アロマキャンドルを使った後のロウは、どうしたらいいの?
アロマキャンドルを使用した後、溶けて残っているロウは、次回も使用することが出来ますよ!
お気に入りの香りがするアロマキャンドルでしたら、出来るだけ大事に使いたいですよね。
日々の癒やしのアイテムであるアロマキャンドルは、火を灯せば手軽にアロマの香りで空間と心を満たしてくれます。
そんなアロマキャンドルは、最後まできれいに使い続けるために、使用する際には注意点とコツがあります。
今回は、アロマキャンドルの溶けたロウのメンテナンス法、溶けた液体の処理法、溶けたロウの再利用法を紹介していきます。
こちらはソイワックスを使用した、ボタニカルアロマキャンドル。
箱入りでのお届けなので、ギフトにも喜ばれますよ。
100%天然素材で、小さなお子様やペットが居るご家庭でも、安心して使用出来ます。
アロマキャンドルの溶けたロウを利用する時の注意点
キャンドルを使用して、溶けたロウは冷えてしまうと固まるので、ロウソクの芯が残っている限り次回も使用することが出来ますよ。
ただ、アロマキャンドルを次回も快適に使用していくためには、注意しなければいけないことがあります。
ここでは、溶けたロウを次回も利用する際に注意すること、キャンドルのメンテナンスの仕方について詳しく解説していきます。
繰り返し使用することでアロマの香りや効能が薄れる
溶けたロウは、そのまま次回も使用していいのかな?
アロマキャンドルの溶けたロウは次回も使用出来ますが、繰り返しの使用は、使い始めの頃のような香りや効能が期待出来ません。
キャンドルを使用することで、ロウが減り、香りも徐々に薄くなっていくのです。
また、キャンドルの溶けたロウは、 1~2回の使用では問題なく利用出来ますが、繰り返しの使用で劣化していくので、使用の際は注意が必要です。
アロマキャンドルは、個体であるキャンドルが、ロウが溶けることで液体に代わります。
そして、キャンドルの中のアロマが気体となり、そのアロマの香りが空中に漂います。
キャンドルを使用することでロウが減っていくと、アロマの香りがあまりしなくなり効能も薄れていくのです。
もし、香りが薄いと感じたら、溶けているロウにアロマオイルを数滴垂らすと、香りは復活しますよ。
キャンドルを繰り返して使用すると、せっかくのアロマの効能が薄まるのね!
芯のメンテナンスがアロマキャンドルを長持ちさせる
アロマキャンドルの溶けたロウを次回も使用する際は、キャンドルの芯のメンテナンスが大切になります。
メンテナンスをすることで、次回も問題なく使用出来ますよ。
では、実際キャンドルのメンテナンスとは、どのようにするのでしょうか。
キャンドルの火は、中心にある芯が、周りのロウを吸い上げることで火が灯されます。
キャンドルの使用後火を消すと、芯はすすがついた状態です。
その芯に付いているすすをカットし、芯の長さは5~6ミリの長さにしておきましょう。
すすが付いたままですと、次回使用した際アロマの香りの妨げになり、良い香りがしません。
また、キャンドルのロウの部分にホコリやゴミが付いていたら、キッチンペーパー等できれいに拭いておきます。
アロマキャンドルを楽しむためには、ロウソクのメンテナンスが大切なのね♪
芯が埋もれた時はロウを溶かすことで解決する
芯は、キャンドルの火を消す前にまっすぐ立てておくことで、次回キャンドルを使用する際、きれいな状態で使用出来ますよ。
キャンドルを使用する時に、芯が固まったロウに、埋もれてしまったことはありませんか。
キャンドルの火を消した後、芯が溶けたロウの中に浸かっている状態のまま、ロウが冷えて固まり芯が埋もれた状態になってしまったのです。
埋もれた芯を無理に出して立てようとすると、芯が折れてしまうことがあるので、注意が必要になります。
もし埋もれたまま固まってしまった場合は、一度ロウを溶かし、芯を立てておきましょう。
やけどに注意し、芯はピンセットなどで立てるといいですよ。
正しい火の消し方がキャンドルを長持ちさせる
キャンドルの火を消す際、「フーッ」と息を吹きかけて消していませんか?
アロマキャンドルを、 出来るだけ長持ちさせるためには、息で消すことはおすすめしません。
キャンドルの正しい火の消し方をすることにより、キャンドルと芯を長持ちさせることが出来ますよ。
キャンドルの火を消すには、専用の「スナッファー」という物もあります。
スナッファーで、簡単にかつ安全に火を消しましょう。
けれど、スナッファーを用意しなくても、身近なものでろうそくの火を消す方法がありますよ。
まず、火が付いているキャンドルの芯をピンセットで挟みましょう。
火が付いたまま、ピンセットで挟んでいる芯の先をロウの中に浸してください。
火がきえた後は、芯はまっすぐに立てておきましょう。
芯をしっかり立て、芯の先をロウで包むことで、次回使用した際火が付きやすくなりますよ。
同じやり方で割り箸でも代用は出来ますが、安全面などを考えるとピンセットでの消し方をおすすめします。
よく仏壇で目にする火を消すアイテムですね!
仏壇用のものは「火消し」や「ろうそく消し」と呼ばれています。
キャンドルは高温になる場所で保管をしない
キャンドルの保管をする際は、高温になる場所での保管は避けましょう。
高温の場所での保管は、ロウが溶け出し、劣化につながる可能性があります。
その他劣化を防ぐには、ホコリが付かないように保管することをおすすめします。
布などをかぶせておいたり、蓋付きのキャンドルでしたらホコリの心配はありません。
もしホコリなどが付着してしまった場合は、きれいに取り除いてから保管してください。
お風呂でもアロマキャンドルで、癒やしの時間を過ごしたいと考えている方には、こちらの記事もおすすめ。
お風呂で使用する時の注意点、アロマのリッラクス効果について解説しています。
アロマキャンドルの溶けた液体の処分方法
アロマキャンドルは、繰り返し使用は出来ますが、使い始めと同じように香りと効能を楽しむためには、メンテナンスが必要になります。
繰り返して使用していくと、ロウも劣化していくので、繰り返し使用は出来ても一概におすすめはしません。
アロマキャンドルの溶けた液体をきれいに処理して使用することで、はじめの頃のような香りや効能を持続出来ますよ♪
ここでは、アロマキャンドルの溶けた液体の処理の仕方、キャンドルを長持ちさせる使い方について紹介します。
溶けた液体は可燃ごみで処分出来る
使用することで溶けた液体は、キッチンペーパーで拭き取るか、新聞紙などに染み込ませて処分しましょう。
その際、熱いのでやけどに注意し、冷めてから可燃ごみで処分してください。
通常一般可燃ごみの処分となりますが、各自治体の指示にしたがいましょう。
火を使用していたので、そのまま処分して発火しないか心配になりますよね。
アロマキャンドルの発火温度は、400度以上になります。
そのまま可燃ごみとして処分しても、ほぼ自然発火の心配はありません。
けれどしっかり冷やしてから、処分するようにしましょう。
処理の際の注意点として、水道には流さないように注意が必要です。
ロウが水道管の中で冷えて固まり、つまりの原因となります。
キャンドルを処分するタイミングは底から1センチ
キャンドルって、どのくらいまで使用出来るの?
キャンドルを処分するタイミングは、ロウが底から1センチくらいになり、アロマの香りもしなくなったら処分しましょう。
処分する際は、容器が可燃の場合は、そのままの処分になりますが、ほとんどのキャンドルが耐熱容器に入っていると思います。
キャンドルが耐熱容器に入っている場合は、中身のみ可燃での処分となるので、注意が必要です。
中身の処分は、容器ごとお湯を沸かした鍋の中で湯煎し、ロウを溶かします。
溶けたロウを、キッチンペーパーで拭き取るか紙コップなどに流し、必ず冷やしてから可燃ごみとして処分してください。
溶かしたロウは大変熱いので、やけどに注意しながら作業しましょう。
こちらのキャンドルでしたら、蓋付きでインテリアとしても素敵です。
蓋をすることで、ホコリなどからキャンドルを守ってくれますよ。
ソイワックス使用で、環境にも優しいキャンドルです。
ここでワンポイント♪「ソイワックス」って何?と気になりますよね。
最近よく耳にする「ワックス」とは、ロウとは違う成分だったのですね!
先ほど紹介商品のソイワックスは、ワックスと付きますが原料が自然由来。分類はロウになるんです。
見た目も環境への優しさも実現したキャンドルをお探しのあなたにぴったりでしょう。
アロマキャンドルで溶けた後のロウを再利用する
途中まで使いかけのキャンドルが何個かあるんだけど、再利用出来ないかな?
使いかけのアロマキャンドルで溶けた後のロウは、溶かして新たなキャンドルに再利用出来ますよ。
キャンドルは、大きさによっては最後まで上手に使い切るのは難しいこともありますよね。
ロウの残りの量によって処分するのはもったいないという場合は、ロウを集めて新たなキャンドルを作ることが出来ますよ。
手順は6つ!キャンドルのリメイクは簡単に出来る
この項目では、溶けた後のロウを使い、新たなキャンドルに再生する時の材料と作り方について紹介します。
その他、キッチンペーパー、鍋を用意します。
材料を揃え、早速作り始めましょう!
- 手順1鍋に水を入れて沸かす
- 手順2鍋の中に使いかけのキャンドルを容器ごと湯煎し
ロウを溶かす - 手順3湯煎しているロウが溶けたらアロマオイルを入れる
熱すぎると精油の香りがとぶので、60℃くらいになったら入れる。
- 手順4キャンドル用の入れ物に芯を入れて固定する
割り箸などに挟んで固定するとやりやすい。
- 手順5精油を入れたロウを手順4に流し込む
やけどに注意して入れる。
- 手順6ロウが完全に固まって冷えたら完成
精油を入れる際ロウの温度が高いと、せっかくの香りがとんでしまうので注意が必要です。
タイミングとしては、ロウに少し粘りが出てきた頃に入れるのがポイントです。
自分の好きなアロマをブレンドしても良さそうね♪
手順も少なく簡単なので、使いかけのキャンドルの処分に困っている際には、溶けた後のロウを再利用して作るキャンドルはおすすめですよ。
自分のお気に入りの香りに包まれて、幸せの時間を過ごせそうですね♪
ロウを均一に溶かすことでキャンドルは長持ちする
アロマキャンドルは、表面のロウを均一に溶かす使い方をすることにより、きれいな状態で長持ちさせることが出来ますよ。
アロマキャンドルを使用していると、中心だけが溶け、穴が空いたような状態になることはありませんか?
これは、短い時間で使用したことによる、「プール幅」という現象です。
香りだけを楽しむのなら短い燃焼時間での使用もいいですが、少しのコツでキャンドルをきれいな状態で、長く使用出来る使い方がありますよ。
表面のロウを均一に溶かすには、初めて使用する際に、出来るだけ長い時間火を灯す必要があります。
ロウソクの大きさにもよりますが、大体2時間を目安に使用し、上部表面のロウを完全に溶かしましょう。
溶けてきたら芯の頭はまっすぐに立て、倒れないようにしてください。
私も自宅で、アロマキャンドルを使用していますが、2時間位使用するようにしています。
キャンドル上部全体を溶かす使い方で、プール幅現象は回避出来ますよ。
時間がある時にゆっくり楽しむことをおすすめします。
プール幅はロウを均一に溶かすことで解決出来る
中心だけ、穴が空いたように溶けてしまったキャンドルは、どうしたらいいの?
短い時間の燃焼により出来てしまった中心のプール幅は、周りのロウを溶かすことにより解決出来ます。
解消しないまま使用し続けると、中心のみが溶け続け、周りに残っているロウは溶けずにそのまま残ります。
解消するには、上部全体を溶かすことで、このプール幅は解決出来ますよ。
では、プール幅の出来たキャンドルの解決方法を紹介しますね。
①耐熱容器にお湯を張る。
②瓶などの入れ物に入っているキャンドルの場合、瓶のままお湯の中に入れる。
③ロウの表面が、均一に溶けたら芯の頭を立てておく。
④ロウソクの芯は、5~6ミリの長さにカットする。
芯があまり長いとロウの消費が早まり、程よくカットすることで、キャンドルをきれいな状態で長い間使用することが出来ますよ。
まとめ
- アロマキャンドルを使用した後、溶けたロウは次回も使用出来る
- アロマキャンドルの溶けたロウは、繰り返し使用することでアロマの香りや効能が薄れる
- 溶けたロウを次回も使用するためには、キャンドルの芯のメンテナンスが大切
- 芯は、キャンドルの火を消す前にまっすぐ立てておくことで、次回キャンドルを使用する際、きれいな状態で使用出来る
- キャンドルの正しい火の消し方をすることにより、キャンドルと芯は長持ちする
- アロマキャンドルの溶けたロウはきれいに処理して使用することで、はじめの頃のような香りや効能を持続出来る
- 使用することで溶けたロウは、キッチンペーパーで拭き取るか、新聞紙などに染み込ませて可燃ごみで処分する
- 使いかけのアロマキャンドルの溶けた後のロウは、溶かして新たなキャンドルに再利用出来る
揺らぐキャンドルの灯りは、一日の疲れも忘れ、癒しの時間を過ごすことが出来ます。
私自身もアロマキャンドルを使用することがあります。
使い続けていくうちに、香りがあまりしないと思うことがありましたが、それが繰り返し使用しているためとは新たな発見でした。
お気に入りの香りで日常を癒やしてくれるアロマキャンドルを、長持ちさせて楽しみたいですね。
こちらは瓶入りなので、ギフトとしてもおすすめです。
蓋付きの瓶入りで、このお値段はお得です。
全10種類の香りから、お気に入りをチョイス出来ますよ。