毎日の食器洗い、洗った食器はどこに置いていますか?
私の家では昔から水切りかごがキッチンに当たり前のように置いてありました。
一見、無くてはならない存在のような水切りかごですが、実際は食器の仮置きスペースになってしまい、洗い終わった食器をいつまでも出しっぱなしにしてしまうなんてことも…。
水切りかごがあるから、キッチン周りが狭いのよね。
何かいいアイデアないかしら…?
水切りかごの代わりに、ティータオルや吸水マット、折り畳みのシートやラック、ザルで代用するというアイデアはどうでしょうか。
最近では様々なキッチンツールやアイデアで水切りかごを使わない人も増えてきていますよ。
今回は「水切りかご」を使わない生活アイデアを紹介させていただきます。
水切りかごのアイデアキッチンツールおすすめ5選!!
ここでは、SNS等でも人気なアイデアキッチンツールを紹介していきます。
どれも手軽に実践できるものが多いので、自分のスタイルに合ったものを選んで試してみてください!
人気のティータオルでおしゃれさと清潔さを叶える
最近SNSでも大人気のジョージ・ジョンセン ダマスクの「ティータオル」。
厚手でしっかり吸水してくれるし、使い終わったら洗濯して常に清潔をキープできます。
大きさも折りたたんで広げたりする等、必要に応じた大きさで使うことができるのでとても便利です。
私の家も半年ほど前にティータオルを導入しました。
コンロがガスからIHに代わったこともあり、ティータオルをIHコンロの上に広げて洗った食器の水切りをしています。
広げる大きさも自由自在なので、洗った食器の量に合わせて置く場所や広げる大きさを変えることができるのもいいですね。
シンク周りはもとより、作業スペースが広くないキッチンでは場所を取らない点で大変重宝します。
また、使わない時はフックに引っ掛けて収納すれば収納場所も取られないし、湿ったタオルを干すこともできるので一石二鳥ですね。
値段は少々高めですが、丈夫でしっかりしたものなので、長く使うと言う点では決して高い買い物ではないかもしれません。
購入場所は、こちらの商品を取り扱っている実店舗がほとんどない為、ネット通販での購入をおすすめします。
高コスパな吸水マットは手軽に買い替えやすい
ホームセンターなどで目にするのが「水切り吸水マット」。
先に紹介した「ティータオル」と比べて、吸水マットはお手頃価格で、かつホームセンターでも売っているので買い替えやすいです。
こちらも厚みがしっかりあり、食器の水滴をしっかり吸水してくれます。
使わない時はフックに引っ掛けて収納でき、ティータオルよりも厚みがありしっかりしているので、ガスコンロの上に敷いても並べた食器が沈むことも少なく置くことができます。
大きさもいろいろなものが売られているので、用途にあったサイズの吸水マットをチョイスするといいですね。
また、こちらも使用後は洗濯して清潔に保つことができます。
「ティータオル」と比べると厚みもあり乾きにくい「吸水マット」ですが、100均等でも手に入るので、いくつか洗い替えを持っているといいかもしれません。
使用後のメンテナンスを怠ると、黒カビが発生することもあるので、その点には注意が必要です!
シンクの端を有効活用できる折り畳み式水切りシート
「ラックでしっかり水を切りたい!」「シンクの端が余っている」「調理スペースをもう少し広くしたい」と言う場合におすすめするのが、「折り畳み式水切りシート」です。
シンクの端に広げて設置するだけで、洗った直後の食器をそのまま置くことができるので、調理台に水滴が落ちることもありません。
また、「折り畳み式水切りシート」に料理で使っているお皿やまな板等を置いたりと、ちょっとした調理スペースとして使ったりもできますね。
使い終わったらくるくると丸めてコンパクトにできるので、収納場所も取りません。
「tower」の「折り畳み式水切りシート」が有名ですね。
あみだくじのように網目が貼られているため、様々なサイズや形の食器を置くことができますし、カトラリー置場もあるので、お箸などの水切りもできます。
しかし、試しに使ってみたいと言う人にはtowerの商品は値段が高めですね。
こちらは「100均」や「スリーコインズ」に類似品が売られています。試しに使ってみたい人は、まずはこちらの商品で試してみるのもいいかもしれませんね。
我が家は以前、「スリーコインズ」のものを使用していましたが、使い勝手が良くとても重宝していました。
ただし、「スリーコインズ」のものは、強度に若干の不安があり、重たい食器を置くには少し不安でした。重たいものは別の場所に置くことをおすすめします。
こちらも、敷きっぱなしにしているとシンクとの設置面に赤カビが発生することがあったり、シートの網目部分にぬめりが出たりするので定期的なメンテナスは必須です。
やっぱりラック派!には折り畳み式ラックですっきり
「折りたたみ式ラック」はラックタイプが使いやすい、でもキッチン周りをすっきりさせたい!と言う希望を叶えてくれるアイテムです。
こちらは、シリコン素材のバスケットタイプの水きりラックが多いです。
「折り畳み式ラック」には底に排水口が付いていたり、仕切りがついていたりするタイプのものがありますね。
今まで紹介してきた3つのアイデアとは違い、平皿やまな板などしっかり立てて水を切ることができる点でとても魅力的に感じました。
使わない時は折り畳んで収納できる点で、キッチンスペースをすっきり使うことができるのは上記で紹介した3つのアイデア同様とても魅力的です。
使いたい時に取り出して、使い終わったら片付けることができるので、シンク周りをスッキリ使うことができて嬉しいわ!
底の排水部分に蓋がついているタイプのものは、中に水を溜めることもできるので、食器のつけ置き洗いや漂白にも使うこともできて便利ですね。
使用後にラックの水もしっかり切ってから片付けると言う点では少々手間がかかるのかもしれません。
それでも、ラックタイプの水切りを使い、かつキッチンをすっきり使いたいという願いを叶えてくれるアイデアです。
畳んで持ち運ぶことができるので、キャンプなどに持って行くこともできますね。
ザルを水切りかごの代わりに使ってすっきり
こちらは至って簡単。調理器具として使っているザルに洗った食器を入れていくだけです。
ザルをお持ちの家庭であれば、特に新しく買い足す必要もありません。
収納力は多くはないので、一人暮らし等洗う食器の数が少ない場合や、洗う食器の数が少ないときに便利です。
私の実家では、洗った水筒の蓋などのパーツをザルに入れて水を切っていました。
このように、ちょっとした洗い物や細かい部品などの水切りに使うこともできて便利ですね。
オシャレな見た目にこだわる場合は「竹製のザル」がおすすめです。
竹は耐水性で水切れが良く、自然素材の柔らかさが食器にも優しいと言う利点があります。
見た目もオシャレで機能性もよくオススメです。
食器の水切りに使わない時は、普通に料理でも使うことが出来るので、使用用途も広くていいですね。
水切りかごを使わないで平皿やまな板の水切りするアイデア
水切りかごを使わないアイデアを紹介しましたが、上記で紹介したものはどれも平置きで、まな板や大きな平皿などの水切りには少し不便ですね。
そんな問題を解決してくれるのがSNSでも紹介されている、他のアイテムを組み合わせて使う方法です。
ティータオルや吸水マットとの組み合わせにおすすめなのが、IKEAの鍋蓋オーガナイザーです。
こちらは折り畳み可能なので、使わない時は小さくたたんでしまっておけばスペースを取りません。
重さのある大きめの平皿やまな板もしっかりと立てることのできる安定感があります。
コップや水筒を引っ掛けておくこともできるので、しっかり水を切ることができますね。
ザルと組み合わせて使っていけばパーツをまとめて水切り、管理することもできます。
他のものでは、ニトリなどで売られている鍋蓋スタンドも優秀です。
こちらは、IKEAのものに比べると、立てかけることのできる数は少ないですが、少量を立てかけたい時に良いです。
折りたたんで収納することはできませんが、大きなものではないので、調理時の鍋蓋置き場や普段使いのまな板置き場としても使えるので便利です。
小さいけど安定感があって、重たいものを立てかけても倒れないわ!
私の家では、鍋蓋置きを使っていますが、ティータオルを壁際に置いて、壁に立てかける形で水を切ることもあります。
シンク上の吊り戸棚の上で大きめの食器などの水切りもできます。
新しくアイテムの買い足しが必要な場合もありますが、いずれも水切りかごを使わないで「キッチン周りを広く、すっきりさせたい!」と言う願いを叶えてくれるアイデアです。
水切りかごがスリムならキッチンは狭くならない!
ここまでは、水切りかごを設置しないで水切りする方法を紹介してきました。
それでも、水切りかごを使いたい場合には小さいスリムタイプのものを使って行くのはどうでしょうか?
水切りかごの掃除が簡単で、かつ丈夫で長持ちするものとしてラパーゼの水切りかごを紹介します。
こちらは、料理研究家の有元葉子さんが「作り手の使い勝手にこだわったキッチンツール」として日本のメーカーと開発したものです。
値段は高いですが、一般のかごにある余分な補強ワイヤーがないので汚れが溜まりにくく、お手入れもサッと拭くだけで手軽です。
すっきりとしたデザインですが、食器を立てやすく、かつたくさん置くことができて、とても機能的です。
水切りかご、水切りトレー、カトラリー置きはセット販売ではなく別々に販売されています。
水切りかごの下にキッチンクロスなどを敷くことでシンクの横以外に設置することができます。
下にキッチンクロスを敷いている場合は上記で紹介したティータオルや吸水マット同様洗って清潔を保つことができますね。
サイズ展開も豊富で、キッチンの広さや用途に合わせたものを選べることも魅力的です。
ラパーゼは値段が高いと言う場合には、他のメーカーからも手頃な値段でスリムタイプが出ています。
3人以上の家族の食器を奥には容量不足ですが、1人暮らしや2人暮らしで食器の数が少ない場合には、しっかり対応して行くことができると思います。
スリムタイプの水切りかごは、少量の食器の水を切るのに便利そう!
まとめ
- 水切りかごは様々なキッチンツールやアイデアで代用ができる
- 人気のティータオル、コスパな吸水マットは場所を取らずメンテナンスも簡単
- ティータオルは値段は高いが丈夫で長持ちする
- ティータオルの購入はネット通販がおすすめ
- 折り畳み式水切りシートはシンクの端のスペースを有効活用できる
- 折り畳み式水切りラックは、ラック派でかつ使わない時は片付けたい場合におすすめ
- 調理器具のザルも水切りかごに代用できる!おすすめは竹製のもの
- まな板や大きな平皿の水切りは鍋蓋置きなどを組み合わせると良い
- IKEAの鍋蓋オーガナイザーはたくさん置けるて、たたんでコンパクトに収納もできる
- やっぱりラックを使いたい人にはスリムタイプがおすすめ
- ラパーゼの水切りかごは丈夫で掃除が簡単
- スリムタイプは少量の食器の水切りに便利
洗った食器の置き場所としてとても便利な水切りかごですが、メンテナンスの大変さや、スペースを取り窮屈な思いをしながら料理をした経験も多いのではないでしょうか。
今回紹介したアイデアは、いずれも必要な時に取り出し、使い終わったら片付けてキッチン周りをすっきりさせることができ、メンテナンスも簡単なものが多いです。
手に入りやすいアイテムや取り入れやすいアイデアから実践してみるなど、自分に合った方法を見つけ、見た目も動作もすっきりとした生活を目指してみませんか。