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スマートキッズベルトのデメリットは?危ない点を知り安全に使おう♪

この記事はこんな人におすすめ
  • スマートキッズベルトのデメリットはなにか知りたい
  • 安全に使用するにはどうすればいいか知りたい

スマートキッズベルトのデメリットは座り心地とベルトの付け外しにあります。

ただ、デメリットを解消すれば、車移動をとても快適にできるのですよ。

子どもが座り心地、シートベルトを気にして外してしまうのであればすぐに使うのは危ないかもしれません。

かといってジュニアシートは設置をするのもひと手間かかり、場所を取ってしまいますよね。

スマートキッズベルトなら取り付けるのはベルトだけ♪

車の中で幅を取らず、持ち運びにも便利なのです。

この記事ではスマートキッズベルトのデメリットと危ない点について紹介します。

スマートキッズベルトを使用して車移動を楽しみましょう。

120gという軽さで持ち運びにも優れた一品。

狭い後部座席に子どもを乗せたいならあるとても便利。

いざというときにジュニアシートがなくても安心ですよ。

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スマートキッズベルトのデメリットは3つ!詳しく解説

スマートキッズベルトのデメリットは座り心地とシートベルトの取り外し、取り付け時のベルトの付け外しで発生します。

3つもデメリットがあると、いくら便利そうでも購入するか迷いますよね。

ただ、デメリットを解消すればとても便利な商品なのでおすすめですよ。

この項目ではスマートキッズベルトのデメリットについて詳しく解説します。

デメリットをよく確認した上で、使用するかどうかを検討しましょう。

外の景色が見えず座り心地も悪いと感じる可能性がある

子どもが車に乗るときは、目に見えるものやシートの固さによって座り心地のよさが変わってきますよね。

スマートキッズベルトを使用すると座席に直接座るため、高さがなくなり車の窓から外の景色が見えなくなってしまうのです。

また、ジュニアシートなどのシートに比べると座る部分が固くなるため、座り心地は悪くなります。

景色が見えない、座り心地が悪いから嫌となると、長距離の移動なら子どもは機嫌が悪くなってしまう可能性がありますよね。

スマートキッズベルトではなくジュニアシートを使用すれば、高さがありシートにクッション性もあるため座り心地はいいですよ。

子どもが座り心地を気にする場合は、スマートキッズベルトではなくジュニアシートを使用したほうがいいでしょう。

幼児でもシートベルトを簡単に外せてしまうので危険

スマートキッズベルトを使用して安全に車に乗れても、子どもがシートベルトを外してしまうなら安全ではなくなっていまいますね。

スマートキッズベルトを使用すると、子どもがシートベルトを外しやすくなるため注意が必要です

座席に直接座るとシートベルトのバックルが見えやすく、手に届くところにあると子どもによってはどうしても触ってしまいますよね。

スマートキッズベルトを付けることでシートベルトを外してしまう場合は、危険なので使用しないほうがいいでしょう。

スマートキッズベルトは子どもが落ち着いてくる年齢を待って使用することをおすすめします。

ジュニアシートならシートベルトを外しにくいようバックル部分を隠すといった工夫がされているのですよ。

子どもが落ち着くまでは、ジュニアシートを使ったほうがよさそうですね。

取り付けるときのクリップが固くて付け外しが難しい

スマートキッズベルトの赤いクリップは固いため、設置するときに力がいります。

子どもが毎回同じ席に座るのであれば、スマートキッズベルトをそのまま取り付けた状態にしておけますね。

しかし、子どもが乗る場所に大人も乗ることがある場合は、スマートキッズベルトを毎回取り外さないといけません。

毎回付け外しが必要な場合は、設置するのが面倒に感じる可能性があります。

乗る人、乗る車が毎回変わるような環境であれば、手間に感じるかもしれないですね。

さくら
さくら

私の力だけで付け外しできるか心配だわ。

オレンジ
オレンジ

女性でも力を入れれば付け外しできるくらいなので安心してね。

女性でも設置できないことはありません。

もしクリップを外すのが難しいなら、ドライバーやコインを使えば簡単に外せますよ。

赤いクリップのロック部分にドライバーを差し込むか、コインをかませることで外せます。

それでも外せるか心配なら、バックル外しが付属している販売形態もありますので、そちらをご検討ください。

固いということはそれだけしっかりと取り付けられているので、その点は安心です。

取り外しに慣れれば、違う車でも楽に乗れるのでとても便利ですね。

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スマートキッズベルトが危ないのは使い方の問題がある

スマートキッズベルトはチャイルドシートと同じように使えると言われても、やはり危ないのではと思ってしまいますよね。

危ないと言われる理由は、正しい使用方法で使用できていないからなのです。

この項目では、スマートキッズベルトを使用する際の注意点について詳しく解説します。

注意点を踏まえることで、安全に利用ができますよ。

年齢で判断するのは危険!体重と体格を見て判断する

スマートキッズベルトは、目安年齢として3歳~12歳としていますが、年齢はあくまで目安です。

年齢ではなくまずは体重を見て、子どもが使える体格か確認する必要があるのですよ。

スマートキッズベルトの着用基準
適応体重15㎏~36㎏
目安年齢3歳~12歳
※ただし体格に準ずる

公式HPには体重15㎏~36㎏以下が着用基準で、体格に準ずると記載されています。

3歳になったら使えると思いがちですが、15㎏未満で使用するとベルトがしっかり閉まらず危ないですよ。

15㎏あったとしても、子どもが小柄ならシートベルトが首や頭、顔にかかる可能性があります。

スマートキッズベルトは子どもの体重が15㎏あり、付けたときにベルトが首や頭、顔にかからない体格であれば利用ができるのです。

お子さんの体重が15kg以上あるか、ベルトがに首や頭、顔に来ていないかをしっかりと確認してから使用を検討するようにしましょう。

ジュニアシートと併用しない!使用できる時期を待つ

スマートキッズベルトはジュニアシートと併用してはいけません。

併用するとシートベルト本来の力が最大限に活かされないからです。

最小限まで縮めてもシートベルトが首にかかってしまう場合は、使用を控えてください。

さくら
さくら

取り付けてもシートベルトが首にかかるなら、ジュニアシートで高さを調節したらいいんじゃないの?

オレンジ
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ジュニアシートと併用すると、身体が座面にフィットしないからシートベルトがずれやすくなるのよ。

スマートキッズベルトはシートベルトに取り付けて子どもの体が座面にフィットするように設置して使うものです。

ジュニアシートに乗った状態で使用すると、座面にフィットしないためシートベルトがずれやすく、子どもの首にかかる恐れがあります。

ジュニアシートでシートベルトが首にかかるからといって、スマートキッズベルトを併用して付けるのはやめましょう。

併用して何かあってからでは取り返しのつかないことになりかねません。

スマートキッズベルトを付けてまだシートベルトが首にかかるくらいなら、使用するのを先に伸ばしたほうがいいです。

体重が15㎏以上あり、シートベルトが適正な位置に来る時期を待って使用するようにしましょう。

しっかりと使用基準にのっとって、安全に使用したいですね。

後部座席で使用を!助手席での使用は推奨していない

スマートキッズベルトはジュニアシートと同じく、後部座席での使用を推奨しています。

助手席で使用すると、衝突したときにエアバックで大きな衝撃を受けるのでとても危険なためです。

衝突時にエアバッグが作動した場合、子どもに大きな衝撃を与え、エアバックに埋もれて窒息する危険もあるのですよ。

スマートキッズベルトやジュニアシートに限らず、交通事故において助手席は後部座席よりも危険なのはご存知でしょうか。

警察庁の令和4年に発生した交通事故の統計によると、シートベルトを装着時の死亡率は助手席のほうが圧倒的に高いのです。

助手席では83.5%、後部座席では38.8%ですので、後部座席のほうがやはり安全ですね。

オレンジ
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もし助手席で使用するなら、座席を一番後ろまで下げるようにして、自己責任で使用してください。

子どもの安全をしっかりと考えて、どこで使用するかは考えてくださいね。

スマートキッズベルトは使い方を守ればとても便利

スマートキッズベルトはポーランドで開発された世界で唯一の携帯型小型シートです。

使い方をきちんと守れば、新しくジュニアシートを買わなくても安全に乗せることができます。

体重が15㎏以上で、スマートキッズベルトを付けた状態でシートベルトが首にかからないのであれば使用できるのですよ。

使用するときはジュニアシートとは併用せず、スマートキッズベルトだけで使用してくださいね。

助手席では使用せず、後部座席にしましょう。

スマートキッズベルトのメリットは以下のとおりです。

  • 重さは120gと軽量なので、楽に持ち運びできてとても便利
  • タクシーや友人の車、実家の車など、利用シーンに合わせて使用できる

自分の車だけでなく他の車でも利用できるのはすごく助かりますよね。

ただ、長時間使用すると座面が固く子どもの機嫌が悪くなることも。

一時的な利用や短時間の利用であれば、子どもも快適に利用できますよ。

6歳未満の幼児はチャイルドシートが義務付けられているので、6歳以上の子どもは車のシートに直接座ることになります。

車のシートは身長140cm以上を対象に作られているのです。

6歳以上で子どもが140cm未満の間はシートベルトが身体に合わず、窮屈な思いをする場合もあるのではないでしょうか。

6歳から140cmになるまでの間はスマートキッズベルトを使うのがおすすめですよ。

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スマートキッズベルトは取り締まりはされない 

スマートキッズベルトはチャイルドシートと同じように使えると言われても、警察に取り締まりされたときに不安になりますよね。

スマートキッズベルトは法律に沿ってしっかりとした安全基準で認定されているので、取り締まりはされないのですよ。

この項目では、スマートキッズベルトが取り締まりをされない理由について詳しく説明します。

しっかりと安全性を確認し、安心して利用しましょう。

道路交通法でチャイルドシートと同じと認められている

さくら
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ジュニアシートよりもかなり小さいけど、本当に取り締まりされないのかしら?

スマートキッズベルトはジュニアシートよりもかなり小さいため、警察に取り締まりされるのではと不安に思いますよね。

スマートキッズベルトは道路交通法で日本国内での使用を認められているので、取り締まりされることはありません。

ただ、警察のなかで認知度が低いようで、取り締まりされたときに納得してもらうのに時間がかかったということもあるようです。

警察から取り締まりされたときにもきちんと証明できるようにしておきたいですよね。

スマートキッズベルトの公式サイトには、「道路交通法第71条の3第3項について」という警察庁からの回答書が掲載されています。

もし警察に納得してもらえないなら、この回答書を提示すれば絶対に捕まることはありませんので安心してくださいね。

前後部からの衝撃試験が対象の国際的安全基準に適合

日本のチャイルドシートは、国連欧州経済委員会が決めた国際的な安全基準R44/04とR129を採用しています。

スマートキッズベルトは安全基準のR44/04に適合しているので、使用が可能なのですよ。

R44/04は現在販売されているチャイルドシートにも適合されている安全基準なので、とても安心ですね。

さくら
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安全基準のR44/044ってどんなもの?

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シートベルトで固定できるチャイルドシート、ジュニアシートなどに適用されている安全基準よ。

R44/04は後部と前部からの衝撃試験をクリアしたものに適合されています。

ただ、R129は側面からの衝撃も対象のため、R44/04より安全性の高いものがいいならR129に適合したものがおすすめですよ。

利便性と安全性を見極めて、より状況にあったものを選んでくださいね。

側面からの衝撃試験も対象の新基準に移行するが購入可

チャイルドシートの安全基準は、現行でR44/04とR129があります。

ただ、R44/04は2023年8月末で終了し、2023年9月1日より新しい安全基準のR129だけになるのですよ。

R44/04とR129の違いは以下の表をご覧ください。

安全基準R44/04R129
安全基準適用期間2023年8月31日で終了2013年7月に導入
2023年9月から完全移行
固定方法シートベルト
ISOFIX
ISOFIXのみ
衝突実験後部
前部
後部
前部
側面
使用条件体重に合わせる身長に合わせる
後ろ向き使用12ヶ月まで15ヶ月未満まで

R129はISOFIX(アイソフィックス)のチャイルドシートのみに適合されている安全基準です。

さくら
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ISOFIX(アイソフィックス)って何?

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シートベルトは使わず、チャイルドシートと車の固定金具を連結させるだけで固定できる取付方法のことよ。

チャイルドシートを購入するとき、シートベルトとISOFIX(アイソフィックス)のどちらがいいか悩みませんでしたか。

私も子どものチャイルドシートを購入するときにどちらがいいのか見比べながらかなり悩みました。

R44/04はシートベルトとISOFIX(アイソフィックス)のどちらでも取り付けできます。

R129はISOFIX(アイソフィックス)の取付方法以外は認められません。

スマートキッズベルトは現状R44/04の基準は満たしていますが、R129の安全基準は満たしていないのです。

そのため、R129へ移行する2023年9月以降は生産・出荷が終了します。

さくら
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スマートキッズベルトは2023年9月以降はもう買えないの?

オレンジ
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生産・出荷が完了しても購入や使用は可能だから安心してね!

R44/04適合の商品は、2023年9月以降も販売している商品の購入や現在持っている商品の使用は可能ですので、安心してください。

今回の安全基準の終了後の販売について、輸入販売元のメテオAPAC株式会社に確認してみました。

スマートキッズベルトは安全基準がR129へ移行しても在庫がある限り販売するので、購入は可能とのことです。

在庫はたくさん持ち合わせているので、すぐに市場からなくならないとのことでした。

たくさんあるとのことですが、どのくらいで商品がなくなるかは予想がつきません。

購入するなら早めに買ったほうがよさそうですね。

デメリットも考えた上で、やはりスマートキッズベルトがあったほうがいいと思うなら、検討してみる価値はあると思います。

偽物や転売の商品もあるのでしっかり見極めて購入を

スマートキッズベルトで調べればすぐ購入できると思いますが、実は偽造品や転売品が出回っています。

正規品と思って購入していたのに、取り締まりされた際に偽物だったと分かったら怖いですよね。

公式HPでも注意喚起がなされていますが、誤って偽物や転売品を買ってしまわないように注意が必要です。

転売の商品は定価より高く売られている場合が多いので、異常な価格ではないか確認してから購入するようにしましょう。

偽物かどうかを見分けるのには、以下の方法があります。

正規品の見分け方
  • 製品のタグに輸入販売元であるメテオAPEC株式会社の表記があること
  • タグの一番下に製造日の記載があること(製造番号6桁/週/年)
  •  例)1111111220なら、2020年の12週(3月16日の週)に作られた111111の製品ということ

スマートキッズベルトの購入時に偽物かどうか見分けられるのかが不安な場合は、以下の記事を参考にしてください。

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まとめ

  • スマートキッズベルトは目線が低くなるため、座り心地が悪いと感じるなら気持ちよく座ってくれない
  • 直接座席に座るとシートベルトのバックル部分が丸見えなので、子どもが外してしまいやすい
  • 取り付けるときの赤いクリップが固いので、設置するときに力がいる
  • スマートキッズベルトは年齢ではなく、体重と体格を見て使用できるか判断する
  • スマートキッズベルトは後部座席で使用し、ジュニアシートとは併用しない
  • デメリットと使い方を知ればスマートキッズベルトはとても便利
  • 道路交通法で日本国内での使用を認められ、前後部からの衝撃試験が対象の国際的安全基準に適合しているので安心
  • 2023年9月以降スマートキッズベルト適合の安全基準は終了し、側面からの衝撃試験も対象の新基準のみへ移行する
  • スマートキッズベルトは、在庫がある限り2023年9月以降も購入できる
  • 偽物や転売の商品もあるので、しっかり商品を見極めて正規品を購入する

スマートキッズベルトはデメリットはありますが、使い方を守れば安全に使用できます。

使用を検討しているなら、デメリットと使い方を理解した上で一度検討してみてはいかがでしょうか。

実家の帰省や旅行など、一時的な利用なら持ち運びもできてかなり便利ですね。

子どもの安全を守りながら移動時の手間も減らして、快適な移動を手に入れましょう♪

6歳になってもシートベルトをそのまま使うには安全性が心配な方にもおすすめ。

子どもの体格に合わせて調節できるので、シートベルトが首にかかるのを防げますよ。

スマートキッズベルトで車移動を快適にしましょう♪

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