ワンタッチで開く傘は、手がふさがってしまう雨の日にはとても便利です。
しかし、使っていると突然「閉じない!」と焦った経験はありませんか。
傘が壊れてしまうと、捨てて新しいものを買うしかない、何を買おうと悩む場合もあると思います。
しかし、ワンタッチ傘が壊れてしまっても、自分で簡単に修理はできるんです。
準備するものも2、3個だけなので、壊れた日にホームセンターで必要な部品を買えば、その日の夜には修理が完了しますよ。
この記事では、ワンタッチの傘が閉じない原因や修理方法、おすすめのワンタッチ傘について紹介します。
雨の日の荷物はできるだけ軽くしたいですよね。
クニルプスのワンタッチ傘は8本骨で丈夫なつくりなのに235gという軽さ!
厚さもたった5cmなので、かばんの中にすっきり収まりますよ。
ワンタッチで傘が閉じない原因の多くはサビ
ワンタッチで傘が閉じない原因の多くは、留め具にサビがつき、固まってしまうためです。
サビをとれば、閉じられますよ。
原因はわかったけど、サビを取るなんて時間もかかって大変そうと思ったあなた!
実は、簡単にサビが取れる方法があります。
それは「木工用ボンドをサビの部分に塗り、乾いたら剥がす」たったこれだけです。
思った以上の手軽さに拍子抜けしてしまいますが、これで取れます。
あまりにも頑固な強いサビの場合には、専用のサビ取り剤が必要ですが、まずは家にあるボンドで試してみてください。
サビは、傘を濡れたまま放置することで発生し、ワンタッチで傘が閉じない原因となります。
私も濡れたかばんや洋服はきちんと乾かすのに、傘のことはついつい後回しにして、放置してしまうことがよくあります。
サビが傘につくと、ワンタッチで閉じない原因となるため、濡れたら拭く・乾かすなどのお手入れを普段からすることが大切です。
ワンタッチ傘の修理は家でできる!簡単な3つの方法
突然、ワンタッチで傘が閉じなくなった場合は、サビが原因の場合が多いですが、破損が原因ということもあります。
実は、破損が原因でも家で簡単に修理できます。
例えば「サビはないけれど傘が閉じない」「傘が折れてしまっている」という場合には修理が必要です。
破損の場合は、修理に必要な部品を購入する必要がありますが、ネットやホームセンターで手軽に購入できますよ。
まずは、どこが壊れているのか傘の状態を確認してみましょう。
傘が閉じないときは最初に留め釘を見てみよう
ワンタッチで傘が閉じない場合、留め釘を修理すると直ります。
私も最初は、知らない言葉が出てきてよくわかりませんでしたが、傘のことがわかると、案外簡単と思いました。
まず、傘の構造を簡単に説明しますね。
傘を開閉するときに持って動かす部分を「下ロクロ」、傘の骨を束ねている部分を「上ロクロ」と言います。
傘が閉じない原因の多くは、閉じているときに下ロクロが上にいかないよう止める役割の留め釘が抜けてしまうから。
留め釘が抜け、下ロクロが上ロクロまでいってしまい、合体すると閉じなくなってしまいます。
そのため、基本的にはここを修理すると、ワンタッチで傘が閉じるようになりますよ!
準備するものは、「木ネジ」と「ドライバー」です。
まず、傘の骨の先端で布と骨を留めている「露先」という部分を全てはずし、傘を閉じてください。
すると、布が骨を引っ張らなくなり下ロクロが元の位置に戻りますよ。
あとは、ドライバーで木ネジを留め釘の代わりにねじ込むだけ。
留め釘が入り、露先を元に戻せば、修理完了です。
実際、露先をはずしてみると、小さい部品に力をこめないといけないため、ペンチではずした方が楽ですよ。
骨が折れたときは専用の爪をつければすぐに直る
骨が折れてしまった場合には、骨の折れた部分に専用の爪を取り付け、ニッパーで留めると直りますよ。
ワンタッチの傘に限らず骨が折れることはありますが、傘の形を維持するために重要な骨が折れてしまっても修理は可能。
準備するものもニッパーと折れた骨を繋げる三ツ爪・四ツ爪だけで、ネットやホームセンターで購入できます。
びっくりするくらい簡単ですよね!
爪を留めるときは、結構な力が必要なため、特に女性はニッパーやペンチがあると楽にできます。
関節が壊れたときは折れた部分を角芯で固定すればOK!
関節部分が壊れてしまった場合は、折れた部分を角芯で固定し、角芯の穴に針金を通してペンチで結びつければ直ります。
生地に添っている骨と、下ロクロから生地に向かっている骨同士を繋げている部分を角芯(ダボ)と言います。
この部分が壊れたり、外れたりすると動きが悪くなるため、傘がうまく閉じなくなってしまうのです。
修理に必要なペンチ、針金と芯(ダボ)と呼ばれる部品もネットやホームセンターで購入できます。
やはり簡単に修理できてしまうのかと驚きです。
ワンタッチ傘のおすすめ商品3つを特徴とあわせて紹介
ワンタッチで傘が閉じなくなってしまった場合の解決方法を紹介してきましたが、修理は面倒だなと思ってしまいますよね。
「修理しようと思ったけれど無理だった」「いっそ新しい傘が欲しい」と思ったときにおすすめの、ワンタッチ傘を紹介します。
最近は、多くのメーカーで傘が販売されており、ワンタッチで開くだけでなく、サイズや機能性の充実したものが多くあります。
種類もカラーも豊富なため、何が良いのか迷ってしまいますよね。
傘を使うときを想像して、どのような機能が欲しいか考えてみてください。
ドイツ技術の詰まった頑丈で軽量なクニルプス
とにかく軽くて通勤に便利なおすすめの傘は、クニルプスというドイツの企業が販売しているU.220です。
私は仕事に必要な書類やお弁当をかばんに入れると、重くて通勤するだけでもヘトヘトになってしまうため、軽いと助かります。
クニルプスのワンタッチ傘は235gしかないうえに厚さも5cmのため、手軽にかばんに入れられます。
しかも、風速41.6m(時速150km)に耐える高い品質を持っており、安心して使用できますよ。
すぐに使えるようにワンタッチのボタンも大きく作られているので、急いで使うときにも便利です。
荷物を軽くしたいときに、おすすめの折りたたみ傘です。
ワンタッチ傘の大きいサイズを展開する小宮商店
荷物が多いときや体格の大きい男性におすすめのワンタッチ傘は、男性傘と同じ65cmで作られている小宮商店の大きい傘です。
小宮商店は日本にわずかしかない洋傘の専門店。
高い技術を持つ会社で、折りたたみ傘でもサイズ展開が可能になっています。
開くと、直径約115cmにもなりますが、丈夫なグラスファイバーでできた骨が8本もあるため、強風にも負けません。
傘が大きいと、通勤時に服が濡れて、1日冷たいなんて思いもしなくて済みますよ。
低価格で高機能なコスパの良いKIZAWA
KIZAWAのワンタッチ傘のおすすめポイントは、機能性が良いうえに低価格というコスパの良さです。
低価格ですが、骨の数は8本で作りはしっかりしているうえに晴雨兼用の傘になっています。
天気に関係なく持っておけば、雨でも晴れでも大活躍!
日傘を購入するお金も浮くため、嬉しいですね。
朝から折りたたみ傘を持って行くか悩む必要もありませんよ。
まとめ
- ワンタッチ傘が壊れても、自分で簡単に修理ができる
- ワンタッチで傘が閉じない原因は、留め具にサビがつき、固まってしまうため
- 傘のサビに木工用ボンドを塗ってとってしまえば、傘は閉じられる
- サビがないのに傘が閉じない場合には、留め釘を交換すると直る
- 骨が折れた場合は、爪で固定すると簡単に修理できる
- 関節部分が壊れた場合は、角芯で固定すると簡単に修理できる
- クニルプスのワンタッチ傘は、頑丈で軽くて通勤に便利
- 小宮商店の大きい傘は男性用と同じ65cmで作られており、荷物が多いときや体格の大きい男性におすすめ
- KIZAWAの傘は低価格で晴雨兼用の高機能である
雨の日に便利なワンタッチの傘が突然閉じないと、困りますよね。
しかし、壊れてしまってもおうちで簡単に修理できます。
それでも、うまくいかなかったときには新しい傘を検討するのも良いと思います。
まずは、「傘が閉じない」なんて困った状況にならないためにも、日々のメンテナンスを大事にしましょう!
もし修理を試しても直らなかった場合は、買い替えのタイミング!
長く使うためにも、できるだけ壊れにくいものがいいですよね。
クニルプスのワンタッチ傘は、時速150kmの強風にも耐える丈夫さなので、耐久性はばっちりですよ♪