吸水力があり、洗濯物の量が減って場所も取らないと話題のバスタオル卒業宣言。
バスタオル卒業宣言の洗い方には洗剤の使い方や乾燥機の使い方を含めた干し方などポイントが4つあります。
ほかの衣類と同様に柔軟剤を使い、新しいタオルが使えなくなるのは避けたいですよね。
洗い方を気にせずいつも通り洗うとゴワゴワになる場合もあるのです。
柔軟剤の入っていない洗剤を使うと、ふわふわの状態が保てますよ。
この記事では、バスタオル卒業宣言の洗い方と乾燥機も含めた干し方、寿命について紹介します。
洗い方と寿命を延ばす方法を知り、バスタオル卒業宣言をより快適に使いましょう♪
バスタオル卒業宣言の洗い方とおすすめの洗剤を紹介
バスタオル卒業宣言のタオルのタグには洗濯表示がありません。
洗い方を確認したいなら、包装袋の注意書きを見るようにしましょう。
うっかり開けてすぐ捨ててしまい洗い方が分からなくなっているのなら、注意書きの詳細をお伝えします。
包装袋には書きのような洗い方の注意書きが書かれています。
注意書きの詳細について、詳しく見ていきましょう。
はじめのうちはほかのものと別で洗って糸くずを落とす
最初の何回かはほかのものとは別にして洗い、糸くずを落とすようにしましょう。
販売されている状態のままのタオルは、製造工程のなかで小さなホコリや糸くずを含んでしまうため、取り除く必要があります。
タオルは制作の過程で繊維が切れないように使っているノリが残っている場合もあるのですよ。
ほかのものと一緒に洗ってしまうと、ほかの衣類に糸くずがたくさん付いてしまう恐れがあります。
私も何も気にせずにほかの衣類と一緒に洗ってしまい、洗濯が終わったら糸くずだらけになってしまったことがありました。
別で洗うとしっかりと糸くずが取れて、ほかの衣服と洗っても問題なくなりますよ。
洗って糸くずがたくさん出る間は、ほかのものとは別で洗うようにしましょう。
柔軟剤はタオルの状態を見て回数も量も少なめに使う
柔軟剤を使うなら、数回に1回など使用頻度を少なくし、1回の量も少なめにしましょう。
頻繁に使用すると繊維が抜けやすく、劣化が早くなります。
タオルに柔軟剤を頻繁に使用すると、タオルの繊維に薄い油膜が付いてしまい、吸水性が悪くなるのですよ。
洗濯しても汚れや洗剤がうまく落ちないため、生乾きや臭いにおい、劣化の原因にもなります。
洗う回数が増えるとゴワゴワしたり硬くなったりしてしまうのです。
ふわふわじゃないと感じたときに柔軟剤を少ない量で入れれば、ふわふわを維持しやすくなりますよ。
柔軟剤は使用回数と使用量を少なくして使うようにしましょう。
タオルに柔軟剤を使ってふわふわにするコツについてはこちらの記事を参照してください。
スノールの粉石けんなら柔軟剤なしでもふんわり仕上がる
シャボン玉スノールは、香料・蛍光増白剤・酸化防止剤・合成界面活性剤を使用していない、無添加の洗濯用粉石けん。
洗浄力が高いうえ、洗い上がりがふんわりやわらかくなるので、柔軟剤は必要ありません。
皮膚アレルギーのテストも行っているので、肌が弱くても安心して使えます。
動物性石けんなので成分が人間の肌に近いのも、肌に優しく使える理由なのですよ。
液体洗剤もありますが、粉せっけんのほうが肌への優しさ+洗浄力が高いのでタオルへの使用が特におすすめ。
粉せっけんは液体洗剤で落ちにくい皮脂汚れなどにより強く反応して、しっかり落としてくれますよ。
ただ、粉を溶かしてから洗濯機に入れる必要があるので、洗濯に時間をかけたくないなら手間に感じるかもしれません。
しっかり溶かさないと、粉がタオルの繊維に付着して残りやすいのも特徴なんです。
ネットに粉石けんを入れるだけで使えるので便利ですよ。
それでもやはり手間がかからないほうがいいなら、液体のシャボン玉スノールをおすすめします。
シリーズで販売されている純植物性スノールもおすすめ♪
同じ粉石けんですが、冬場などで気温が低くても溶けやすく泡立ちもいいところがおすすめの理由。
肌への影響を気にしないのなら、植物性でも洗浄力は同じです。
動物性と植物性で臭いはそれぞれ違いますので、お好みのものを選んでくださいね。
お肌の状態も考慮した優しい洗剤で、バスタオル卒業宣言をよりふわふわに仕上げましょう。
塩素系洗剤と漂白剤は色落ちするので絶対に使わない
塩素系洗剤と漂白剤を使うと色もののタオルは色落ちするので絶対に使わないようにしましょう。
塩素系洗剤と漂白剤はタオルを白くするものです。
タオルだけでなく、衣類でも色ものに間違って塩素系洗剤や漂白剤を使ってしまい真っ白にしてしまった経験ありませんか。
塩素系洗剤は除菌効果もありますが、色もののタオルに使用すると色が落ちて白くなってしまいます。
色が白いタオルなら大丈夫と思いがちですが、白いタオルでも使わないように注意書きがあるなら使わないようにしましょう。
もし除菌したいのであれば、色ものにも使える酸素系洗剤を使用すれば色落ちしません。
目的とタオルに合った洗剤を使って洗濯するようにしてくださいね。
使用後ぬれた状態で放置すると色移りの原因になる
タオルを分けて洗うなら、タオルを洗うのは後回しにしてしまうわ。
バスタオルを別で洗うとなると、衣類を優先してつい後回しにしてしまいますよね。
水にぬれたまま放置すると染料が落ち、ほかのものに色移りする可能性があります。
タオルの使い始めは特にぬれたままにしないように注意しましょう。
新しいタオルだと、タオルに付いている定着しきっていない染料が水にぬれると溶けてしまい、色が移ってしまいます。
濃い色と薄い色でタオル自体を分けて洗うようにすれば、色移りも防げますよ。
洗濯の脱水後のぬれた状態も放置すると危険です。
可能であればすぐに乾かすようにしましょう。
すぐに洗濯できない場合は、とりあえず風通しのいいところで重ならないように干しておくのがいいですよ。
バスタオル卒業宣言は色の種類が豊富です。
サンセットオレンジのような鮮やかな色のものだと大惨事になりかねません。
濃い色のものは特に注意してくださいね。
バスタオル卒業宣言は乾燥機もOK!外干しは日陰で干す
バスタオル卒業宣言は乾燥機を使えばふわふわに仕上げられます。
自然に干すほうがふわふわになるだろうと考えがちですが、乾燥機のほうがふわふわになるのですよ。
ただ、ドラム式洗濯機のたたき洗いでタオルを洗うとゴワゴワになってしまうことも。
乾燥機を使う際は洗いから乾燥まで一気に行えば、毎日ふわふわのタオルが使えますよ。
この項目では、バスタオル卒業宣言の乾燥機の使用と自然乾燥する場合の注意点について紹介します。
バスタオル卒業宣言は乾燥機を使えばふわふわにできる
肌触りがいいから乾燥機だと傷みやすいんじゃないの?
バスタオル卒業宣言は小さく肌触りもいいので、乾燥機を使うと傷んでしまいそうですよね。
バスタオル卒業宣言は乾燥機で乾かせるのです。
ただし、使用頻度に応じて傷みなどの劣化はありますので注意してください。
自然乾燥したほうがふわふわになるのではと思いがちかと思います。
実はタオルをふわふわにするには、外で干すより乾燥機にかけたほうがふわふわになるのですよ。
ドラム式洗濯機で乾燥すれば、温風で衣類を舞い上げ回転させながら乾かすので、繊維がほぐれて柔らかく仕上げてくれます。
ドラム式洗濯機のたたき洗いでタオルを洗うと繊維がつぶれてしまうため、自然乾燥で元どおりに戻すのは難しくなります。
乾燥機を使い、洗いから乾燥まで一気に行うようにしましょう。
バスタオル卒業宣言ならタオル自体が小さいので、洗濯機の容量を抑えて洗濯回数も抑えられますよ。
自然乾燥するなら日陰でしっかりと振ってから干す
乾燥機を使わず外で干すなら、バスタオル卒業宣言をしっかりと上下に振ってから風通しのいい日陰で干すようにしましょう。
外で洗濯物を干す場合、天日干しで干していませんか。
早く乾くのでどうしても太陽の光にあてて乾かしたいと思いますよね。
しかし、天日干しするとどうしても紫外線を浴びてタオルが劣化しやすくなります。
日陰で干したほうが傷まずにふわふわになりますよ。
干す前に上下に振れば、繊維を立ち上げられるのでふわふわの状態に乾かせます。
ただ、外に干すよりも乾燥機を使ったほうがふわふわ感を保てます。
乾燥機は衣類が傷む、電気代がかかるから使っていないのであれば、タオルだけは乾燥にかけるほうがいいですよ。
バスタオル卒業宣言の洗い方で寿命を延ばす4つのコツ
バスタオル卒業宣言は洗う回数と毛羽立ち・繊維抜けの対策を行えば、寿命が延びて長く使えます。
週に1回洗うのと毎日洗うのとでは、使用できる期間が変わってきますよね。
また、まだ使えるからといって同じタオルを使い続けると、ゴワゴワなタオルを使うことになってしまいます。
洗う回数を最大に増やしてタオルの状態を見てお手入れすれば、ふわふわなタオルを長く使えるのですよ。
この項目では、バスタオル卒業宣言の寿命を延ばす洗い方について紹介します。
30回以上洗濯したら寿命だが使用回数と洗濯頻度による
バスタオルの寿命は洗濯を30回以上した場合と言われていますが、使用回数と洗濯頻度で変わってきます。
2日に1回使用する場合は約2か月くらいが寿命の目安。
1枚を毎日洗う場合は1か月で交換がひとつの目安ですよ。
30回以上洗濯したタイミングがどのくらいになるか計算し、交換時期の目安を確認しましょう。
30回以上ってかなり少ないわね。
あくまで目安なので、使用回数や洗濯頻度を見て交換時期を考えましょうね。
ある程度回数を使っても、まだ使えるのにもったいないと思って捨てるに捨てられない場合もあるのではないでしょうか。
使っている洗濯機の種類や洗い方によっても寿命に差は出てきます。
バスタオル卒業宣言を正しい洗い方で洗って長く使ってあげましょう。
正しい洗い方で洗っても、回を重ねて劣化してくると使い続けるのは難しいですよね。
吸水力の低下やゴワゴワしてきた、匂いや汚れが出てきたなど、気になる点が出てきたらタオルの寿命が来た合図です。
無理に使い続けずに、交換するようにしましょう。
交換時期を見極めれば、ふわふわなタオルを使い続けられますよ。
タオルの状態を見て、定期的に交換するようにしましょうね。
臭くなる原因は吸水性がいいがゆえの洗う回数の少なさ
バスタオル卒業宣言が臭くなる原因は、吸水性がよすぎるがゆえの洗う回数の少なさにあります。
吸水性がよすぎると汚れや雑菌が入りやすく、見た目は乾いているように見えても実は菌が繁殖している可能性があります。
使用頻度に対して洗う回数が少ないと、どうしても臭くなってしまいますよね。
使ったものはできるだけ早くこまめに洗うようにしましょう。
バスタオルが臭くなる原因は以下のとおりです。
- 菌が繁殖している
- 洗剤残りがある
乾くまでに時間がかかると、どうしても菌が繁殖しやすくなります。
早めに乾かすようにして繁殖を防ぎましょう。
洗濯槽に菌が繁殖している場合も洗っているものに菌がつきやすくなります。
月に一度洗濯槽を掃除して、清潔に保つようにしましょう。
今使っているタオルが臭いなら、以下の方法で洗うと臭さがとれます。
- 60度以上のお湯に漬ける(煮沸)
- 酸素系漂白剤に漬ける
一度臭いにおいをリセットして、その後は正しい洗い方を実践すれば臭くなるのを防げますよ。
もしまた臭うようになら、同じ方法で臭いを取るようにしましょうね。
酸素系漂白剤を使ったタオルの匂いの取り方については、こちらの記事を参照してください。
毛羽立ちや繊維抜けも対策すれば長く使えるようになる
もしできる限り毛羽立ちを防ぎたいなら、洗濯ネットに入れて洗濯するようにしましょう。
洗濯、乾燥するなかで回数を重ねると毛羽立ちは避けて通れません。
毛羽たちは洗濯するときにほかの衣類と接触してこすれるために起こります。
毛羽立ちが起きれば肌触りが悪くなり、吸水性も落ちる場合があるのですよ。
洗って消耗すると繊維が抜けてしまうことも。
繊維が抜けていたら、引っ張らずにハサミで切るようにしましょう。
引っ張って抜いてしまうと問題なかった部分も繊維が抜けてしまいます。
抜けている部分だけなら、ハサミで切ってもタオルに問題はありません。
タオルの表面もできる限り劣化を防いで、長く使えるようにしましょうね。
より長く使いたいなら洗濯時の水量と脱水方法に注意
より長く使用したいのなら、水をたっぷり使って余裕を持ってタオルを洗いましょう。
洗濯物は多く詰め込みすぎないようにしてください。
欲張ってたくさん衣類を入れてしまうと、洗濯機の容量がなくなり、うまく回らず洗えなくなりますよ。
水量をたっぷりと使い、余裕を持ってタオルを洗うと洗剤残りもなくなり汚れ落ちがよくなります。
より長く使い続けるには、以下の点も注意して洗いましょう。
洗濯する際の脱水のすすぎは注水にすると汚れが残りにくくなります。
通常の脱水だけだと、洗剤が取り切れていない可能性もあるのですよ。
注水ですすげば、新しい水を常に取り入れてよりきれいに汚れを洗い流してくれます。
しかし、注水は通常の脱水よりも水を多く使うので注意してください。
水を使いすぎるのが気になるなら、すすぎの回数を1回多くすれば、使う水量も減り経済的ですよ。
洗剤は多めに入れたほうが汚れが取れるんじゃないの?
洗剤の量も多めに入れてしまうと繊維に洗剤が残ってしまいます。
用量を守って入れるようにしましょう。
洗うときは入浴後の残り湯で洗う場合もありますが、残り湯で洗うのはあまりおすすめしません。
どうしても残り湯を使うのなら、洗いのときだけ使用して、すすぎはきれいな水で洗うようにしましょう。
きれいな水でしっかりとすすいで、汚れや洗剤をきれいに洗い流しましょうね。
まとめ
- バスタオル卒業宣言の洗い方は最初の何回かは糸くずを取り除くためにほかのものとは別にして洗うといい
- 水にぬれたまま放置すると定着しきっていない染料が落ち、ほかのものに色移りする可能性がある
- 塩素系洗剤・漂白剤は色もののタオルに使用すると色が落ちて白くなるので使わない洗い方がベスト
- 柔軟剤は繊維に薄い油膜がつき吸水性が悪くなるため、使用頻度を少なくして1回の量も少なめにする
- 乾燥機を使えば温風で衣類を舞い上げ回転させながら乾かすので、繊維がほぐれてふわふわに仕上げられる
- 自然乾燥するなら、バスタオル卒業宣言をしっかりと上下に振ってから風通しのいい日陰で干す
- バスタオルの寿命は30回以上だが、使用回数と洗濯頻度で変わってくるので交換時期を見極める必要がある
- 臭くなってしまったなら60度以上のお湯か酸素系漂白剤に漬ければ臭いが取れる
- 毛羽立ちや繊維抜けを防ぐには洗濯ネットに入れ、繊維抜けがあったらハサミで切る
- より長く使いたいなら水をたっぷり使って余裕を持った洗い方をすれば、洗剤残りがなくなり汚れ落ちがよくなる
吸水性がよくバスタオルよりサイズも小さいので、洗濯機の容量にも困らないバスタオル卒業宣言。
正しい洗い方で洗濯すればふわふわな状態を維持できます。
洗い方のポイントを押さえて、常に使い心地がいい状態にしましょう。
バスタオル卒業宣言でぜひ湯上がりタイムを快適にしてくださいね。
タオルをふわふわに仕上げたいなら柔軟剤が入っていない洗剤がおすすめ。
粉せっけんタイプなら液体タイプに比べて洗浄力も高く、汚れもしっかり落としてくれます。
吸水性の低下もないので、繰り返し使ってもタオルがしっかりと水を吸ってくれるのでおすすめ♪