通常のベッドの寿命は約10年といわれていますが、折りたたみベッドは何年使えるか気になりませんか?
折りたたみベッドの寿命は約5年ですが、素材や形状など選び方によってはもっと長く使える可能性があります。
また、折りたたみベッドを探したことがあれば、種類が多すぎて違いがわからなくなったことがあるでしょう。
長く使うならヒノキすのこベッド、ベッドフレームやマットレスも選び方次第で寿命が延ばせる可能性があります。
安さで見ればスチールフレームの折りたたみベッドがいいですが、長く使うには向いていません。
この記事を読めば、折りたたみベッドの選び方から買い替えの目安まで詳しくなれます。
国産ヒノキをストッパーにまで使った折りたたみベッド。
長持ちするだけでなくヒノキの香りが楽しめるので、安眠効果も期待できますよ。
折りたたみベッドの寿命は約5年!延ばすには4つの特徴
分厚い床板、脚の多さと太さ、重心の低さ、木製の特徴を持つ折りたたみベッドなら、寿命を延ばせる可能性大です。
ベッドの寿命は約10年といわれていますが、折りたたみベッドは約5年、半分になりますね。
折りたたみベッドに限らず、通常のベッドでも長く使えるベッドの特徴があるのを知っていましたか?
長く使えるベッドの特徴は折りたたみベッドにも当てはまるので、5年以上使える可能性が上がります。
10年以上同じ折りたたみベッドを使ったことがあるという話もありますので、寿命も選び方や使い方次第で延びますね。
おすすめ商品を紹介し、長く使えるベッドの特徴を4つ解説します。
床板が分厚く梁が多いと支える力が多くて安心♪
ベッドの床板が分厚く、梁が多いと支える力が増えて耐久性が高くなるから、長く使うのにおすすめです。
床板はベッド全体を支える大事な場所、重さを支える梁は多いほど丈夫にできています。
ベッド上に人間が乗るのですから、もしも床板が細く梁が少ないと、強度が不安ですよね。
建築中の家を思い出してもらうと、想像しやすいかもしれません。
縦にも横にもたくさんの支えがあるのが思い浮かんだわ。
一番支えとなる場所がしっかりしていれば、長く使えますよ。
ベッドの脚は数が多くて太いと安定感が増す
折りたたみベッドは脚が太いと上に乗ったものをしっかり支えやすくなるため、ベッドへの負担を抑えられます。
長持ちするベッドの特徴として、脚の数が多いものも該当します。
同じところに強い力が加わると壊れやすくなりますが、数が増えて力が分散されると長く使えます。
折りたたみベッドも脚の数って関係ある?
折りたたみベッドの場合、脚の数よりも脚の太さに注目です。
細い脚で支えるよりも、太い脚で支えている方が安定するのは想像しやすいでしょう。
梁と同じく、脚も太さ厚みがある方が安定しやすくなるため、脚が細いものより負荷が減って長く使えます。
床板だけでなく、さらに布団やマットレス、人間が乗るのですから足場は大切ですね。
ロータイプがおすすめだが折りたたみベッドには少ない
ロータイプは特に脚への負荷が少ないため長持ちしやすいですが、折りたたみベッドで低いタイプのものは少ないです。
積み木で想像してください。
太さは同じものでも、高い位置で支えるのと低い位置で支えるなら、低い位置で支える方が安定しますよね。
重心が低いロータイプは、床板や脚への負荷を抑えてくれる効果があり、長く使えるベッドの特徴として挙げられます。
しかし折りたたみベッドの場合、通常のベッドと比べて高さがあるものが多いです。
真っ直ぐ折りたたむなら、重ねるための幅がないとすっきりしないからでしょう。
折りたたみベッドでも高さが低いものもありますが、脚の太さに注目する方がいいかもしれません。
長持ち素材は木製♪ヒノキを選べば湿気とカビ予防効果
木製の中でもヒノキでできたすのこベッドなら、通気性がよく防カビ効果があり、見た目が部屋に馴染みやすいです。
ベッドの素材として使われているのは主に木材や金属ですが、木材が使われているベッドの方が長持ちしやすいです。
特にヒノキでできた、すのこベッドがおすすめ!
床板部分がすのこになっているから通気性がよく、湿気を防いでくれるからカビの発生を抑えられます。
ベッドも換気をしないとカビが生えますが、すのこで隙間ができているから風通りがよくなりますね。
また、造りも頑丈なのに軽く、インテリアに合わせやすいので人気があります。
通気性や耐久性、部屋への相性を考えても使いやすい素材です。
エムール折りたたみすのこベッドで長く安定した眠りを
エムールの折りたたみすのこベッドなら職人技で作りが頑丈、特にロータイプで安定感があるから長く使いやすいです。
日本6大家具産地の1つである広島県府中の家具職人が、国産ヒノキを丁寧に仕上げたこだわりのベッド。
折りたたみベッドと思えない安定感があるのは熟練の職人技から。
作りがしっかりとしているので、梱包された状態で運ぶには重いと感じてしまうかもしれません。
しかし出してしまえば脚にキャスターがついており、折りたたんだ状態だと幅が約19cmと薄めなので移動が楽ですよ。
ベッドは大きいし、通販で買って持ってきてもらうのがよさそうね。
頑丈に作られており、ヒノキの香りが楽しめるのも特徴ですが、ベッドの脚が太くて低いところにも注目。
床板までの高さが30cmの折りたたみベッドがある中、エムールの折りたたみベッドは高さが23.5cmと低めです。
折りたたみベッドに少ないロータイプ、職人技でしっかりと作り込まれたヒノキすのこベッドは長く使うのにおすすめ!
なお、この記事ではヘッドボード付きの折りたたみベッドを掲載していますが、外すこともできます。
ヘッドボードの有無で価格は変わりますが、好みに合わせてつけ外しが選べるのもいいですよ。
折りたたみベッドフレームは木製♪他素材の魅力も解説
折りたたみベッドでおすすめのベッドフレームは、長持ちしやすい木製のウッドフレームです。
ベッドフレームとは布団やマットレスを除いた部分のことで、次の4つで構成されています。
折りたたみベッドにもさまざまな素材で作られた商品があります。
中でも一番のおすすめは頑丈な作りで長持ちしやすく、防カビ効果も期待できる木製のウッドフレームです。
折りたたみベッドを調べたことがあれば、他の素材も見たことがあるのではないでしょうか。
金属製のものも見たことがあるような。
木製ベッドフレームとの違いが気になると思いますので、他の素材でできたベッドフレームも紹介します。
ウッドフレームなら長く使えてインテリアでも人気
ベッドフレームでおすすめの素材は木製のウッドフレーム、長持ちするだけでなくナチュラルな素材感も人気です。
木製がおすすめの理由はすでにお伝えしました通り。
頑丈で軽い上に、防カビ効果があることだよね!
木材は桐以外にもさまざまな種類があります。
パイン材のような天然の無垢材を使ったもの、薄く削った木を張り付けた合板、木目シートを張り付けた化粧合板など。
素材によって価格は変わりますが、木だけで作られた無垢材の方が高くなります。
無垢材には木の温かみ、そしてナチュラルな素材感があるのでインテリアの面でも人気です。
木製の製品は置いてあるだけで気持ちが落ち着きますよね。
木の温かみを感じながら長く使える機能が含まれているので、ウッドフレームがおすすめ♪
スチールフレームは軽くて運びやすい上に収納向き
折りたたみベッドに安さと手軽さを求めるなら、金属製のスチールベッドがおすすめですが長く使うには不向きです。
スチールと呼ばれる金属を使ったフレームで、他の素材に比べて安く買えます。
床板部分がメッシュ状になっているものが多いので通気性があり、支える金属が細いためか軽量なものが多いです。
軽いので模様替えや引っ越しにいいですね。
さらに木製のものに比べて脚の高さがあるものが多いので、ベッド下収納として整理がしやすいです。
金属製の折りたたみベッド、確かに脚が低い商品ってあまり見たことないかも。
脚が細く高さがあるため、長持ちするベッドの条件として紹介した脚の特徴とは逆になので、長く使うのは難しいです。
予算を抑えたい場合、引越しや模様替えが多いので持ち運びを楽にしたい場合なら、金属製は使い勝手がいいです。
ライフスタイルによっては、スチールフレームが合っている場合もあります。
ただし長く使うベッドとしては向いていないので、選ぶときによく検討してくださいね。
ソファベッドも折りたたみベッド?革製と布製も
革製レザーフレーム、布製ファブリックフレームのソファベッドの寿命も約5年前後あり、長く使えるものもあります。
革製といっても、使われているのは柔らかく水分に強い合皮。
軽い汚れなら拭き掃除できれいにできるので、お手入れも簡単です。
布製はフレームの大部分を布で覆っており、ヘッドボードをソファのように使え、柔らかい印象があるのも特徴。
素材のことはわかったけど、革製と布製の折りたたみベッドってあったかしら?
革製と布製で該当する折りたたみベッドはソファベッド、座ることと寝ることの2つの用途で使えて便利です。
日中はソファとして利用し、寝るときに背もたれなどを倒せばすぐベッドになります。
出しっ放しでも、ソファを置いたインテリアのように見えますね。
ソファベッドの寿命も約5年前後ありますので、折りたたみベッドといってもいいでしょう。
5年以上使えるものもあるから、長く使えて場所も取らないからありかもね。
なお、座るものを寝るものにする方法として、リクライニングチェアをベッド代わりに使う方法もあります。
詳しくはこちらの記事で紹介されていますので、ぜひチェックしてくださいね♪
来客用やお昼寝など、サブのベッドとしてよさそうです。
折りたたみベッドのマットレスはウレタン密度で決まり
マットレスは高密度ウレタンが長く使えるので、ベッドと一体型のものや折りたたみマットレスを選ぶときに注目です。
ベッドフレーム部分だけの折りたたみを買った場合、布団やマットレスの準備を考えるでしょう。
高密度ウレタンは名前の通り、ウレタンが多く詰まっているから造りがしっかりしているので、長く使えます。
寝心地を左右するマットレス、使いやすさも押さえておきたいですよね。
折りたためるマットレスなら換気がしやすく、折りたたみベッドと一体型になったマットレスは収納が楽です。
マットレスを知って長持ちするもの、そして好みのものを見つけましょう♪
高密度ウレタンのマットレス素材を選べば長持ち
マットレスでよく使われている素材はウレタンです。
ウレタンとは石油を発泡させた素材で、特徴は安さと軽さ。
ウレタンの密度が高い折りたためるマットレスを選べば、約5年以上使えるので長持ちしますよ。
密度が高いということは、詰まっているウレタンの量が多いことになります。
ウレタンの密度は「D(Density)」という単位で表され、例えば25Dと30Dなら30Dの方が高密度のウレタンです。
数字が大きくなればなるほど密度が上がるのね。
密度が30D以上のウレタンで作られたマットレスを選べば約5年以上使えるので、購入の際はチェックしましょう。
20D台となると密度が低い分、短ければ約2年、長くても約5年以内と寿命が短くなりますが、価格は安いです。
30D、40Dと密度が上がれば価格も上がるので、寝具にかける費用が上がります。
ただ初期費用はかかっても、長く使えて買い替え頻度が少なくなる方が費用を抑えられますよ。
折りたたみマットレスなら厚くても換気が簡単♪
折りたたみマットレスは厚さに関わらず換気がしやすいから、湿気を防止して傷むのを防げます。
折り目は2つ折から6つ折が選べ、厚さもさまざまなものが販売されています。
通常のマットレスだと、床板のサイズに合わせたものが多いので大きいので、換気をするのが大変ではありませんか?
マットレスが折りたためると、省スペースで換気できるから湿気が溜まるのを防ぎやすくなります。
折りたたみベッドに合わせて2つ折のものを選ぶのも、立てかけやすさから折り目が多いものを選ぶのもいいでしょう。
軽くて価格が安いのが多いのは厚さ5cm前後の折りたたみマットレスですが、おすすめは厚さ8から10cmのもの。
厚みがあると、体圧を分散しやすくなるので腰への負担を減らせます。
厚さは増えても、軽いし折りたためるから場所を取らないよ!
こまめに換気すれば湿気防止に、つまりマットレスの寿命が縮む湿気を防げば長く使えるようになりますよ。
マットレス一体型の密度は低いが初期費用を抑えられる
マットレス一体型の折りたたみベッドは高密度のものは少ないですが、コンパクトに収納でき初期費用を抑えられます。
一体型の折りたたみベッドはマットレスごと折りたため、別々に収納しなくていいので場所を取りません。
販売されているマットレス一体型のウレタン密度は30D以下のものが多いので、高密度のものは少ないです。
確かウレタンのおすすめの密度って、30D以上だったよね。
長く使えるマットレスはとしては、一体型の折りたたみベッドは該当しません。
別々に収納しなくていいから他に揃えるアイテムが少なくなり、初期費用を抑えられる折りたたみベッドでもあります。
フレームだけの折りたたみベッドなら、別でマットレス、シーツ、カバーなどを揃えないといけません。
マットレス一体型なら、買い足すのはシーツやカバーぐらい。
コンパクトに収納し、総合的な予算を抑えたいのであれば、おすすめの折りたたみベッドです。
折りたたみベッドの買い替え目安は軋み音が合図
折りたたみベッドははじめに紹介しました通り、折りたたまないベッドと比べると寿命は短いです。
寿命がきた折りたたみベッドは買い替えることになりますが、買い替えの目安は意外とわかりづらいと思いませんか?
買い替えるタイミングは軋み音が気になったとき、マットレス一体型ならへこみが気になったときです。
ベッドは体を支えるために作られているのに、軋み音がずっと続くのは気になりますよね。
また、マットレスと分けられるなら、買い替えはマットレスだけでいいですが、一体型だとそうはいきません。
マットレスを買い替える目安についても、ベッドフレームと一緒に紹介します。
ベッドフレームから軋み音!?止まらなければ買い替えを
ベッドフレームの軋み音が気になり、何度ネジを調整しても解消されなければ買い替えどきです。
ベッドに上がったときや寝返りをしたときなどに、軋み音が聞こえた経験があるのではないでしょうか。
軋み音が気になればネジの緩みを確認し、ネジを締め直すと解消することがあるので引き続き使えます。
長く使っていると、ネジが緩んでしまうことがあるでしょう。
寿命がきたベッドフレームだと、何度ネジを締め直しても軋み音は解消されず、眠るときに音が気になることも。
ベッドは布団やマットレスごと、睡眠中の人間の体を支えてくれるものですから、軋み音が聞こえたら注意ですね。
マットレスは体への影響大!へこみを見逃さないで
腰痛などの体の不調を引き起こさないためにも、マットレス全体にへこみを感じたら早く新しいものと替えましょう!
マットレスのCMなどで、体を支える効果について見たことがありませんか?
背骨をきれいにするとか、体圧をかけないとか、なんとなく記憶にあるわね。
ずっと使っていると、マットレスにだんだんへこみができます。
へこみがあるマットレスで眠ると、腰痛や背骨の歪みなど体に不調が現れやすくなるので、使うのは避けてほしいです。
健康に影響が出やすい寝具なので、へこみのような違和感を感じたら買い替えを検討した方がいいですね。
処分するタイミングによってはリサイクル検討を
折りたたみベッドの処分は不用品として処分する方法だけでなく、状態がよければリサイクルできます。
買い替えるとなると、手放す折りたたみベッドは処分することになりますよね。
不用品として処分をする場合は、粗大ゴミとして収集を依頼したり持ち込んだりするのは想像できたでしょう。
粗大ゴミの出し方は地域によって違うので、お住まいの地域の出し方を確認してくださいね♪
折りたたみベッドを処分するのは、寿命がきたとき以外にも、引越しで処分せざるを得なくなった場合もあります。
状態がよければリサイクルショップへ買取依頼やフリマアプリで販売できるため、処分費用を抑えられますよ!
引越し業者に処分依頼、買い替えるなら小売店で引取依頼ができることがありますが、費用がかかる場合があります。
買取や販売なら、むしろプラスになりますね。
すぐに手放すならリサイクルショップがおすすめですが、状態がいいのが前提の話です。
状態が悪い折りたたみベッドだと買い取ってもらえないことがありますので、状態をよく見て決めましょう。
フリマアプリなどで販売するときも、寿命が来た折りたたみベッドをできるだけ出品しないよう気をつけてくださいね。
まとめ
- 分厚い床板、脚の多さと太さ、重心の低さ、木製の特徴を持つ折りたたみベッドなら、寿命を延ばせる可能性大
- エムールの折りたたみすのこベッドなら職人技で作りが頑丈、特にロータイプで安定感があるから長く使いやすい
- おすすめの素材は木製のウッドフレーム、長持ちするだけでなくナチュラルな素材感も人気
- 安さと軽さを求めるなら金属製のスチールベッドがいいが長く使うには不向き
- 革製レザーフレーム、布製ファブリックフレームのソファベッドの寿命も約5年前後あるので長く使えるものもある
- ウレタンの密度が高い折りたためるマットレスを選べば、約5年以上使えるので長持ちする
- 折りたたみマットレスは厚さに関わらず換気がしやすいから、湿気を防止して傷むのを防げる
- マットレス一体型の折りたたみベッドは高密度のものは少ないが、コンパクトに収納でき初期費用を抑えられる
- 買い替えるタイミングは軋みが気になったとき、マットレス一体型ならへこみが気になったとき
- 折りたたみベッドを手放す場合、不用品として処分する方法だけでなく、状態がよければリサイクルできる
選び方次第で寿命を長くできるのなら、床板、脚、高さ、素材は要チェック!
折りたたみベッドにはさまざまな種類があるので、ライフスタイルに合わせて選ぶのがいいですよ。
しかし使うなら長く使える折りたたみベッドが理想、ベッドフレームやマットレスの選び方でも寿命が変わります。
一番のおすすめはヒノキすのこベッドですが、あなたに合った折りたたみベッドを見つけてくださいね。
安定感がありながら、簡単に折りたたみができるロータイプのヒノキすのこベッド。
長く使えるベッドの特徴をすべてクリアしており、木の温かみを感じながら眠り続けられますよ。