足がむくむから、着圧ソックスを試してみようかな…。
夕方ごろになると足がパンパンにむくんでパンプスが履きにくかったり、靴下の跡がついたりする経験があるのではないでしょうか。
今回は着圧ソックスのデメリットと、使用するとどのような効果が期待できるのかを紹介していきます。
むくみや冷え性の改善に効果的とされる着圧ソックスですが、肌トラブルや動きにくさなどデメリットもいくつか存在するのです!
しかし、正しい履き方や注意点を守ればトラブルに繋がることなく、効果を実感することができるでしょう。
日常生活で取り入れやすい着圧ソックスのデメリットが何なのか知っておくと、実際に使う時も安心ですよね。
足のむくみや冷えに悩んでいる時は、ぜひ着圧ソックスを試してみてください♪
着圧ソックスのデメリットは肌トラブルや値段の高さ
着圧ソックスはむくみを改善するなど良い効果は知っているものの、デメリットについてはあまり知られていません。
着圧が強いとかゆみを感じたり、肌にダメージを受けたりする可能性があるので、着圧ソックスの素材や着圧の強さに注意する必要があります。
今回は着圧ソックスを使うデメリットを3つ紹介していきますね。
デメリットを押さえておくと商品を選ぶ時にも役立つので、この記事を読んでしっかり確認していきましょう!
素材や着圧の強さによってかゆみを感じる場合がある
着圧ソックスのサイズが合っていなかったり、締め付ける圧が強すぎたりすると肌に負担がかかり、かゆみを感じる場合があります。
着圧ソックスにはナイロンなどの化学繊維が使われているため、肌の水分を奪われて乾燥する原因となるのです。
私も、着圧ソックスを履き始めた時はチクチクする感じがしてかゆかったのですが、洗ったり何度か履いたりしているうちにチクチクした感覚はなくなりました。
肌が敏感な場合は、天然素材の繊維が使われている着圧ソックスを選ぶと良いかもしれませんね。
さらに、着圧ソックスを履くと血流が良くなり汗をかきやすくなるため、そのまま続けて使用すると肌がかぶれる可能性があります。
夏場は蒸れやすく、汗もかきやすいので、肌トラブルには注意しましょう。
汗をかいていないと思っても、こまめに洗濯して清潔に保つように心がけると、トラブルを防ぐことができますよ♪
着圧ソックスに締め付けられると動きにくさを感じる
着圧ソックスを着用すると、締め付けられることで動きにくさを感じる場合があります。
伸縮性がある商品は多いものの、膝を曲げたり足首を動かしたりする時に違和感があるかもしれませんね。
さらに、着圧ソックスを履いて寝ると、締め付けが苦しかったり窮屈だったりして寝つきが悪くなる可能性もあります。
あまり眠れないようなら着圧の弱いものを使用したり伸縮性の高い商品を使うようにしたりしましょう。
また、着圧ソックスを使用するとお腹が締め付けられるため、トイレに行く頻度が増える可能性があります。
さらに、脱ぐ時に手間がかかりトイレに行きにくいと感じるようです。
着圧ソックスは昼用と夜用など種類も豊富なので、着用する時間帯や履き心地に合わせて着圧の強さを調整しましょう♪
着圧効果の高い医療用のソックスは値段が高くなる
着圧の効果が高いものを選ぶなら医療用をおすすめしますが、値段の高いものが多いです。
着圧ソックスには、市販のものから医療用のものまで幅広く、医療用の方が耐久性に優れて着圧も長持ちしやすいという特徴があります。
市販のものと医療用の違いは着圧の強さで、着圧が強い医療用の着圧ソックスは、下肢静脈瘤やむくみを治療するために使用される場合が多いです。
使い方や目的に応じてあなたにピッタリの商品を見つけてみましょう。
着圧の違いは以下の通りですが、着圧が強いものでは2倍以上の差があるのです!
医学的な根拠を基にして作られている商品の方が、使っていても効果がありそうですし、安心できますよね。
しかし、着圧効果が高ければ良いというものではなく、長時間の使用はかえって症状を悪化させる可能性があります。
市販のもので手軽に試したい場合は、医師監修の商品を選ぶと良いかもしれませんね♪
着圧ソックスがおすすめなのはむくみや冷え性で辛い時
着圧ソックスは、履くだけでむくみや冷え性を改善する効果が期待できるのでおすすめですよ♪
今回は着圧ソックスを使うメリットを3つ紹介するので、むくみが気になる場合は試してみてください。
着圧ソックスは、スーツや普段着にも合わせやすく、引き締め効果によってスタイルが良く見える効果もあるのでぜひ試してみてください♪
パンパンな足のむくみを解消!着圧で細見え効果も期待
着圧ソックスのメリットで一番知られている効果が、むくみの解消ではないでしょうか。
デスクワークや立ち仕事が続くと足に血流が滞って、夕方になると足がパンパンなんてこともありますよね。
むくみがひどいと、パンプスがきつくて履けなかったり、靴下の跡がいつまでも残ってしまったりして、足が太く見えてしまいます。
そこで、着圧ソックスを履けば、足に適度な圧力をかけることができて、血流の流れが良くなるのです!
着圧ソックスを仕事中に履いていれば、むくみが改善してゾウ足と言われることもありません。
血流が流れるようになると、水分や老廃物が排出されるようになるため、むくみの解消につながりますよ。
仕事中でも軽くマッサージしたり、体を冷やさないようにしたりすると、むくみを予防することができるので試してみてくださいね。
血流の流れが良くなるので冷え性対策にもおすすめ♪
着圧ソックスを履くと血流の流れが良くなるため、血管が細い手足の先まで十分な血液が送られるようになります。
女性は男性よりも筋肉が少ないため、血行不良になりやすく、冷え性になる場合が多いです。
冷え性の場合はむくみやすい傾向にありますが、冷え性を改善することで同時にむくみも解決する可能性がありますよ♪
特に、冷たい飲み物が好きだったり、食事の偏りや運動不足が目立ったりすると冷えの原因になるので、生活習慣から気を付けるようにしましょう。
暖かい日でも、体が温まらず手足が冷えているようなら、冷え性対策として着圧ソックスの使用がおすすめです!
骨盤の歪みを整えて下半身ダイエットのサポートにも!
着圧ソックスには、足のむくみや冷えを改善するだけでなく、骨盤の歪みを整える効果が期待できるものもあります。
普段から足を組んだり運動不足だったりして、骨盤の歪みが気になっている場合は、骨盤の周りまでサポートしてくれる着圧ソックスがおすすめですよ!
悪い姿勢を続けていたり、出産したりすると骨盤は少しずつ歪んでいきます。
骨盤を正しい位置に戻すことで、冷え性やむくみが改善されるだけでなく、下半身のダイエットをサポートしてくれるのです!
骨盤の周りをテーピングで支える構造となっているため、着圧ソックスを履いているだけで骨盤の歪みを整えることができますよ♪
骨盤の歪みは、ストレッチをしたり普段の姿勢を意識したりするだけでも改善できるので、試してみるのもひとつの手ですね。
着圧ソックスが逆効果にならないように注意点を守ろう
着圧ソックスにはむくみ改善などさまざまな効果がありますが、いくつか注意点を守って使用しなければ逆効果となってしまいます。
そこで、今回は着圧ソックスを履く時の注意点と、正しい履き方について紹介していきます!
着圧ソックスは長時間履き続けると逆効果になる場合があるので、使用時間や履き方を守るようにしてください。
着圧ソックスをいつ履けばいいのか迷っているあなたのために、おすすめの時間帯も紹介しています♪
着圧ソックスを履く時の注意点を3つ紹介!履きすぎはNG
着圧ソックスを履く時には注意点があり、正しい使い方をしなければ逆効果になる場合があるので気を付けましょう。
今回は、着圧ソックスを履く時の注意点を3つ紹介していきます。
特に、疾患があり病院に通院している場合は、今回紹介する注意点をしっかり確認してから使うようにしてください。
疾患がある場合は医師に相談する
血行障害や炎症など疾患を抱えている場合は、症状が悪化する可能性があるため、医師に相談してから使用することをおすすめします。
また、高血圧だったり、妊娠していたりする場合にも、使用を控えた方が良い時があるので気を付けてくださいね。
しびれやかゆみを感じた場合は、着圧ソックスの使用をやめて医師に相談しましょう。
自己判断で使用して症状が悪化してしまうと、むくみの改善どころではなくなってしまいますよ。
サイズや着圧の強さは適切なものを選ぶ
着圧ソックスは、着圧が強ければ良いというものではなく、小さいサイズを選んで引き締め効果を高めようと思っても逆効果になる場合があります。
着圧ソックスを使うのが初めてで、着圧の強さが分からない場合は以下を参考にしてくださいね。
始めは弱めの着圧から試すのが良いですが、むくみが強いと感じる場合には、40~65hPa程度の着圧が強いものを使用すると良いかもしれません。
むくみ具合やあなたの体型に合わせて適切なものを選ぶことで、着圧ソックスの効果を存分に感じてみてください♪
1日中履きっぱなしにしない
さらに、1日中履きっぱなしだと血行不良の原因となったり、肌トラブルの原因となったりします。
ずっと履いていた方が高い効果を感じられるような気がしますが、何事もやりすぎは良くないのです。
使用時間は、メーカーがおすすめしている時間を守りましょう!
特に、寝ている間には使用しないように注意を促している商品もあるので、着圧ソックスを使う前に確認してください。
長時間使用しても効果が高まるわけではないので、使用時間を守って使うとトラブルの発生を防ぐことができますよ。
かかとを合わせて履くとシワにならず伸ばしやすい
着圧ソックスは正しく使用しなければ、むくみ改善などの効果は得られず、血流障害などの問題が起きる可能性もあるので注意が必要です。
正しい履き方をマスターして、着圧ソックスの効果を実感してみましょう!
<着圧ソックスの履き方>
- 着圧ソックスに手を入れて、かかと部分をつまむ
- かかと部分をつまんだまま、裏返す
- つま先から履いて、かかとを合わせてしっかり履く
- 裏返しにした着圧ソックスを表に返しながら履く
- シワや重なりがないようにしっかり伸ばす
しっかり装着できているか確認するポイントは、かかとの位置が合っているか見ることです。
かかとの位置が合っていない状態で伸ばしてしまうと、うまく履けなかったりシワになってしまったりするため気を付けましょう。
脱ぐ時は着圧ソックスを足首まで裏返しながら下げて、かかとから脱ぐとスムーズに脱ぐことができますよ♪
着圧ソックスはむくみやすい夕方に向けて日中に履こう
着圧ソックスを履くのに効果的な時間は、立ち仕事やデスクワークなど同じ姿勢が続く日中がおすすめです。
日中に着圧ソックスを履いていれば、夕方になるにつれて気になり出す足のむくみを和らげることができるでしょう。
着圧により足を細く見せられるのも嬉しいメリットですね♪
寝る時に冷えが気になる場合は、着圧が弱めに作られている夜用の着圧ソックスを使うと、ゆったりとリラックスできますよ♪
私も日中に動きにくくなったりトイレに行きにくかったりするのが嫌で、夜用の着圧ソックスを使用していますが、履いているだけで温かいです。
着圧が強すぎると、寝苦しかったり血流が悪くなったりするため、着圧ソックスを選ぶ時には注意しましょう。
まとめ
- 着圧ソックスを使用すると、かゆみを感じたり動きにくさを感じたりする点がデメリットとして挙げられる
- 医療用の着圧ソックスは耐久性に優れて着圧も長持ちしやすいが、市販のものに比べて値段が高いというデメリットがある
- 着圧ソックスを使うことで、足のむくみが解消されたり、冷え性が改善したりする効果を期待できる
- 骨盤をサポートするタイプの着圧ソックスを使用すれば、悪い姿勢や出産が原因で生じた骨盤の歪みを整えることができる
- 疾患があると着圧ソックスを使用できない場合があるので、血行障害や炎症など疾患を抱えている場合は、医師に相談してから使うようにする
- 着圧ソックスを1日中履きっぱなしにしたり、サイズや着圧の強さが適切でなかったりすると、逆効果になる場合がある
- 着圧ソックスの履き方は、つま先から履いてかかとを合わせてから履くことで、シワになったり重なったりすることなくしっかり履ける
- 着圧ソックスは、立ち仕事やデスクワークなど同じ姿勢が続く日中に履くことで、夕方ごろに発生するむくみを解消することができる
着圧ソックスのデメリットを知って正しく使えば、むくみ解消や冷え性改善など嬉しい効果を得ることができますよ!
着圧ソックスには、素材や着圧の強さなどさまざまな商品が存在するため、あなたの体質やむくみの強さに応じて最適な商品を見つけてみましょう。
今回紹介した着圧の強さや使用上の注意を守ると、むくみのないきれいな足を手に入れることができるでしょう♪