お弁当に魚肉ソーセージを使いたいけど、そのまま入れても大丈夫かしら…。
魚肉ソーセージは常温保存できるため、お弁当にそのまま入れても大丈夫なんです!
ただし、暑い季節は中まで火を通してお弁当に入れると傷みにくくなるので安心ですよ。
魚肉ソーセージは、包装フィルムで密封してから加熱・殺菌しているので、保存料なしで常温での長期保存が可能なのです。
ちなみに、おなじみのオレンジ色の包装フィルムは、紫外線の影響により色味が悪くなるのを防いでくれるんです。
魚肉ソーセージはお弁当の彩りとして隙間を埋めるのにそのまま使えたり、メインのおかずとして入れたりと使い方はいろいろあります。
今回は魚肉ソーセージの選び方やおすすめレシピも紹介します♪
魚肉ソーセージはお弁当にそのまま入れるだけで可愛い
ここでは、隙間にそのまま入れるだけで可愛いお弁当が作れちゃう魚肉ソーセージの飾り切りを紹介していきます!
そのまま手軽に食べられて栄養満点な魚肉ソーセージは、お弁当の彩りをアップしたいときにも便利です。
魚肉ソーセージのピンク色を生かしたバラやうさぎがお弁当に入っていたら、子供は喜びますし、周りの友達からも羨ましがられちゃいますね♪
魚肉ソーセージを販売しているメーカーのHPでは、お弁当向けの飾り切りの仕方なども公開しているので参考にしてみましょう。
魚肉ソーセージをスライスして巻くだけで綺麗なバラに
切った魚肉ソーセージをそのままお弁当の隙間に入れるのでは、なんだか味気ないですよね。
そんなときは魚肉ソーセージをスライスして巻くだけのバラを作って入れると、お弁当も華やかになります♪
- 魚肉ソーセージをピーラーでデコボコにスライスする
- 端からクルクルと巻いて、先端を葉っぱのピックで止めておく
簡単なのに、クオリティの高い綺麗なバラが作れちゃうので試してみてください。
お弁当の隙間からきつねが顔を出していれば可愛さ満点
魚肉ソーセージの切り方を工夫するだけで、可愛いきつねやうさぎを作ることができるんです!
今回は簡単に作ることができるきつねについて紹介していきます。
- 魚肉ソーセージを先端から5㎝ほどの長さで輪切りにする
- 5㎝ほどに切った魚肉ソーセージを、さらに斜めに切り分ける
- V字の切り込みを1か所入れて、耳を作る
- 黒ごまで目、にんじんを細かく切ったものを鼻にする
- ひげは海苔を細かく切って貼る
難しい切り方をする必要もないのに、こんなに可愛いきつねが作れちゃうんですね♪
女の子に大人気のハートは切ってピックでとめるだけ♪
女の子に大人気のハートは、切ってピックでとめるだけなのに、お弁当に入っているだけで嬉しくなっちゃいますよね。
そのまま切って合わせるだけなので作り方も簡単なんですよ!
- 魚肉ソーセージの先端を斜めに切って、さらに縦半分に切る
- 斜めの切り口を合わせてピックで止める
これなら忙しい朝でも簡単にできて、可愛いお弁当に大変身させることができますね♪
ストローを使って子供も大人も楽しいブロック作り
魚肉ソーセージは柔らかいので、ストローでも簡単にくり抜くことができるんです。
今回は魚肉ソーセージでブロックを再現してみましょう♪
- 魚肉ソーセージを長方形にカットしておく
- 子ども用のストローを刺して小さい穴を6か所くり抜く
- くり抜いた魚肉ソーセージは少しだけ出して元の穴にさす
工作をしているみたいで作っている方も楽しめそうですね♪
魚肉ソーセージのお弁当レシピを3つ紹介!メインも簡単
封を開けてすぐに食べられる手軽さが特徴の魚肉ソーセージですが、調理することでさらに魚の味を堪能することができるんです!
お弁当のおかずやおつまみとしても使うことができる魚肉ソーセージの、おすすめレシピを3つ紹介していきます。
明日のお弁当や今夜の晩御飯になにを作るか決まっていないあなたは、このレシピを参考にして魚肉ソーセージを使った一品作ってみてください♪
魚肉ソーセージときのこのケチャップ炒めを作ろう
きのこがたっぷりでヘルシーなケチャップ炒めは、ケチャップで味付けしているので子供でも食べやすいですね。
準備する材料はこちらです。
材料(2人分) | 調味料 |
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魚肉ソーセージ:1本 しめじ:1袋 エリンギ:2本 長ねぎ:5㎝分 細ねぎ:1本 サラダ油:大さじ1 片栗粉:小さじ2 水:小さじ2 | トマトケチャップ:大さじ2 ぬるま湯:大さじ2 鶏がらスープの素:少々 しょうゆ:小さじ1/2 砂糖:小さじ1/2 こしょう:少々 |
続いては、作り方です!
- 手順①材料を切る
・しめじ、エリンギの石づきを取って食べやすい大きさに切る
・魚肉ソーセージは斜め切りにする
・長ねぎはみじん切りにして、細ねぎは小口切りにする - 手順②切った材料を炒める
・フライパンにサラダ油を入れて、しめじ、エリンギを炒める
・少ししんなりしてきたら、魚肉ソーセージと長ねぎも加えて炒める - 手順③調味料を合わせて、片栗粉でとろみをつける
・調味料を混ぜたものを加えて炒め合わせる
・水で溶いた片栗粉でとろみをつけて、調味料と絡みやすくする
・さらに盛り付けて、細ねぎをちらす
きのこ以外にも、ピーマンや玉ねぎを加えれば、ボリュームが出てメインおかずとしてもばっちりです!
冷蔵庫にある野菜を使って、手軽に一品作ってみてください♪
食欲そそられる魚肉ソーセージのキムチチャーハン
カルシウムたっぷりの魚肉ソーセージとたくさんの野菜が入った栄養満点のチャーハン!
キムチのピリ辛感は、子供から大人まで食欲がそそられる一品ですね♪
準備する材料はこちらです。
材料(2人分) | 調味料 |
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・魚肉ソーセージ:2本 ・ごはん:茶碗2杯分 ・ピーマン:2個 ・白菜キムチ:100g ・たまご:2個 ・もやし:1/2袋 | ・ごま油:大さじ2 ・鶏がらスープの素:小さじ1 ・塩コショウ:少々 |
続いては、作り方を見ていきましょう。
- 手順①材料を切る
・魚肉ソーセージ、ピーマンを1㎝の角切りにする
・白菜キムチは1㎝のザク切りにする - 手順②たまごとごはんを混ぜる
・大きめのボウルに卵を溶いて、ごはんを入れる
・卵とごはんをしゃもじで切るように混ぜる - 手順③材料を炒めてごはんに味付けする
・フライパンにごま油半量を熱し、もやしとピーマンを強火で炒める
・炒めた野菜を器に取り出す
・残りのごま油を加えて、②の卵とごはんを炒める
・炒めているご飯を鶏がらスープの素、塩、こしょうで味付けをする
・さらに、白菜キムチと魚肉ソーセージを入れて炒める - 手順④取り出した野菜を戻して炒める
・もやしとピーマンをフライパンに戻し入れる
・野菜とごはんと強火で手早く混ぜて、器に盛りつける
お弁当だけでなく、夜ご飯に困ったときも手軽に作ることができるので嬉しいですね!
魚肉ソーセージとごぼうのきんぴらは作り置きOK♪
ごぼうのきんぴらは、夜ご飯のおかずのほか、お弁当のおかずやお酒のおつまみにもぴったりの一品です。
準備する材料はこちらです。
材料(2人分) | 調味料 |
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・魚肉ソーセージ:1本 ・ごぼう:1/3本 ・にんじん:1/3本 ・舞茸:1/2パック | ・ごま油:大さじ1/2 ・赤唐辛子:1本 ・しょうゆ:大さじ1と1/2 ・みりん:大さじ1 ・白ごま:小さじ1/2 |
材料がそろったところで、さっそく作ってみましょう!
- 手順①魚肉ソーセージを切る
・魚肉ソーセージは長さを3等分にして、縦長に6つに切る
- 手順②野菜を細切りにする
・ごぼうとにんじんは細切りにする
・舞茸は石づきを切り落として、食べやすい大きさに分ける - 手順③材料を炒める
・フライパンにごま油と種を取った赤唐辛子を入れて加熱する
・魚肉ソーセージと細切りにした野菜を加えて炒める
・調味料で味を調えたら白ごまをちらす
簡単なレシピなので、多めに作って作り置きしておくと忙しいときでも便利ですね!
そのまま食べるだけじゃなく、いろんな料理に使えて便利だね♪
魚肉ソーセージのお弁当なら子供も大人も栄養満点!!
魚肉ソーセージはカルシウム豊富なので、お弁当に入れておけば魚が苦手な子供でも手軽にカルシウムを補うことができます!
血液中の中性脂肪を低下させることが期待できる、特定保健用食品の認可を受けた魚肉ソーセージなどもあるのですよ。
さらに、低カロリー高タンパクなので筋トレやダイエットをしている大人にも嬉しい食品です。
ここでは、魚肉ソーセージを選ぶときのポイントやおすすめ商品まで紹介していきます。
カルシウム豊富な魚肉ソーセージは子供におすすめ
子供のころは特に身体を作っていく大事な時期なので、しっかりと栄養を取ることが大切です。
魚肉ソーセージは高タンパクなだけでなく、カルシウムやDHAも効率的に摂取できる栄養価が高い食品なんです♪
では、1本あたりどれくらいの栄養素が含まれているのか見ていきましょう!
- エネルギー:161kcal
- タンパク質:11.5g
- 脂質:7.2g
- 炭水化物:12.6g
- ナトリウム:810g
- カルシウム:100g
- 飽和脂肪酸:2.53g
- 一価不飽和脂肪酸:2.78g
- 多価不飽和脂肪酸:0.91g
タンパク質が不足すると、免疫機能が低下して抵抗力が弱くなり病気にかかりやすくなるためしっかり補うことが必要となります。
さらに、不飽和脂肪酸とはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)などのことで、体内で作ることができません。
持ち運びやすく常温保存が可能な魚肉ソーセージは、子供のお弁当だけでなくおやつの代わりに食べてもいいですね♪
魚肉ソ-セージは味と食感が豊富で形状も選べる♪
いろいろな種類があるけど、なにで選べばいいか分からないわ…。
今回は、味・主原料の魚・形状の3つについて説明していきますので、お好きな魚肉ソーセージを探してみましょう。
味や形状が豊富なので、お弁当にどう入れるか考えるのも楽しいですね♪
①味
魚肉ソーセージには、「普通魚肉ソーセージ」と「特殊魚肉ソーセージ」の2種類があります。
これらは、使用している原料が異なるので、どんな特徴があるのかしっかりとチェックしておきましょう。
- 普通魚肉ソーセージ:昔ながらのオーソドックスな味が好き
- 特殊魚肉ソーセージ:ボリューム感があって、しっかりした味付けで食べたい
昔ながらのオーソドックスな味が好みの場合、魚肉をすり身にしたものが原料の「普通魚肉ソーセージ」がおすすめです。
魚肉感がしっかりと感じられ、そのまま食べることができるので子供から大人まで人気ですよね。
一方、魚のすり身にチーズやひき肉などの変わり種を加えて加熱加工されたものが「特殊魚肉ソーセージ」です。
代表的なものでいうと、マルハニチロなどで販売されているフィッシュハンバーグなどが挙げられます。
ボリューム感があって、あらかじめ香辛料などで味付けされているものが多いので食べ応えも抜群です。
②主原料の魚
使われている魚によって味わいが異なるので、どんな魚が使われているのか確認してみましょう。
- 白身魚:淡泊な味、低カロリー
- 赤身魚:濃厚な旨味、味わいのあるものが多い
現在原料として使われている魚の多くは、スケトウダラなどの白身魚であることが多いです。
さらに、最近では赤身魚に含まれているDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸に注目が集まり、マグロやアジ・サバなどを使った商品も販売されています。
ほとんどの商品に小麦や大豆が含まれており、中にはカニなどの甲殻類を原料に使用している商品もあるので、アレルギーをお持ちの場合はしっかりと確認しましょう。
③形状
魚肉ソーセージといっても、細いスティック状のものからハムのようにスライスして食べる極太のものまで様々な形状のものがあります。
魚肉ソーセージの定番といえば、そのまま食べられるスティックタイプです。
細い形状でフィルムをはがしてそのまま食べられるので、おやつやおつまみとして手軽に食べられるのは嬉しいですね♪
お弁当のおかずにも使える調理タイプの魚肉ソーセージはハンバーグのような形をしたものもあり、フライパンで焼くと旨味が増しておいしくなります。
焼いてそのまま食べるだけでなく、炒め物にも使いやすいので手軽に一品料理が完成します。
添加物が気になる場合は無添加タイプのものを選ぶといいでしょう。
栄養豊富な魚肉ソーセージのおすすめ商品を3つ紹介!!
商品によって味や形状が違うことを説明してきましたが、含まれている栄養価もそれぞれ違うんです!
おすすめの商品と、その特徴についてお話していきますね。
ニッスイ「おさかなのソーセージ」
おさかなのソーセージは、1本あたり350gのカルシウムが含まれているので手軽にカルシウムを補うことができます。
1日に必要なカルシウム摂取量は680gなので、1本食べるだけで1日に必要なカルシウムの約半分が摂取できちゃうんです!
魚肉感が強く保存料や着色料などを使用していないのが特徴で、特定健康用食品としても人気です。
さらに、卵を使用していないためアレルギーのある方でも安心して食べることができます。
マルハニチロ「DHAリサーラソーセージ」
DHAと名前に入っている通り、1本あたりDHAが0.85gも含まれています。
1日に必要なDHA摂取量は2.0gとなっているので、これ1本で1日に必要なDHAの半分近くも摂取することができるんです♪
味の特徴としては、しっかりとした味つけで魚肉感がある商品です。
1本あたり50gとやや小さめなので、おやつ代わりにはちょうど良いサイズですね。
東洋水産「フィッシュハンバーグ」
魚のおいしさにスパイシーな味付けがおいしいフィッシュハンバーグは、カルシウムも豊富に含まれています。
フライパンに油をひかなくてもこんがり焼くことができるので、忙しい朝でも嬉しい商品です。
お弁当やおつまみとしても最適で、そのまま食べたり野菜と炒めたりなどアレンジ方法も様々です♪
まとめ
- 魚肉ソーセージはお弁当にそのまま入れても大丈夫だが、夏は火を通した方が傷みにくくなるので安心
- 魚肉ソーセージをそのまま入れてお弁当のすきまを埋められるアイディアを4つ紹介
- 魚肉ソーセージを加熱して作るお弁当のメインおかずやご飯のレシピを3つ紹介
- 栄養価の高い魚肉ソーセージは魚が苦手な子供でも食べやすく、高タンパク質低カロリーのため筋トレやダイエットにも適している
- 昔ながらのオーソドックスな味の「普通魚肉ソーセージ」か、チーズなどの変わり種が入っている「特殊魚肉ソーセージ」の2種類がある
- 白身魚が原料だと淡泊な味だが、赤身魚が原料だと濃厚な旨味で味わいのあるものが多くDHAなどの栄養素も豊富
- スティック状でそのまま食べられるものと、ハムのように極太でスライスして食べるものまで形状は様々
- ニッスイ「お魚のソーセージ」なら1本食べるだけで、1日に必要なカルシウム量の約半分を摂取できる
- マルハニチロ「DHAリサーラソーセージ」なら1本食べるだけで、1日に必要なDHA量の約半分を摂取できる
- 東洋水産「フィッシュハンバーグ」はカルシウム豊富で、スパイシーな味付けはお弁当やおつまみにも最適
栄養価が高く手軽に食べられる魚肉ソーセージは、成長期の子供にとってありがたい食品です。
切り方を工夫したりひと手間加えるだけで、いつものお弁当も可愛く華やかに大変身させることができます。
さらに、他の食材と炒めたりすることでおつまみやおかずのメインにもなる魚肉ソーセージをぜひ試してみてください♪