子どもに「早くしないさい」とか「あれやった?」「これやった?」と子どもに言ってしまうこと、ありますよね?
そんな時にはセリアなどの100均で買える材料で作る「お支度ボード」がおすすめです。
お支度ボードとは子ども用の「To Doリスト」のことで、子どもが「自分からできた!」と思えるとっても便利なアイテム。
朝の忙しい時間帯に怒る回数が減るのは本当に嬉しいですよ!!
セリアには「やることすることマグネット」が売られており、ホワイトボードと合わせて購入すれば簡単にお支度ボードが作れます。
セリアの「やることすることマグネット」はイラストを見るだけでやることがわかるので、子どもにやる気を出させる効果があります。
この記事では子育ての便利アイテム、お支度ボードの作り方や作るポイントを紹介していきます。
お支度ボードをセリアの材料で作る!!作り方3選♪
セリアには「やること・することマグネット」というものが売っています。
セリアの「やること・することマグネット」と「ホワイトボード」があれば簡単にお支度ボードを作ることができます。
ルンルンで買いに行ったのですが、私の家から一番近いセリアには売っていませんでした。
セリアにはやること・することマグネットが売っている店と売っていない店があるので、電話で売っているか確認するといいと思います。
イラストで描いてあると、自分でやることを確認できるのでいいですね。
この項目ではセリアやダイソーなどの100均で売っているもので、お支度ボードを手作りする方法を目的別に3つ紹介します。
一番安く200円でお支度ボードを作る方法
セリアのA4サイズのホワイトボードと「やることすることマグネット」を買うだけで、お支度ボードが簡単に作れます。
セリアの「やることすることマグネット」は2種類あり、それぞれの表に書かれている言葉を下の表に書き出しました。
<生活の動作> | <お片付け> |
---|---|
ごはんをたべる | ふくをかたづける |
しょっきをはこぶ | くつをかたづける |
はみがきをする | しょっきをかたづける |
てをあらう | おもちゃをかたづける |
うがいをする | ごみをかたづける |
きがえる | かばんをかたづける |
かおをあらう | ほんをかたづける |
あしたのじゅんび | ふとんをかたづける |
真っ白 | 真っ白 |
1つは生活に関する動作が書いてあるもの、もう1つはお片付けについて書いてあります。
1枚のシートにやることマグネットが9つあり、8つのやることが書いてあります。
一つは空白になっているので、自分の子どもやライフスタイルに合わせて記入することができるのです。
表面にやることが書いてあり、裏面をひっくり返すと「できた!」の文字とにこちゃんマークが書いてあります。
全部にこちゃんマークにひっくり返すことが出来たら、たくさんほめてあげてくださいね。
ほめる事で子どものやる気も倍増しますよ。
やることすることマグネットが売っていない時は、マグネットシートを買って自分で好きな大きさに切り、絵や字を書いたら作ることができます。
ただ、セリアの「やることすることマグネット」は磁力が弱く、壁などに吊るすと落ちやすいという口コミがみられました。
子どものやる気アップには置く場所も大事ですね。
できたら置くだけ!子どもが簡単に使えるお支度ボード
ホワイトボードとマグネットシートと丸いマグネットをセリアなどの100均で買ってきます。
マグネットシートは両面が白いタイプの物を買うと表に朝の支度、裏に帰ってからの支度を書き、子どもがちゃんと出来たら丸いマグネットを置くだけ。
まずは表の朝の支度ができたらお支度ボードに「丸いマグネット」を置いていく。
幼稚園や学校から帰ってきたらひっくり返して裏にすると帰ってからのやることがすぐにわかるようになっています。
ちょっとだけ手間がかかりますが、毎日のローテーションの中に組み込んでしまえばできますよね。
セリアに売っているホワイトボードとマグネットシートはそれぞれ2種類ずつ売られているんです。
<ホワイトボード> | <マグネットシート> |
---|---|
吊り下げタイプ | 片面が白いタイプ |
マグネットタイプ | 両面が白いタイプ |
お支度ボードを壁に掛けるか冷蔵庫に貼るか、マグネットを貼りっぱなしにするか手間を惜しまずひっくり返して両面使うか。
少々細かい事かと思いますが、日々の生活で使いやすいものを選びたいですね。
A4サイズだと100円で買うことができますが、大きいサイズになると200円、300円とちょっとお金が余計にかかってしまいます。
両面が白いタイプのマグネットシートを買ってきて絵や文字を書くことで両面が使えて便利です。
ホワイトボードもマグネットシートもいくつか種類があるので、自分の生活スタイルや子どもに守って欲しいことに合わせて作れますよ。
お支度ボードの項目の所に、できたらマグネットを置くだけ!
これなら小さいお子さんも簡単ですね。
子どもが好きなキャラクターでやる気も倍増!!
ネットで「お支度表 イラスト 無料」などで検索すると、たくさんのイラストの無料素材が出てきます。
自分の子どもの好きなキャラクターを選んでマグネットに貼り付けることでやる気もUPすると思いますよ。
印刷できるマグネット用紙も売っているようですが、私の行った100均には売っていませんでした。
紙に印刷して、切ってからマグネットシートに貼り付ける方法もあります。
私は絵心がなく直接書くのが怖いので、イラストは紙に印刷して貼り付け字を書く部分はマスキングテープを貼りマスキングテープの上に字を書いています。
そうすれば間違ってしまっても貼り直しができますし、子どもが成長したり生活スタイルが変わったりした時にも書き直すことができます。
お支度ボードは幼稚園や小学生で使い分けしよう
幼稚園頃の3歳くらいになったら、イラストもわかるようになりますよね。
子どもがイラストなどに興味を持ち始めたら始め時だと思うのですが、幼稚園と小学生では用意するもの、することも変わってきます。
文字が読めるようになった時、小学校に上がった時などのタイミングでお支度ボードも内容を変更すると子どもの成長の手助けが少しだけできますよ。
<子どもの成長> | <ボードの内容> |
---|---|
イラストが分かるようになった時 | イラスト |
字が読めるようになった時 | イラストと文字 |
小学校に上がった時 | 学校に行く時の準備 |
算数で時計を習い始めた時 | 時計と文字 |
アルファベットを習い始めた時 | 文字をアルファベットに |
英語を習い始めた時 | アルファベットを英語に |
この他にも、塾に通っていたり習い事があったりするとやることも変わってきます。
兄弟がいる家などはホワイトボードを人数分用意して、年齢別にしたらいいんじゃないでしょうか。
その子に合ったものを作ってあげると子どもも頑張れます。
幼稚園用は字が読めなくても分かるイラストがおすすめ
子どもにいちいち「あれして」「これして」と言うのにも体力が要ります。
イラストを見ることで子どもが自分からやることが分かってできるようになれば、子育ての負担が少しでも軽減できるでしょう。
字が読めなくてもイラストでやることを理解することができます。
出来た時の「できたね」や「すごい」などの面に子どもの好きなキャラクターのシールを貼れば、やる気が出ますよね。
朝・帰ってから・夜の3つの項目に分けている人も多いです。
朝は自分の物は自分でカバンに入れるという決まりを作るなど、子どもの自立を促すように流れを作るのも大切なことです。
小学生に向けて自立を促す、という観点から見てもお支度ボードはとっても役立つアイテムです。
ただし、まだ年齢も低いのであまりやることがびっしりあると嫌になってしまいますよね。
子どもの生活パターンを崩さぬように、やって欲しいことを順番に並べるようにしましょう。
そうすることで、子どもが自分のやることを流れて覚えることができます。
幼稚園頃ではイラストがわかるようになるので玄関・洗面所・お風呂・台所・子ども部屋などにイラストを貼って何をする所かを学ばせるのも良いと思います。
できた時にはお子さんをたくさん褒めてあげてくださいね。
小学生用は時計やアルファベットで予習復習も♪
小学生になると、幼稚園の時よりもやることがたくさん増えるので、自分のやることがお支度ボードを見ることで分かるのでおすすめです。
朝起きてからやることや、学校の支度など、時計マークとイラスト・文字が書いてあるとわかりやすいと思います。
1年生の算数でも習いますし、時計のイラストを入れることで時間管理や時計が読めるようになるので予習や復習にもなります。
持ち物とやることでボードを分けてもいいですね。
小学生になればひらがなやカタカナの勉強もしますし、アルファベットの練習が始まるタイミングでアルファベットで表記するのも勉強になります。
お支度ボードを指さして「あれ?〇〇ちゃんのやることまだ残っているんだけどな?」と声掛けすることで自分でやることがわかります。
まさに!魔法のアイテムですね。
ぜひ活用しなくちゃ♪
日々の忙しさの中子どもの成長がとっても早く感じ、作り直すのも少し手間に感じてしまうかもしれません。
でもそこは自分のストレス軽減のために、少しの手間を惜しまず作り直しましょう♪
お支度ボードのイラストを書くときに迷ったら?
お支度ボードを作る時に、イラストが苦手だしどんな絵を描いたらいいか迷いますよね?
そんな時はイラストややることが書いてあるマグネットも売られていますし、ネットでフリー画像をダウンロードすることもできます。
この項目ではイラストや無料素材、ダイソーやキャンドゥで買うことのできるマグネットについて説明していきます。
イラストで困ったら無料素材を探そう
イラストが描いてあるマグネットを買っても、使いたい言葉が書いてないと困ってしまいます。
そんな時にはネネットで「お支度表 イラスト 無料」などで検索すると、たくさんのイラストの無料素材が出てきます。
たくさんの無料素材があるので、イラスト選びに困ったときには次の事を考えて選ぶと決めやすいです。
- 自分が子どもにやって欲しいこと
- 子どもの生活習慣
- 家の決まり事
少し絞れてきたら、あとは自分や子どもの好きなイラストを選ぶといいでしょう。
私の子どもが来年小学1年生なので、入学準備のためにお支度ボードを作ろうと思っています。
最近は時間を気にするようになったので、時計・イラスト・ひらがなが書いてある無料素材を調べています。
他にも調べ方がたくさんあります。
- 男の子用
- 女の子用
- 幼稚園児用
- 小学校低学年用
- 発達障児用
- 朝の支度
- 時間割
いろいろな用途によってもイラストがあるので、必要な場面だけお支度ボードを使うという方法もいいですね。
キャンドゥのマグネットは自分で書き込める
キャンドゥには「お支度マグネット」が売っています。
表側は何も書いていなく、裏側にだけにこちゃんマークと「やったね!」「できたかな?」「おねがいします!」などが書かれています。
子どものライフスタイルに合わせて好きなイラストや文字を書き込めるのがいいですね♪
直径が4.5㎝と少し大きめなので、小さな子どもでも自分でひっくり返すことができます。
マグネットのサイズが大きいので、マジックなどで書き込む時に書きやすいと思います。
自分で書き込むタイプなので、必要な時に書き足せてとっても便利です。
一つのシートに9枚のマグネットがあります。
必要な数より少し多めに買っておくと、やることが増えても書き足せますよ。
ダイソーで買えるマグネットのイラスト
ダイソーの文具コーナーには「おしたく両面マグネット」というものが売っています。
表のやることはこんなことが書いてあります。
- おはよう
- かおをあらう
- はみがき
- おきがえ
- おトイレ
- わすれものチェック
- てあらい、うがい
- ほうこく
- しゅくだい
- おやすみ
ちゃんとやることができたら裏返しにします。
裏返すと「おはよう!」「さっぱりしたね」「にあうよ!」などという文字がでてくるのです。
全部が同じ文字やイラストではないので、お母さんやお父さんも子どもが何ができたのかが一目でわかっていいですね。
チェック項目もそんなに細かく難しいものではないので幼稚園や小学生低学年の子どもでも取り組みやすいと思います。
私の家の近くのダイソーには売っていなく、ダイソーオンラインショップを調べてみました。
「おしたく両面マグネット」は売っていたんですが、なんと10個単位なんですよ!
ダイソーオンラインショップは単品で買うと送料がかかり、送料がかからないようにするにはたくさん買わなきゃいけないようです。
まとめ
- セリアの「やること・することマグネット」と「ホワイトボード」があれば簡単にお支度ボードを作ることができる
- 自分の子どもの好きなキャラクターを選んでマグネットに貼り付けることでやる気がUPする
- 文字が読めるようになった時や小学校に上がった時などのタイミングで、お支度ボードも内容を変更すると子どもの成長の手助けになる
- イラストを見ることで子どもが自分のやることがわかれば、子育ての負担が少し軽減できる
- 時計のイラストを入れることで時間管理や時計が読めるようになるので予習や復習にもなる
- イラストが描けない時は、セリアなどでイラストややることが書いてあるマグネットも売られているし、ネットでフリー画像をダウンロードもできる
- ダイソーの「おしたく両面マグネット」は全部が同じ文字やイラストではないので、お母さんやお父さんも子どもが何ができたのかが一目でわかる
- キャンドゥの「メッセージマグネットシート」は子どものライフスタイルに合わせて好きなイラストや文字を書き込める
お支度ボードには作り方や使い方がたくさんあることを初めて知りました。
来年から小学1年生になる私の子どもにも、入学準備としてお支度ボードを作る準備をしています。
セリアなどの100均で売られているお支度マグネットがとても便利そうなのでさっそく作ってみたいです!