1日の疲れが取れてリラックスも出来るお風呂ですが、あなたは普段お風呂に入るときに入浴剤を入れていますか?
市販の入浴剤は入れています!
市販の入浴剤もいいのですが、生のレモングラスをそのままお風呂に入れる使い方がおすすめなんです。
あなたはレモングラスという植物をご存じですか?
イネ科のハーブで、レモンのように爽やかな香りが特徴です。
なんとお風呂に入れる使い方だけではなく、料理や虫除けなど様々な使い方が出来ますよ。
この記事ではレモングラスをお風呂に入れるとどんな効果があるのか、その他にもおすすめの使い方をご紹介します。
\ポカポカする入浴剤で有名な、きき湯にもレモングラスの香りあり!/
レモングラスの使い方はお風呂に入れるのがおすすめ‼
スリランカや南インドなど、東南アジアが原産地のレモングラスですが、なんとインドでは数千年前から栽培されていたともいわれています。
レモンと同じ「シトラール」という成分を含有しているので、爽やかな香りが特徴。
爽やかな香りでリフレッシュできるので、レモングラスは生のままお風呂に入れる使い方がおすすめなんです。
緊張や不安な気持ちを和らげ、ストレスの軽減にもなります。
この項目では生のレモングラスを使ったお風呂の入り方や入手方法について、詳しく解説します。
生レモングラスは熱湯で香り立たせると効果的
生レモングラスの使い方は、お風呂に入る前に熱湯で香りを引き立たせるだけ♪香りも成分による効果も楽しめます。
ちなみに乾燥レモングラスでは熱湯をかけても香りがイマイチ・・・。
生のレモングラスを用意すると、より香りを楽しめます。
熱湯を使用するときはやけどしないように注意してくださいね。
熱湯を準備するのが大変な場合は、2をそのまま浴槽の中に入れるという使い方もOK!
自動給湯でお湯張りする前に入れておけば、20~30分経過後成分が抽出された状態で入浴する方法もあります。
どちらも成分や香りが十分抽出されてからお風呂に入りましょう。
洗面器などに入れて、そのままお湯を冷ませば足湯や手浴もできますよ♪
レモングラスが入ったお風呂に入ると血管を拡張して、血流をよくしてくれます。
血流がよくなると冷えの解消に繋がり、疲労回復にもなるので集中力や記憶力を向上させてくれる効果が期待できるそうですよ。
レモングラスには殺菌・抗菌・抗炎症作用があるのでニキビや水虫、背中や腕のブツブツなどの皮膚トラブルの改善、予防にもよいといわれています。
香りに癒されながら美肌や健康になれるのでとっても嬉しいですよね。
さらにムシムシする季節や、スポーツなどで汗をかいた後にレモングラス風呂に入ると、デオドラント効果が期待できます。
汗の臭いが気になる方におすすめの使い方です。
手作りのレモングラス入りバスソルトもおすすめ!
レモングラスをお湯に直接入れるのではなく、バスソルトに細かく切ったレモングラスやレモングラスの精油を入れるという使い方もできます。
バスソルトと混ぜるだけなので、簡単に作れますね。
さらに、レモングラスはラベンダーやローズマリー、ゼラニウムと相性がいいのでオリジナルのバスソルトを作ってみるのもいいですね。
レモングラスのバスソルトは市販のものも人気。
きき湯はさまざまな香りの入浴剤を販売していますが、もちろんレモングラスもあるんです♪
血行促進作用のあるレモングラスに、生姜(ジンジャーパウダー)の力も合わさるのでとっても温まります。
実際、クナイプやバスクリン、無印良品のレモングラス入浴剤を使ってみました!
商品 | 香り | 温まり | コスパ |
---|---|---|---|
きき湯 | ◎ | ◎ | 〇 |
クナイプ | 〇 | ◎ | △ |
バスクリン | 〇 | 〇 | ◎ |
無印良品 | △ | △ | 〇 |
湯量少なめ我が家での使用感として、きき湯とクナイプでは香りの強さにそこまで差を感じませんでした。
ただコスパではクナイプに比べると、圧倒的にきき湯が上ですね。容器のコンパクトさもありがたいポイント。
クナイプは大容量で販売されているので、ちょっと気軽に試す・・・といっても難しいでしょう。
レモングラスの香りをお風呂で気軽に試してみたいのなら、こちらがおすすめ↓
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入浴剤やバスソルトだと手軽にレモングラス風呂を楽しめますね♪
レモングラスってどこで手に入るの?
高さは150㎝ほどになり、ススキのような長い葉は80㎝~120㎝ほどに生長します。
日本でも栽培でき、春から夏にかけてホームセンターや園芸店でも苗が販売されているそうです。
初夏から秋に収穫できるようになります。
とはいえ待っていられませんよね。しかも冬場毎日となると、結構な量を消費してしまいますから。
自分で育てるのが難しい場合はネット通販などでもフレッシュレモングラスは購入できます。
2024年2月時点ですが、店舗によっては業務スーパーの冷凍食品コーナーでもレモングラスの取り扱いがありました♪
少量のレモングラスを購入して試してみたいときにはぴったりでしょう。
また生のレモングラスを乾燥させドライハーブやパウダー状にしたものは、スーパーなどで1年中手に入ります。
ぜひお近くのお店で探してみてくださいね。
レモングラスの使い方はお茶や料理など無限大♪
レモングラスの使い方はお風呂以外にも、料理の風味付けやハーブティーとして楽しむ方法があります。
特にハーブティーでは利尿・デトックス効果も期待でき、栄養素もたくさん摂取できるのでおすすめなんです♪
この項目では具体的な料理での使い方や、ハーブティーに使う場合に期待できる効果など、詳しく解説しています。
ハーブティーで多くの栄養摂取やデトックス効果を期待
レモングラスは料理だけではなく、ハーブティーもおすすめです。
レモングラスのハーブティーは、別名「ダイエットティー」と呼ばれているそうです。
レモングラスにはたくさんの栄養成分や利尿・デトックス作用が期待できるカリウムが含まれています。
さらに胃の働きを助けて消化を促進し、脂肪の分解を促す作用もあるとも。
食後や、食べ過ぎて胃もたれしたときや胸やけのするときなどにレモングラスのハーブティーを飲むのがおすすめです。
私もよく唐揚げやグラタンなど、脂っこい夕食のあとにレモングラスティーを飲んでいますよ。
なんとなく調子が悪いときにも飲みやすいので、我が家では重宝しているんです。
ハーブティーでビタミンや葉酸など、美容や妊娠中にも良いとされる栄養成分を一度に取れるところも魅力。
- ビタミンA
- ビタミンC
- 葉酸
- マグネシウム
- 亜鉛
- 銅
- 鉄分
- カリウム
- カルシウム
- マンガン
ちなみに私は生活の木で販売されているティーバックタイプのレモングラスティーを飲んでいます。
クセが無くスッキリとした味わいなので、ブレンドハーブティーに加えると、ブレンドの味が引き立ちますよ♪
特にローズ系やペパーミントとのブレンドがおすすめです。
ローズとブレンドすると、ローズの華やかな香りとレモングラスのスッキリとした味わいがとてもよく合います。
また、カモミールとブレンドするとお腹に優しいので食後に飲むのがおすすめです。
私はバタフライピーとレモングラスのブレンドティーが好きでよく飲みます。
バタフライピーは鮮やかな青色で、レモンなどを加えるとピンク色に変わるので、見た目も楽しめますよ。
ノンカフェインなので、寝る前にも安心して飲めます。
食用レモングラスを使ってお茶を楽しむ方法
レモングラスは、爽やかな香りと独特の味わいが特徴のハーブであり、その葉や茎を使用してお茶を楽しめます。
今回は、生のレモングラスを使ったレモングラスティーの作り方と、美味しく淹れるためのコツを紹介します。
はちみつや砂糖、レモンなどの甘味料やアクセントもお好みで用意しましょう。
私ははちみつを小さじ1/2程度足しています。
- 1レモングラスの下準備
レモングラスを洗い、外側の堅い部分と枯れた葉を取り除きます。
茎の部分を包丁でたたき、香りを引き出します。 - 2お湯を沸かす:
鍋に4カップの水を入れ、中火にかけて沸騰させます。
- 3レモングラスを加える
沸騰したお湯に下準備したレモングラスを入れます。
- 4煮出す
レモングラスを加えたお湯を中火にして5〜10分間煮出します
香りや風味がお湯に溶け込むまで煮出します。 - 5濾す
煮出したお茶を濾して、煮たレモングラスを取り除きます。
きれいな透明なお茶を作るために、細い目のザルで十分に濾すことが重要です。 - ラベル甘味料を加える
好みに応じて、はちみつや砂糖を加えて甘みを調整します。
レモングラスの爽やかな風味を引き立てる甘味料を選ぶと良いでしょう。 - 6お好みでアクセントを加える
レモングラスティーにより深い味わいを加えるために、レモンのスライスやミントの葉を加えると良いでしょう。
- 7楽しむ
温かいままでも、冷やしても美味しいレモングラスティーが完成です。
ゆっくりと味わいながら、リラックスタイムを楽しみましょう。
新鮮で太い茎のレモングラスを選ぶことで、より豊かな風味のお茶を楽しむことができます。
また、茶こしがないときはキッチンペーパーを敷いたザルを使うと良いでしょう。
最初からだしパックに入れておくと、細かい破片が散ることもなくて作りやすくなりますよ♪
レモングラスティーは、その爽やかな香りと独特の味わいで人気のあるお茶の一つです。
ぜひ、この簡単なレシピとコツを参考にして、自宅で手軽に楽しんでみてください。
タイ料理のトムヤムクンやグリーンカレーに用いる
レモングラスはタイの代表的料理の「トムヤムクン」の風味付けに使われています。
辛味と酸味、さらにレモングラスの爽やかな香りがバランスよく、お好きな方も多いのではないでしょうか。
トムヤムクンに入れる場合の使い方では、葉ではなく根に近い茎の部分を使います。
レモングラスの根に近い茎の部分は香りづけのために入れるので、通常はあまり食べません。
タイ料理の代表格グリーンカレーにもレモングラスは使われています。
カレーと一緒に葉や茎を煮込んだり、最後の仕上げにパウダー状のレモングラスを振りかけたり…。
レシピもたくさんあるのでレモングラスを使った料理をぜひ作ってみてくださいね。
レモングラスの使い方は虫除けにもおすすめ!!
レモンのような爽やかな香りの元となる「シトラール」は虫がとても嫌がる香りなので、蚊やハエ、ダニ、ノミなどの防虫対策になります。
さらにキッチンにレモングラスを置くだけで、ゴキブリにも効果があるのだとか!
またほかの使い方では、虫除けスプレーをクローゼットにかけておくだけでも防虫効果があります。
日々の食事や生活にハーブを取り入れているタイやカンボジアなど東南アジアで暮らす人たちは、次第に蚊に刺されづらくなっているという話もあるそうですよ。
この項目では虫除けスプレーの作り方や、使い方、注意点を詳しく解説します♪
手軽なのはアロマオイルを使って作るスプレー
市販のアロマオイルを使えば、子供にも使える体に優しい虫除けスプレーが手軽に作れます!
生のレモングラスを使う場合は香りの抽出作業が必要ですが、精油を使えばその手間がかかりません。
<材料>
- レモングラスの精油 3~5滴(1滴=0.05ml)
- 混ぜるためのガラス容器
- 目盛り付きのスポイト
- 精製水45ml
- 無水エタノール5ml
- 80〜100mlくらいのスプレーボトル
無水エタノール、精製水は薬局などで購入することができます。
ガラス製またはアロマオイル専用のスプレーを使ってください。
市販のプラスチックスプレーを使ってしまうと、アロマオイルや無水エタノールの作用によって溶けてしまう可能性があります。
専用の容器は生活の木やインターネットで売っていますよ。
- 1材料を混ぜるための容器に無水エタノールを5ml入れる
- 2レモングラスの精油を1に入れて、よく混ぜます。
- 32に精製水を加えて、さらに混ぜます。
- 4スプレーボトルにできあがった液体を移して完成です。
スプレーボトルに移すときに漏斗があるとこぼれにくいので、持っていたらぜひ使ってください。
生のレモングラスは抽出すれば虫除けスプレーにできる
生のレモングラスはアルコールに漬けて香りを抽出すれば、精油と同じく虫除けスプレーにできます。
アルコールで香りを抽出する方法をチンキといいます。
<材料>
1束の生のレモングラス
約200mlのウオッカ(アルコール度数が40度程度のもの)
ホワイトリカーでも代用できます。
- 1煮沸消毒した瓶に、刻んだレモングラスを入れます。
- 2レモングラスが瓶内で浸る程度までウオッカを注ぎます。
- 3冷暗所に保管し、1日1回瓶を振ります。
- 4約2〜3週間後、レモングラスのチンキが完成します
完成したら、遮光瓶に移し保存してください。
また完成したレモングラスのチンキは、上記の虫除けスプレーに使う場合は5ml使います。
精製水45mlと合わせて混ぜると、50ml分の虫除けスプレーができますのでお試しあれ♪
虫除けスプレーはクローゼット等にプッシュすると効果的
クローゼットなどに虫除けスプレーをかけておくと、虫を予防することができますよ。
この虫除けスプレーは身体にも使用できますが、レモングラスは皮膚への刺激が強いため、二の腕などでパッチテストなどを行ってから使用してくださいね。
香りが物足りない方は、ラベンダーやローズマリーなど他のお好きな香りのアロマオイルを加えてみてもよいと思います。
オイルが濃くなると肌への負担が増えますので、適宜薄めたり使用量を少なくしてみてくださいね。
ちなみに家庭内で侵入経路にプッシュしておくと、ゴキブリ対策にも効果が期待できます♪
アロマでゴキブリ対策するための使い方をさらに知りたいあなたに、こちらの記事もおすすめ↓
レモングラスは妊産婦やイネアレルギーの方は要注意!
ここまで良いことだらけのレモングラスですが、使い方で注意しなければいけないこともあります。
レモングラスには子宮を収縮させる作用があるので、妊娠中の方は使用を控えた方がよいと思います。
また、レモングラスはイネ科の植物なのでアレルギーがある方も注意が必要です。
まとめ
- レモングラスの使い方では、お風呂に入れるとリフレッシュでき、美肌や健康につながる
- 生のレモングラスを予め茹でるか、20分ほど湯船につけて香りを引き立てておくと十分な香りを楽しめる
- ホームセンターで苗を買って育てるのも良いが、手間ならネット通販でもレモングラスを購入できる
- レモングラスにはたくさんの栄養成分があるのでハーブティーで取るのもおすすめ
- トムヤムクンやグリーンカレーの香りづけに使われている
- レモングラスを使えば体に優しい虫除けスプレーが作れる
- 妊娠中や授乳中、イネアレルギーのある方はレモングラスの使用を控えた方がよい
東南アジアの料理やハーブティーに使われていることで有名なレモングラスですが、お風呂に入れても優秀だったんです!
この記事ではレモングラスをお風呂に入れたり、料理や虫除けスプレーにするなど、さまざまな使い方をご紹介しました。
レモングラスは生でも乾燥させたものでも同じように使えるので、色々な使い方で試してみてくださいね。
\まずはきき湯でレモングラスの香りなバスタイムを試してみましょう!/
香り、温まり具合も抜群な、きき湯シリーズのファインヒートは高コスパな入浴剤です。
詰め替えパックも売っているので、気に入ったら買い足しやすいアイテムです♪