朝、肩や首周りの筋肉がガチガチになる寝コリが辛く、起き上がるのが億劫に感じていませんか?
辛い寝コリは、バスタオルを使った簡単ストレッチでの治し方実践と自分に合った寝具などで予防することがおすすめです。
布団の中や座った状態でできるマッサージ・ストレッチ方法を紹介しています。
治し方を一時的に実践するだけじゃなく、予防・対策することでこれ以上の悪化も防いでいきましょう。
この記事では自分に合った寝具の選び方、寝る前に力を抜くための簡単運動も解説しているので参考にしてくださいね。
寝コリの治し方と予防法を実践して、寝コリの悩みとおさらばしましょう。
寝コリ改善のためには、まず枕から見直してみるのがおすすめ。
沈み込みにくく、首周りの高さを調整しやすいこちらの枕をぜひ試してみてくださいね♪
寝コリの治し方はストレッチやマッサージを朝やるだけ
寝コリを今すぐなんとかしたい!痛みが辛いあなたにおすすめの治し方は、タオルを使った簡単ストレッチです。
夜寝る前に、枕元にバスタオルを用意しておけば、すぐ実践できるストレッチ方法です。
治し方というと大げさですが、痛みや筋肉の緊張感を和らげられるストレッチの方法を紹介します。
巻いたタオルを置いてゴロゴロ動いてみよう
寝コリが気になる朝、すぐにでも痛みやガチガチ感を取り除きたいですよね。
家ですぐにできる治し方はあるかしら?
朝起きたときのコリが辛いときは、バスタオルを使うだけで簡単にできるストレッチ・マッサージ法がおすすめ。
寝コリによる痛みが強い場合、いきなり強いマッサージやストレッチは肩や首に負担がかかってしまいます。
また、朝起きたばかりって急に大きな動きってできないですよね。
なのでまずはゴロゴロ寝返るだけの簡単ストレッチから、首のマッサージを実践してみましょう。
- 用意するもの<大判のバスタオル:1枚>
フェイスタオルしかない場合は2〜3枚用意して、何回か巻きつけると良い
- 手順1バスタオルをクルクルと棒状に丸める
少しキツめに巻くとしっかりした枕にできる
- 手順2横向きに置いて首の後ろに当たるように頭の位置を調整する
くぼみに沿わせるように置くと、気持ちいい位置を見つけやすい
- 手順3右を向いたり左を向いたりとゴロゴロする
まずは首の血流を良くしていくことで、痛みも緩和されていきます。
私も朝、首・肩周りの痛みがあるときにタオルでマッサージを実践してから起き上がっています。
首周りの緊張感が和らぐので、かなり軽くなる感覚が体感できるんです。
やりすぎても疲れたり、時間がかかったりするのでほどほどに。
左右それぞれ10回ずつ、計20回くらいの動きでも十分ですよ♪
首・頭だけじゃなく、全身もゴロゴロ動かせるのでしたら、ゆっくり動かしてみましょう。
体の緊張が取れていくので、体がポカポカしてきますよ。
起き上がった後もタオルで引っ張るストレッチ
タオルマッサージの後は、首の後ろにタオルを当てて引っ張る首コリストレッチが寝コリの解消におすすめです。
先程丸めたタオルをそのまま広げて使えるおすすめのストレッチ方法を紹介します。
特に首の後ろから持ち上げるような動作は、タオルを使うことで伸びている感覚を体感しやすくなります。
タオル無しで頭を支えるだけだと、イマイチ伸びが感じられないんです。
また寝コリが気になる朝以外にも1日3回くらい、このストレッチをやるのがおすすめ。
朝起きたとき、調理や家事の合間、寝る前といった好きなタイミングを見つけて習慣化してみましょう。
朝と寝る前の実践を習慣化してからは、肩周りの重みを感じにくくなりました。
寝コリの予防や対策は寝具選びがカギ
使っている寝具の見直しと、寝る前の脱力動作が寝コリ予防におすすめの方法です。
実際寝コリに悩む夫と一緒に寝具を見直したことで、痛みがかなり軽減されました!
いろいろな選び方の中から、寝コリ予防・対策に効果のある選び方を紹介していきます。
今使っている枕が合っているかチェックすべき5項目
今使っている枕が体にあっているのか、以下の5つをチェックして合わない場合は合う枕に変えましょう。
自分の体にあった枕を選ぶことで、寝コリの予防や症状の程度を軽くできる可能性があります。
私の夫も朝起きたとき、首周りの痛みに悩んでいました。
枕をこの条件に当てはまるものに変えただけで、朝もスッキリ起きられるようになりました!
選ぶのに迷うときは、ある程度固さがあるものと高さを細かく調整できるタイプを選ぶと間違いないでしょう。
首と枕の隙間が埋まっている状態が、姿勢として一番理想的です。
しっかり頭・首を支えられる固さがあり、かつ首の湾曲具合に応じて高さを調整できればベストですよね。
もう一つ、経年劣化によってヘタっていると会わなくなっている可能性があります。
低反発・高反発どちらのタイプでも、毎日使っていればヘタってしまうのです。
ヒトの頭だけでも体重の10%、約4〜6kgあるといわれています。
よく「枕は消耗品。」というように、劣化は避けられません。
一つの目安として、今使っている枕が3年以上経過しているのでしたら新規購入をおすすめします。
首周りのフィット感を簡単に調整できる枕なら、こちらのネックフィット枕がぴったり。
バスタオルで高さ調節した枕よりもズレないですし、安定感もあるので使い心地抜群です!!
マットレスは好みの姿勢と体格に合わせた選び方が大事
枕だけを変えるだけでは、寝コリの予防・対策にあと一歩及びません。
枕と首の隙間を埋めるにあたっては、合うマットレスを使って体が正しい姿勢であることも必須条件だからです。
合わないマットレスで悪い姿勢に枕を合わせたらどうなるでしょう?
姿勢が悪いまま、体の一部分に負担がかかってしまうので寝コリの予防にはなりません。むしろ悪化させます。
それを防ぐために以下にある3つのポイントをチェックしましょう。
低反発マットレスや布団など柔らかい素材でできたマットレスは、体の沈み込みが大きいです。
沈み込んだ部分に体重など重みがのしかかるため、首・肩・腰の痛みやコリが気になる場合はおすすめできません。
私も以前1万円台の薄くて軽いスポンジのマットレスを使っていました。
私も夫もそれはそれは、肩・腰の痛みに悩まされましたね・・・。
引っ越しと同時にマットレスをスプリングの強い厚み20cmのものに変えてからは、痛みを感じることが少なくなりました!
横向き寝が多い平均体重・体型の私は、中等度の固さがあるマットレスが合っていたようです♪
私の父は大柄体型ですが、昔から高反発のマットレスを使っています。
体型・体格に合ったマットレスを使っているのか、今まで体の痛みを訴えることもなく過ごせています。
寝る前に力を抜くための動作を行って力まず寝よう
寝コリは寝具だけじゃなく、体に力が入りすぎていることも原因と考えられます。
体にぐっと力を入れたり、息を止めたりしてみてください。
力が入った状態では、肩や首周りの筋肉が固くなっている感じがあると思います。
そうすると、朝起きたときの寝コリにもなってしまうため、力を抜く必要がありますね。
- 手順1ベッドで仰向けに寝る
- 手順2握りこぶしを作って、ぐっと全身に力を入れる
この時大きく息を吸って、止めてみましょう
- 手順3力を入れた姿勢で10〜20秒キープ
無理する必要はないですが、+1秒くらいのイメージがコツ
- 手順4鼻や口から息を止めた倍の時間をかけて、息を吐き出す
- 手順5力んで脱力して、を3回繰り返す
何度も繰り返すと、逆に体が緊張状態になってしまいます。
コツは全身にぐっと力を入れて筋肉を瞬間的に緊張状態にし、一気に脱力すること。
脱力したときのまま、睡眠状態に入れることが理想ですね!
特に肩や首周りはググッと力を入れ、脱力しておくことで寝コリの予防になります。
寝コリは睡眠の質で改善できるかも!?
寝コリは体圧分散させたり、電気毛布を使ったりして睡眠の質を上げることで解消できるかも知れません。
睡眠の質が下がれば、ストレスも溜まって一層身体に力が入ってしまいます。
寝コリのスパイラルを防ぐには、睡眠の質を改善することも大切になるでしょう。
この項目では睡眠の質を改善するためにできる2つの方法を紹介します。
仰向け姿勢で体圧分散させると血流がよくなる
仰向けの姿勢は横向き寝に比べて、マットレスへの接地面積が増えるので圧力が分散されます。
一箇所に圧力がかかる横向き寝では圧のかかる部位の血流が、どうしても悪くなってしまいます。
血の巡りが悪くなれば、そこがコリの原因にも。
一方仰向け寝であれば、圧が分散されて寝コリの原因を最小限にできるでしょう。
もちろんマットレスがヘタっていたり、柔らかすぎるものでは逆効果です。
体にあったマットレスで、仰向け寝を取ることにより睡眠の質も上がっていくと思います。
私も1週間、寝る時に横向き寝と仰向け寝それぞれ試してみました。
寝入りばなの姿勢が仰向け寝の時は、朝起きたときのあくびの回数が圧倒的に少なかったんです!
横向き寝で寝た時は腰や肩など部分的に痛みを感じ、また眠りが浅いのかあくびが多いという結果になりました。
両方試してわかったのは、仰向け寝の方が睡眠の質・睡眠への満足度が高いということです。
首周りのコリが気になる夫も両方試した結果は仰向け寝のほうが、朝スッキリ起きれていました。
電気毛布などで予め布団を温めておく
血液循環を良くすることで寝コリの予防、改善が期待できます。
布団が冷えていると、体温で暖めようとしますよね。
ところが冷えた布団に入ると、筋肉が縮こまってしまうので寝コリの要因になってしまいます。
寒いと筋肉の収縮・震えで熱を発生させようとしますが、そうすると力も入りやすくなってしまいますよね。
筋緊張を防ぐためにも、手指の冷たさが日頃から気になっているのでしたら、電気毛布やあんかを使用しましょう。
ただ電気毛布もつけっぱなしで寝てしまうと、寝汗や体温調節機能の乱れにも繋がります。
就寝前に布団を温め、布団に入ったらスイッチを切っておきましょう。
まとめ
- 寝コリの治し方は、朝起きた時にバスタオルを使ってゴロゴロ動くだけでできる簡単マッサージがおすすめ
- タオルマッサージをしたあとは、首の後ろにタオルを当てて引っ張る首コリストレッチも寝コリの治し方としておすすめ
- 自分の体にあった、首の隙間が埋まる枕を選ぶことで、寝コリの予防や症状の程度を軽くできる可能性がある
- 枕と首の隙間を埋めるにあたっては、合うマットレスを使って体が正しい姿勢であることも必須条件
- 寝コリは寝具だけじゃなく体に力が入りすぎていることも原因なので、寝る前の脱力動作で力を抜くのもおすすめ
- 体圧分散や電気毛布も使うことで睡眠の質を上げ、寝コリの予防をしよう
寝る前に枕元へバスタオル1枚用意しておくだけで、朝起きたときの寝コリを和らげることができるのには驚きました。
実際にその治し方を実践し、朝の時間を有意義に使えるようになったらうれしいですよね。
治し方だけじゃなく日常生活から見直すことで、寝コリの辛さから解放されることを願っています。
マットレスは変えるとなると高価なものが多いですよね。
枕なら数千円なので、気軽に試して見やすいでしょう。
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