とうもろこし茶は、日本ではあまり馴染みがないですが韓国では日常的に飲まれているお茶です。
ひげ茶とコーン茶の違いはとうもろこしの使っている部分の違いで、ひげ茶は繊維状になっている部分でコーン茶は実の部分です。
とうもろこしのひげ茶やコーン茶は、健康や美容にも期待が高く注目を集めていますよ♪
ノンカフェインで渋み成分であるタンニンも含まれていないので、お子さんや妊婦さんでも安心して飲む事ができます。
本記事では、とうもろこしひげ茶とコーン茶の違いや効果などを調べていきます。
とうもろこしのひげととうもろこしの実が両方入った「とうもろこしのおいしいひげ茶」です。
使用されているとうもろこしは北海道産でノンカフェイン・カロリーゼロのためお子さんも妊婦さんも安心して飲めます。
とうもろこし本来のほのかな甘みと香ばしさのあるお茶で、すっきりとした味わいになっていますよ。
とうもろこしのひげ茶とコーン茶の違いを解説!!
ひげ茶とコーン茶の違いは「ひげ茶」はとうもろこしのひげを使い「コーン茶」はとうもろこしの実を使っている事です。
とうもろこしには、むくみ解消などさまざまな良い効果が期待されます。
とうもろこしひげ茶は渋みがありやや飲みにくい印象ですが、漢方にも使われていたので健康志向の場合におすすめですよ。
コーン茶はクセがなく甘いお茶なので、お子さんにもおすすめです。
とうもろこしの「ひげ」ってとうもろこしのどこの部分?
とうもろこしの周りにある細長い繊維状の部分を「ひげ」といいます。
とうもろこしひげ茶とコーン茶はとうもろこしの使う部分が違いますが、他にも違いがあるのか調べてみたいと思います。
ひげ茶は渋みや苦みのあるすっきりとした大人の味わい
ひげ茶はとうもろこしの味が強く、若干渋みや青臭さがあり飲みにくいと感じる場合もあります。
ひげ茶を飲んだ感想を表にしました。
ひげ茶
- とうもろこしの風味が強い
- 青臭さを感じる
- 若干渋みを感じる
- やや飲みにくさを感じる
ひげ茶についてはこのような意見がありました。
私が実際に飲んでみた感想は、少し苦みのあるすっきりとしたお茶といった感じでした。
私が飲んだひげ茶は、とうもろこしの味がそれほど強くなかったです。
飲む商品によってもかなり印象が変わりそうです。
コーン茶は甘くクセがない香ばしい麦茶のような味わい
コーン茶は、甘くてクセがなく香ばしい麦茶のような味わいです。
コーン茶を飲んだ感想を表にしました。
コーン茶
- クセがない
- 麦茶のように飲める
- 香ばしい
- 甘い
コーン茶についてはこのような意見がありました。
私が実際に飲んだとうもろこし茶も、甘くクセがない・香ばしい・ゴクゴク飲めるといった印象を受けました。
ほのかな甘みで香ばしく、すっきりとした味わいの北海道産とうもろこしのひげ茶です。
とうもろこしの実もひげの部分も両方を使用した、カフェインゼロ・カロリーゼロの茶ですよ。
レタス2個分の食物繊維が1本500mlに入っています。
とうもろこしのひげ茶とコーン茶の効果を紹介
ひげ茶とコーン茶は、効果や効能に違いがあるのかしら?
大きな差はありませんが、期待される効果や効能の違いでは、ひげ茶の食物繊維がコーン茶よりも多いと言われています。
また、副作用などの報告は特にありませんので、安心して飲んで大丈夫です。
とうもろこしひげ茶とコーン茶を飲みすぎたら体に影響あるのかしら?
とうもろこし茶には食物繊維を豊富に含んでいるので、飲みすぎるとお腹が緩くなる事があります。
「ひげ」は韓国では健康素材として広く知られています。
とうもろこしには「腸内環境を整える」や「むくみを取る」効果が期待できる成分が含まれているので紹介していきますね。
水溶性の食物繊維が豊富なため腸内環境を整えてくれる
ひげ茶とコーン茶は水溶性の食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれますよ。
水溶性食物繊維は、腸内で水分を吸着させ腸の動きを良くし排出させる働きがあります。
腸内環境を整える事で、便秘気味の場合には便通が良くなります。
腸内の善玉菌を増やす整腸作用効果や腸内環境が良くなると美容効果も期待できますよ♪
逆に便が緩い・下痢が多い場合には、正常な硬さの便となるよう腸に働きかけます。
食物繊維は取りすぎてしまうと、下痢や軟便となる事があります。
しかし、現代の日本人は食物繊維が不足しがちなので、取りすぎという事はほとんどありません。
とうもろこし茶の1日摂取量も特に決まりがないので、水を飲むタイミングで飲んでOKです。
カリウムが含まれているのでむくみ解消が期待できる
とうもろこしひげ茶とコーン茶には、カリウムが含まれ利尿作用の効果が期待できるため、むくみの解消につながります。
カリウムには、体内の余分な塩分や水分を排出する働きや利尿作用があります。
コーヒーにも利尿作用がありますが、とうもろこし茶はノンカフェインなので安心して飲めますね。
おいしく飲んでむくみも解消できるのはポイント高いですね♪
利尿作用がある事で、授乳中の場合にはお乳の出が悪くなる事がありますので、注意が必要です。
心配な場合には担当の医師に相談してみるのをおすすめします。
ビタミンが豊富に入っていて疲労回復や免疫UPできる
ひげ茶とコーン茶には、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンEが含まれています。
それぞれの期待できる効果は次の通りです。
効果 | |
ビタミンB1 | ●糖質をエネルギーに変えて体を疲れにくくする作用が期待できる |
ビタミンB2 | ●皮膚や粘膜を健康な状態に維持する効果が期待でき、不足すると口内炎になる |
ビタミンE | ●免疫機能を高める作用が期待され、若返りのビタミンとも呼ばれる |
ビタミンの効果にはさまざまありますが、疲れにくいや免疫機能を高める効果が期待できるのでおすすめです。
次は、ひげ茶とコーン茶の作り方を紹介していきます。
リノール酸が含まれているので血圧や血糖値を下げる
大きな効果はないようですが、リノール酸は血圧や血糖値を下げるという事がわかってきました。
とうもろこし茶には、リノール酸が含まれています。
リノール酸は不飽和脂肪酸で、体の中で作る事のできない必須脂肪酸です。
不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールの排出を促す働きがありますよ。
とうもろこし茶を飲んで、血圧や血糖値が下がる事が期待できるのは健康に嬉しいポイントです。
とうもろこしひげ茶とコーン茶作り方のポイントを紹介
「ひげ茶」と「コーン茶」の作り方では、ひげ茶は水分量が半分になるまで煮出す、コーン茶は音がしなくなるまで炒るのがポイント。
とうもろこしのひげ茶とコーン茶では乾燥のさせ方など作り方や工程に違いがあります。
韓国では、日常的にとうもろこし茶が飲まれているので飲食店で出てくるところも多いです。
日本でも中国料理店や韓国料理店でとうもろこし茶を提供しているお店もありますよ。
日本の家庭で麦茶を作るように、韓国ではとうもろこしひげ茶やコーン茶を作って飲む家庭も多いようです。
作り方とポイントを紹介していきますね。
とうもろこしを食べる時に捨てていた部分(とうもろこしの芯など)もお茶として活用できますよ♪
とうもろこしのひげは捨てずに体に良いおいしいお茶に
ひげは捨てずに乾燥させて煮出すとおいしくて、体にも良いお茶になります。
ひげ茶の作り方を紹介します。
- 1とうもろこしのひげを乾燥させる
ざるの上に広げて風通しの良い日陰で5日ほど干す
- 2乾燥させたひげを煮出す
乾燥させたひげを5~10gに水500mlを加え煮出す
- 3煮詰めて完成
沸騰したら、弱火で水分が半分になるまで煮詰めて完成
作る時のポイントを紹介します。
- とうもろこしの「ひげ」は収穫から2日ほどの新鮮な物を使用
- 天気の良い日は風通しの良い日陰で干し、雨の日は屋内で干し乾燥させる
- 水にぬれるとカビの原因になるため、注意が必要
- 乾燥させた後に油をひかずにフライパンで5分ほど炒ると香ばしくなる
ホットで飲んでもアイスで飲んでも爽やかでおいしいのでおすすめです。
とうもろこしの「ひげ」を捨てていたあなた、さまざまな良い効果が期待できる「ひげ茶」が作れるのでぜひお試しを♪
乾燥に時間がかかるのが手間だなと思ったあなたへ、乾燥の作業をとばしてフライパンでカラカラになるまで炒ってもOKです。
ただし、炒る時間はかかってしまうのと、乾燥させたものとは少し味が違いますので両方試してみるのもおすすめです。
コーン茶は実を乾燥させ甘くクセのないおいしいお茶に
コーン茶は実を6日間ほど乾燥させると、甘くクセのないおいしいお茶ができます。
乾燥し焙煎されたとうもろこしの実も売っていますので、乾燥させるのが面倒な場合には、購入するのもおすすめです。
- 1とうもろこしを風通しの良い日陰に干す
とうもろこしの皮をむいて、実をほぐしザルに置き6日ほど風通しの良い日に日陰に干す
- 2とうもろこしの実を炒る
乾燥したとうもろこしの実をフライパンで炒る(油はひかない)
しばらくするとポンポンとはじける音がする
このはじける音がなくなるまで炒る
- 3コーン茶完成
炒ったとうもろこしの実を10ほど煮出したら、コーン茶完成
作る時のポイントを紹介します。
- 乾燥させる時に雨などでぬれてしまうと、カビの原因となってしまうため注意が必要
- ザルに置く時は、間隔を開けるように置くと乾燥がムラなくできるのでGOOD
コーン茶を作っている時は、ポップコーンを作っている時のような音と香ばしい臭いがします。
とうもろこしの芯でも、煮出してお茶ができますので一緒に活用してみるのはいかがでしょうか。
とうもろこしひげ茶とコーン茶のおすすめ商品
手作りのひげ茶とコーン茶を紹介しましたが、手作りは大変というあなたへのおすすめ商品を紹介します。
ティーバッグやペットボトルなど、タイプの違うとうもろこしひげ茶とコーン茶のおすすめを飲んだ感想も交えて紹介します♪
味の濃さやすっきり感など商品により違いがあるので、気分やシチュエーションに合わせて選ぶのも良いですね。
とうもろこしひげ茶とコーン茶のおすすめ商品の中にあなたのお気に入りが見つかると嬉しいです。
手軽に飲めて持ち歩きにも便利なペットボトルタイプ
ペットボトルタイプは手軽で持ち運びにも便利です。
実際に飲んでみたとうもろこし茶を紹介します。
Vラインの顔 とうもろこしのひげ茶 (アイリスオーヤマ)
私が感じた味の感想はこちらです。
- 甘くすっきりとした味わい
- とうもろこしの味が強い
- ポップコーンのような香ばしさ
- 苦みはない
ポップコーンのような香ばしさと甘みがあり、カロリーゼロで甘味料(ステビア)が入っています。
カフェインゼロで、人気のあるとうもろこし茶です。
とうもろこしのおいしいひげ茶 (サーフビバレッジ)
私個人的には一番好みのお茶でした。
- 甘みがあり後味すっきりゴクゴク飲める
- 麦茶のような香ばしさ
- とうもろこしの味が強く深みのある味わい
とうもろこしが北海道産で、500mlにレタス2個分の食物繊維が入っています。
手軽においしく食物繊維を摂りたい場合におすすめです。
カフェインゼロ・カロリーゼロで、甘味料は入っていません。
ノンカフェイン とうもろこし茶 (無印良品)
飲んだ味の感想です。
- すっきりとした味わいでクセがない
- とうもろこしの味はあまり感じなかった
- 甘みも少なく苦みが少しある
苦みが少しありますがクセのないすっきりとしているお茶でした。
甘さ控えめで、すごく飲みやすいですよ。
ホットで体をあたためるティーバッグタイプを紹介
家やオフィスでカップとお湯があれば1杯から入れられるティーバッグタイプもあたたまりリラックス効果も期待できます。
ティーバッグタイプは、さまざまありますが実際に飲んだ無印良品のとうもろこし茶を紹介します。
穀物のお茶 国産とうもろこし茶 (無印良品)
日本製のとうもろこし茶です。
- とうもろこしの味がしっかりする
- 香ばしい
- ほんのり甘い
- すっきりとした味わい
パッケージの裏においしい入れ方が書いてありその通りに入れました。
ペットボトルとは違い、お湯を注いだ時の香りも楽しめます。
ホットで飲むと、より香り高く癒やされました。
時間に余裕がある時には、ティーバッグで入れるのもおすすめです。
まとめ
- 「ひげ茶」は、とうもろこしのひげを使い作ったお茶で「コーン茶」は、とうもろこしの実を使ったお茶
- 味の違いでは、ひげ茶はとうもろこしの味が強く若干渋みや青臭さがあり、コーン茶はクセがなく香ばしい麦茶のような味わい
- とうもろこし茶は水溶性の食物繊維が豊富で腸内環境を整えてくれる
- 成分にカリウムが含まれ利尿作用の効果が期待でき、むくみの解消につながる
- ビタミンB1(糖質をエネルギーに変える)ビタミンB2(皮膚を健康な状態に維持する)・ビタミンE(免疫機能を高める)効果が期待できる
- 大きな効果は期待できないが、リノール酸が含まれ血圧や血糖値を下げるという事がわかってきた
- とうもろこし茶の作り方の違いは「ひげ茶」は水分量が半分になるまで煮出す、コーン茶は音がしなくなるまで炒るのがポイント
- ひげは捨てずに乾燥させて煮出すとおいしくて、体にも良いお茶になる
- コーン茶は実を6日間ほど乾燥させると、甘くクセのないおいしいお茶ができる
- ペットボトルタイプは手軽で持ち運びにも便利で、ティーバッグタイプは体もあたたまりリラックス効果も期待できる
私もとうもろこし茶を飲んでいますが、今回ひげ茶とコーン茶の違いを調べ、体に良い事がわかったので今後も飲んでいきたいと思いました!
とうもろこしを食べた後、捨てていた部分でもとうもろこし茶が作れるので、あなたもぜひ一緒に活用していきましょう♪
むくみ改善・免疫機能を高め若返り・腸内環境を整えるなどの効果を期待して、とうもろこし茶を飲んでみるのも良いですね。
後味すっきりの「とうもろこしおいしいひげ茶」深みがあり爽やかな甘さで、とてもおいしいです。
「とうもろこしおいしいひげ茶」は2020年モンドセレクションで銅賞を獲得するほど、こだわりのおいしさです。
世界にも認められたこの味をぜひあなたも体験してみてください。