倍に相当しますよ。
モニターのに映像を出す程度なら十分ですが、他のことにも電源を使い過ぎるとバッテリーがあがります。
普段からシガーソケットを使用している場合、分岐しても合計10アンペアを超えないようにしましょう。
WiFi搭載のカメラでバックライトからの給電は配線必須
カメラの映像をWi-Fiへ送りモニターに映し出すタイプでも、バックライトからの配線接続により給電が必要です。
バックライトの配線とは、電源ケーブルがきている荷室付近にあるカバーを開けて配線する方法。
配線の距離が短いので、初心者でも配線処理が簡単な点がメリット。
しかもバックライトから給電するタイプは、車のシフトをバックに入れると作動するから使い勝手も抜群。
ソーラータイプやバッテリーにつなぐ製品の場合、ボタンなどでカメラの電源をONにしないとモニターが作動しないことが多いです。
とはいえ、バックライトに配線するタイプにもデメリットがあります。
配線するときには電気が通っているかを調べるために、検電チェッカーを用いる場合があります。
wifi搭載のカメラでバックライト給電式でも電気に関する知識と多少の工具が必要です。
バックカメラワイヤレスの取り付け方と配線のコツ
ワイヤレスのバックカメラには取り付け方には車外と車内、大きく2つのタイプがあります。
- ナンバープレートに挟み込むように固定するタイプ
- ナンバープレートのネジ穴を活用して固定するタイプ
- 車内窓に両面テープで固定するタイプ
ワイヤレスバックカメラは、ナンバープレート付近に固定するタイプと車内窓に取り付けるタイプがあります。
ナンバープレートのボトルを外す場合にはミニレンチが必要で、車内窓に付ける場合は両面テープを活用するといいですね。
この項目では取り付け方のタイプに付いて解説します。
ナンバープレートに挟み込む形で取り付けるタイプ
車内配線がまったく必要ないソーラー充電式のバックカメラは、主にナンバープレートに挟み込む形で取り付けます。
ナンバープレートを外すときは工具が必要ですが、配線が不要でひとりでも取り付けができます。
ソーラー式はナンバープレート右ねじをドライバーで外して挟むだけでOK。
もしロックボルト使ってる場合は、ナンバープレートを外すには専用のキーアダプターの用意が必要です。
たいていグローブボックス内に入っているケースが多いので、一度確認してみましょう。
ナンバープレートに挟み込むタイプでも、左上にある「封印」を取り外す必要はありません。
多くのバックカメラでは右上を外せば、隙間に挟み込むだけで取り付けられますよ。
カメラを付けるときの注意点は、カメラが車体から出る幅により車検に通らない場合があります。
日本ではバックランプが2個以上だと車検が通らないので、日本製のバックカメラはライトが付きません。
簡単に取り付けができますが、カメラの突起が車体から2.5㎜未満でないと車検が通らない点にも注意。
多くの車ではナンバープレートが少し引っ込んだ位置にあるので心配ありませんが、車種によります。
ソーラーパネルなどボディのラインから出ないか、購入前に取り付け場所を確認しておきましょう。
ナンバープレート右上のネジ穴を使って固定する
車内から電源を取るワイヤレスバックカメラには、ナンバープレートを固定しているネジ穴上からはめ込んで取り付けるタイプも。
この固定方法は車内に固定タイプやナンバープレートに挟み込むタイプに比べて、目立たないことが特徴です。
一方で取り付けでは電源を取るため、プレートのネジ穴から配線を通す必要があります。
バックライトから電源を取る場合はトランクのドアを持ち上げたときに、配線が引っ張られないような工夫も必要。
ちなみにナンバープレートのネジ穴を通した配線は、トランク側の内張りを剥がして配線が必要になります。
見た目はきれいですが、内張り剥がしなど知識・技術・道具が必要な点だけはデメリットでしょう。
初心者にはやや難しい固定方法ですが、何と言っても見た目がとてもスマートな仕上がりになるのがうれしいですよね。
車内窓に両面テープ固定なら車検の心配もない方法
内窓に両面テープで固定するタイプは、ドライブレコーダーでも多く見かけますよね。
車外と違い、車内窓に両面テープ固定するタイプは、車検で突起が2.5mm未満など気にせず設置できるところがメリット。
雨露で劣化する心配もないので、どんな車種にも取り付けられます。
一方でソーラー充電タイプは充電ができなくなるため、設置できません。リアウィンドウは遮光担っているものも多いですから。
加えて車内窓固定タイプのバックカメラはバックライトやグローブボックスまで、車内で配線が必要になるケースも多いです。
固定そのものは貼り付けるだけなので簡単ですが、配線しなければならない手間はデメリットといえます。
ただ車外に突起物がないので、目立たないように設置したいならおすすめの固定方法ですよ♪
配線の処理はきちんとすると大変だけど楽にもできる
内張りを剥がすのが大変なら配線は隙間に押し込んだり、コードクリップで固定するだけでもOK。
通常配線は窓枠のゴムを剥がしたり、配線通しを使ったりして配線を処理していきます。
配線が少しくらい見えても大丈夫という場合には、配線が入りそうなところへ押し込んでもいいですね。
100円均一にもあるコードクリップを使って止めていくのもGOOD。
コードクリップはものによって剥がれやすいのもあります。
強力な両面テープのコードクリップもあるので、少し値段は高いですがそういうものを選ぶのもいいですよ。
その場合には、窓の開閉時に挟んでしまわないようにすることや乗り降りの邪魔にならないようにするといいですね。
バックカメラのワイヤレスで配線いらないソーラー電池
配線がまったくいらないバックカメラには、ソーラー電池やUSB電源を使用したものがあります。
ワイヤレスバックカメラの配線には、カメラの電源と映像を映し出すモニターの電源がありますよ。
電源を配線のいらないもので給電でき、ひとりでも取り付けのできる簡単なバックカメラです。
ワイヤレスバックカメラの選び方にはいくつか考える点がありますので、簡単に紹介しますね。
- 標準レンズは距離感がつかみやすく、広角レンズは広範囲を映し出し奥行きが出るので慣れが必要
- カメラの画素数の目安は30万画素以上あれば十分使用できる
- LEDライト付きもありますが、場合によっては車検に通らないことがある
配線がまったくいらないバックカメラワイヤレスの商品を3つ紹介していますので、参考にしてもらえると嬉しいです。
ソーラー電池で配線なく簡単に設置できるバックカメラ
ソーラー電池で配線がまったくいらないので、車に詳しくない主婦でも、ひとりで簡単に設置できるバックカメラです。
モニターの電源は、シガーソケットに挿すだけで大丈夫。
配線作業がいらないので、ひとりでもすぐに設置できるのがおすすめポイントです。
カメラは専用の充電用ソーラーパネルで充電し、付属のUSBケーブルを使用して映し出しています。
カメラはナンバープレートの右上ネジを外しカメラを挟み込むだけなので、ドライバー1本で簡単取り付け可能♪
ソーラー電池タイプのバックカメラは、天気により充電量が変化するのがデメリットです。
とはいえソーラー電池ならCO2を削減して環境に良く、バッテリーの使用量など気にしなくて済むのがいいところですよね。
このバックカメラは明るさが9段階で調整可能なので、暗い夜も最適な明るさに調整して見やすいですよ。
明るすぎて白く飛んでしまったり、暗くてよく見えなかったりすると非常に使い勝手が悪くなってしまいます。
昼間も夜間も運転する場合、調整機能はとてもありがたい機能でしょう。
広角レンズで110度で奥行きがあるので慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、死角は減少しますよ。
無線は30m程度届くので、車庫内の定点カメラやトラックでは積荷の管理にも使用できます。
使い勝手がよく、取り付けが簡単なのが最大のポイントですね♪
電源はモニターと一体型でカメラもUSB給電で配線不要
Wi-Fi内臓のワイヤレスバックカメラでスマホやタブレットがモニターになり、カメラはUSBで給電するので取り付けが簡単です。
配線がとても簡単で、車内に取り付けたいけど配線の難しさが気になっていた初心者におすすめしたいバックカメラ。
バッテリー等への配線はいらないかわりに、内張りに押し込むかクリップ等で配線を固定するだけでOK!
手持ちのスマホがモニターになるので購入時のコストも、設置場所も最小に抑えられるところもうれしいですよね。
ダッシュボードへ新たにモニターを増やしたくない、スマホはスタンドがある場合にぴったりでしょう。
この製品の場合、アプリでガイドライン表示や画質調整ができるので便利ですよ。
スマホやタブレットでアプリを取得して映像を映し出すので、接続時にWi-Fiの設定が必要ですね。
5GWi-Fi採用なので走行中にも安定した通信ができます。
カメラの給電は、シガーソケットや車のUSBポート・モバイルバッテリーなどを使用できるので手軽でGOOD♪
IP66相当の防じん防水機能が搭載されています。
- 防じんが内部に入る心配がないこと
- あらゆる方向からの強い水にも影響がそれほどない
カメラ自体は2㎝角で奥行が3㎝と小さいので取り付けやすいく、カメラが車体から出て車検に影響することがないので安心です。
カメラの画素数が100万で画質がキレイなのがポイント
通常、画素数は30万以上あれば映りに問題はありませんが、ワイヤレスバックカメラでも高画質の100万画素‼もおすすめ。
100万画素もあるので、より良い映像で後方確認ができます。
せっかくバックカメラを付けるなら、キレイな画質がいいですね。
2つのカメラが付いていて、モニター1台に2カメラの映像を同時に管理できます。
バックカメラは純正位置に取り付けできるようにカメラサイズが設計されていますよ。
フロントとバックカメラの2カメラで使用可能なところも、他と違うメリットです。
入力端子があるので2カメラだったり、常時カメラをONにしておける機能もありますよ。
この製品はモニターとカメラは配線がいらないですが、カメラと電源をつなぐ配線は必要です。
3つの商品の中では最も取り付けが難しいですが、最も高クオリティに仕上げられます。
説明書に取り付け方も詳しく載っているので、配線2ヵ所でも簡単にできますよ。
また、YouTubeでも配線の動画があがっていますので参考にしてみると想像以上に取り付けが簡単にできますよ。
広角レンズで角度が170度とかなり広い視野を確保できます。
そのぶん奥行きが広くなるので、慣れるまで感覚をつかみにくいと感じるかもしれません。
楽天での評価も星5と高く、Yahoo!ジャパンでも星4以上と評価が高かったです。
まとめ
- デメリットは電源確保のため配線が必要なことと、選び方をまちがえると簡単に取り付けができないことの2つ
- ワイヤレスバックカメラのモニターは手軽に給電できる商品もありますが、カメラは配線が必要なものもある
- バックカメラには取り付け方が簡単でひとりでできるものから、知識がないと難しいものがある
- 配線がまったく必要ないバックカメラは、カメラの電源がソーラー充電式の場合
- バックカメラの配線にはバックランプから配線を取り出す方法が、カメラと配線の距離が短く接続しやすい
- カメラやモニターの電源をUSBやシガーソケット以外から取り出す場合はバッテリーやヒューズボックスへのアクセスが必要
- 内張りを剥がすのが大変なら配線は隙間に押し込んだり、コードクリップで固定するだけでもOK
- ソーラー電池で配線がまったくなく、ひとりでも簡単に設置できるバックカメラもある
- Wi-Fi内臓のバックカメラでスマホがモニターになり、カメラはUSB給電で配線不要で取り付け簡単
- ソーラー電池を使用した配線がないバックカメラと画素数100万の商品、デメリットとしてはカメラの配線が2個あること
ワイヤレスバックカメラと聞くと配線がまったくないと思っていましたが、バックカメラは配線の必要な商品が多いです。
デメリットを知って初心者でもバックカメラの選び方よって、取り付けの簡単なものもありました。
ワイヤレスのバックカメラといっても、さまざまな種類の商品があるので自分に合うものが選べるといいですね。
取り付けもドライバー1本でひとりで簡単にできるワイヤレスバックカメラ。
ソーラー電池で配線いらず、広角レンズで視野が広がり死角が減少することで安全に運転できますね。
夜間も安心の明るさ・コントラスト9段階調整できます。